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オリンピックデー

本日6月23日はオリンピックデーなる記念日ですが、なぜこの日がオリンピックデーかというと、1894年6月23日にIOC(国際オリンピック委員会)がフランスのピエール・ド・クーベルタン男爵によって近代オリンピックを作り、オリンピックを通じて世界平和を訴えたことから、IOCが設立されたわけだが・・・!?

平和の祭典といわれるオリンピックだけど、実際は政治や利権が絡む複雑怪奇なものです・・・。
1936年のベルリンオリンピックはナチスが政治利用したことからオリンピックに政治がつきまとうイメージがついたのも事実、1940年に開催予定だった東京オリンピックは日中戦争の激化を理由に開催中止となったり、1948年のロンドンオリンピックは日本とドイツは戦争責任により参加が認められなかったり、1976年のモントリオールオリンピックはニュージーランドのラグビーチームが当時アパルトヘイトを取っていた南アフリカに遠征したことでアフリカ諸国がボイコットしたり、1980年のモスクワオリンピックはその前年にソ連がアフガニスタンに軍事侵攻したことからそれによる抗議の意としてアメリカと日本、西ドイツがボイコットしたり、次の1984年のロサンゼルスオリンピックはその報復としてソ連など東側陣営がボイコットしたり(ただしルーマニアは参加した)。2008年の北京夏季オリンピックでは中国共産党によるチベット弾圧への抗議から聖火リレーでそれが躊躇に出たり(大会期間中にはロシアが南オセチア問題を巡ってジョージアに軍事侵攻した)、現在ではウクライナに軍事侵攻したロシアとそれに賛同しているベラルーシの問題もあり、利権に関しては2021年の東京オリンピックを巡る利権問題が表面化したり、過去には1976年のモントリオールオリンピックでメインスタジアムの建設費が莫大な額となって後年に財政負担を強いられるという事態となったのは有名。
てかこう見るとオリンピックの裏側ばかりクローズアップされているかも知れないが、やはり主役はオリンピックに出場しているアスリートではないでしょうか。アスリートあってのオリンピックなのに、IOCは今やそれを軽視している感じがしてならない。

よく「政治とスポーツは別」というけれど、実際は国家間対立や利権を巡る問題がつきまとってオリンピックこそこれが躊躇に出ているのでは? 1984年のロサンゼルスオリンピックから商業化したせいで莫大な放映権料、今やオリンピックはIOCの保身と利権の為だけに開催されているのではというイメージまであるんだから、今や利権の温床となってしまったIOCの実態を草葉の陰でクーベルタンは嘆いているだろうな。

theme : オリンピック
genre : スポーツ

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