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【カープ情報】2019.08.29 広島対巨人 公式戦23回戦 大瀬良乱調で大炎上、序盤で勝負が決まる

2019年8月29日に行われた、広島対巨人の公式戦23回戦の試合結果

広島 10 0 100 110| 4
巨人 0210 000 00×|12

勝 桜井 8勝3敗
負 大瀬良 10勝8敗
S -

【本塁打】岡本26号、丸23号、メヒア6号

カープの初回の攻撃は、先頭の西川が上手いバッティングでレフト前ヒットで出塁すると、菊池涼が送りバントを決める。
鈴木はボール先行からのスライダーに、バットが思わず出てしまったようなバッティングでサードゴロに倒れるが、松山は真ん中付近へのチェンジアップを捉え、センター前タイムリーヒットを放って先制する。
まずは大瀬良を信頼し、先制して思い通りの試合展開に持ち込みたいという意図はあるだろう。

その大瀬良の立ち上がりは、亀井、坂本、丸に対し、高めのボールがほぼなく、低めに集めて3者凡退に抑えた。
力感のないフォームでコントロールが纏まっており、長いイニングを投げることも十分できそうに思える投球だった。

桜井の投球は、打者1人に対し、1球から2球は高めに抜けるボールが来ており、仕留めるチャンスは十分ある。
2回の攻撃では、安部が四球、メヒアは追い込まれてからのアウトコース高めに抜けたスライダーを捉えてレフト前ヒットでノーアウト1、2塁。
小園は高めに4球ほどきたものの、捉えきれずにライトフラに倒れ、ランナーは進塁できず。
大瀬良の送りバントは、バックスピンがかかってキャッチャー前に戻ってきたことで、三塁フォースアウトとなり、ここでも進塁できず。
そして西川の打席では、変化球が低めに集まり始め、体勢を崩されてのレフトフライに倒れ、無得点に終わる。
立ち直る兆しが見える投球となってしまった。

2回の大瀬良は、どうしたのかという程急変した。 岡本に対して7球目のやや内に入ってしまったスライダーでセンターフライに打ち取るが、力みの見える投球フォームで、無理やりコントロールを付けている印象。
阿部に対してカットボールが引っ掛かり、肩口への死球を与えてしまってから、コントロールも失われた。
ゲレーロにはスリーボールからフルカウントの末に四球を与え、大城に対してもスリーボールからのフルカウント。
そしてインコースへのカットボールを巧く捉えられ、ライト線への2点タイムリー二塁打で逆転を許すことになる。
ただし、その2点だけで抑えることが出来れば、試合展開としてはまだまだこれからというところ。
田中俊をファーストゴロ、桜井をサードゴロに打ち取って、追加点は防いだ。

急変した原因としては、想像でしかないが、送りバント失敗の際の、バックスピンが掛かるようなボールの当て方にあったのか、その後のランナーとして塁上に残ったことのどちらかしか考えられない。

そして、3回裏は変化球の抑えが全く効かなくなり、ボールか、甘く抜けたようなスライダー、カットボールが続き、大炎上して試合の大勢が決まった。

ランナーの残った状態で、しかも投手と捕手のダブルスイッチでほぼ勝負を捨てた状況で登板した塹江はともかく、その後の島内と今村の踏ん張りを見れば、早めの継投ができれば、際どい勝負に持ち込めたかもしれない。
ただ、2回裏の投球で異変の前兆があったとは言え、3回裏から交代させる選択肢はない。
1イニングだけで立ち直る、修正できるかもしれないし、それが出来てきたからこそ、両リーグ最多の6完投をしてきたという、実績もある。
今日の試合は、首位チームとの現時点での力の差が現れたと言う他ない。

ただ、ラストスパートを掛ける最初のカードで負け越しただけで、じゃあ走るのを止めるのかと。
最初の躓きを挽回すべく走り切ってもらいたい。

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