2019年8月28日に行われた、広島対巨人の公式戦22回戦の試合結果
広島 101 000 000|2
巨人 000 042 00×|6
勝 菅野 11勝5敗
負 野村 6勝5敗
S -
【本塁打】菊池涼11号、西川14号、坂本33号、岡本25号、亀井12号
初回の菅野の、西川への投球を見て、今日は1点勝負を覚悟した。
しかし、アウトコースへのスライダーを捉えた、菊池涼の左中間スタンドへの本塁打で、初回にその1点が入った。
この1点が、初回に入ったことで、逆に1点を守ろうという我慢の試合展開を強いられることになるか、幸先が良いと前向きに試合を進められるかは、野村の投球次第。
その野村の立ち上がりは、坂本と丸に対しては、徹底的に長打を避ける投球で2者連続四球を与えるが、狙ったコースには投げ込めている。
そして岡本をサードゴロ併殺打に打ち取り、無失点で抑えた。
昨日と同じく、本塁打2本で2点をリードする展開となり、野村は四球を出しつつも要所を抑えるというのも昨日と同じ。
しかし、菅野が打者3巡目からギアを上げたような投球で、1番西川が抑えられ、得点機を防がれたことで流れが変わった。
同じく打者3巡目の野村は、逆に同じ様な得点機で、1番亀井にタイムリーを打たれると、そこから長打攻勢で一気にひっくり返された。
勝負どころで、一気に流れを持っていかれたという試合となってしまった。
5回だけ、という見方もあるが、同じ本塁打2本でも得点に差が出た。
四球を出しながらも粘る、というのは野村の投球スタイルではあるが、諸刃の剣と言うこと。
5回の亀井以降、ゴロを打たせられなかった、という点においては失投が続いたということなのだろう。
ただ、課題の7回と8回は、今日は塹江と薮田で無失点に抑えた。
一方的な敗戦という印象が残らなかったのは、この2人の投球によるところが大きい。
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