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【カープ情報】2019.08.04 広島対阪神 公式戦18回戦 メヒアの特大スリーランなどで序盤から大量援護、九里粘投で6勝目

2019年8月4日に行われた、広島対阪神の公式戦18回戦の試合結果

阪神 000 020 300| 5
広島 520 003 000|10

勝 九里 6勝5敗
負 岩田 3勝4敗
S -

【本塁打】メヒア3号、原口1号

昨日は西に対して、ほぼいいところなく抑えられたカープ打線だったが、ジョンソン、藤川に対しては得点圏にランナーを進めることが出来た。
また、今日は左腕の岩田との対戦で、右左の違いもあり同じ様な攻め方をされる心配は少ない。

初回の九里の投球は、低めにストレートが集まるし、キレもある。
ヒットこそ打たれたものの、大きく崩れるような不安は感じなかった。

一方で初回のカープの攻撃は、鈴木のショート正面への打球が大きく跳ね、タイムリーヒットとなるツキがあった。
捕球できていれば併殺コースの強い打球でもあり、ここで岩田に粘り切られていれば試合展開が大きく変わった可能性がある。

會澤がタイムリーヒットで続き、メヒアは完全な失投のような高めのスライダー。
打った瞬間に本塁打を確信する特大の本塁打で、初回に5点を先制する。

2回にはソラーテの送球ミスでもらったチャンスを生かして追加点を奪うが、全般的にソラーテの守備の動きは鈍い。
本調子ではないのか、不慣れなポジションなのかは分からないが、昨日の動きは二遊間の野手という感じはしなかった。

さて、序盤に7点リードを奪ったが、とにかく試合展開が遅く感じた。
よく言われる夏場に投手がバテてくる、という様子が伝わってきた。
九里は粘投で6回2失点で纏めたが、投球リズムは良くはなかった。

2番手で登板の遠藤は、変化球がストライクが入らず、ストライクゾーンのボールはストレートであっても変化球であっても、ほぼ芯で捉えられていた。
特にストレートのキレがないのだろうと感じた。
代わって菊池保のストレートは、球速以上のキレを感じ、フルスイングで捉えられるという感じはなかった。

今村はスライダーを見極められるケースが多かったようで球数が嵩んでしまうが、フランスアは近本のヒット以外は文句なし。
今後は遠藤のポジションに中崎を起用したり、今村の調子が落ちてくれば、外国人枠を活用しながらレグナルトを戻したり、ヘルウェグを登録したり、首脳陣の手腕が試される場面が来る。

その中でも、クローザーのポジションに慣れ始めているフランスアがどっしりと構えてくれていれば、チームとしても安心して試合を運ぶことが出来るだろう。

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