にきログ

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で、この作品基本的に主人公が報われて成長するとか、良い思いするとかそういうのが全然ないんですよね
見ていて痛々しくなるマイナス方面の実行力とよくわからない前向き思考はありますが
まぁでもアニメなんである程度デフォルメはされているんですが

私はだいぶ俯瞰的に見てたのでまーた馬鹿なことやってるよもこっちって感じで見て
初回以降はそんなに共感とかは無かったですね
（心の中でゆうちゃんをビッチよばわりとか何気に酷いし）

個人的に一番きつかったのは夏休みのきーちゃん回でしょうか
なんかどんどん悪い方向にいっちゃうし
最終的に憧れの存在から哀れむ存在まで格下げされたもこっち…


あともこっちってビジュアルも基本は悪くない（お母さんも可愛いし）
なのでゆうちゃんに化粧（クマ隠し）と可愛い服選んでもらえばかなり可愛くなると思うんですよね
ただ性格が捻じ曲がりすぎてて見た目がたとえ良くなってもリア充な未来があまり見えない…
必死に彼氏作ろうとしてましたけどまず友人をつくることからはじめないと

ただ基本周りは善良に描かれてるのでいじめとかは全然ないんですよね
存在が空気過ぎるってだけかもしれないですけど
女子の場合下手したらグループうんぬんも関わってきそうですけどそこまで描いたらシャレにならないか
（高校生だとそういうのもだいぶ薄れるとはおもいますが）


ただ強烈な話が多かったんですが終盤はちょっとパンチが弱く感じちゃったのは残念だったなぁ
痛々しさも見ていくと慣れちゃった部分もありましたし
最終回も特に何かあったってわけではないので印象がそんなにないというか
文化祭の実行委員長との交流はあれで終わりなんだろうか？

あとこのばかさ加減とかちょっと初期のちびまるこちゃん思い出しました
（初期は結構毒のある作品だったんですよね。まるこが鼻血に憧れる回とかある意味この作品的なノリですｗ）

声優の橘田さんはミルキィホームズの演技ぐらいしか知らなかったのですが
もこっちの役もなかなかはまっていたと思います

なんにせよなかなかインパクトのある作品でした