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ユーリ!!! on ICE 全12話

とりあえずみていた秋アニメの感想です
私自身フィギュアスケートは好きでよくみていたので
それを題材にしたアニメが放映されると知ったときは楽しみでしたね

以前「銀盤カレイドスコープ」というフィギュアスケートが題材のアニメがあったのですが
それは色々な意味で残念な作品だったので・・・
そもそもアニメーションでフィギュアスケートのシーンを毎週描くってだけでかなり大変な作品だと思います
(単発でスケートシーンがあったアニメはいくつかありましたけど)


で、このアニメはグランプリシリーズを放映するテレビ朝日が放送したので題材もそこになってきます
(世界選手権とかはフジテレビが放映してる)
なのでリアルのグランプリシリーズと同時期に相乗効果で盛り上がろうって感じで個人的には面白かったです

あらすじ
グランプリファイナルで惨敗。故郷九州にかえることになったフィギュアスケーター勝生勇利。
「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」
そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…
日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーターユーリ・プリセツキー。
2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!

(世界選手権でないのは局の都合ですが今はオリンピックも商標の関係でおいそれとは作中で出せないんですね)

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theme : アニメ
genre : アニメ・コミック

ヨスガノソラ 全12話

さて、色々と波紋を呼んだ作品もついに終わりました。
視聴をしていたのでまとめて感想を書きたいと思います。


そもそも規制が色々と言われている時期に、ここまでの描写をやったこの作品はどうなんでしょうね。
素材としては面白かったんですが、結局はそういう描写ありきになってしまったのは残念だった感じですかね。

1クールで4人(おまけのメイドを入れれば5人かな)のキャラを、セーブとロード形式で攻略するというアニメでは珍しいやりかたでした。
しかし結局は尺不足で物語性という意味では物足りなくなってしまった印象です。
個人的には奈緒と穹にしぼって1クールでじっくりやってくれれば良かったのになと思ってしまいます。


まぁそれだと毎回いろんな女の子とのそういうシーンがはさめないってことなんでしょうけどね。
そのためにそういった描写には力が入っていても、なぜ2人がそれぞれ好きになって付き合うようになったかの描写がかなり唐突なものが多かったですね。
いつのまにか付き合って関係性をもつようになり問題を解決してしまっていた気がします。

そのために物語性としてそういう描写にしてもどっちつかずになってしまったんじゃないのかなと感じてしまいました。
(私自身はR指定のアニメを見たことはないので描写的にどの程度ってのはわかりかねるんですが)

また、最終回になってようやく相手をどうして好きになったかとか、兄妹でっていうことについての苦悩だとかを語り出した悠
個人的には各ルートでそれぞれにこういう描写が欲しかったかな
心理描写はかなり適当というかはしょってた作品だったので

しかしもう穹と関係を持ってから苦悩してたんで
この苦悩は前回描写しとけよって感じでもあるんですけどね


穹に関しては奈緒が悠を襲うシーンを見てから歪んだ部分もあるのかなと
かなり悠との2人の関係に固執してましたし
ここは兄として悠は流されちゃいけなかったんだけどね

最終的なエンドはハッピーエンドとは言えないような感じでしたね
(このままだとまた悠が流されて~ってしか想像できない)
ここは親戚の言うとおりとりあえず距離を置いてみるとか、離れる時間が必要だったんじゃないかなって気はしますけど
それとあれ下手したら死んだ思えるような演出でもあった気がしないでもない

あとは委員長がちょっと可哀想だったかな
あこがれてた男の子が~って知っちゃったし最後もそのままって感じだったし
あいう常識や正論を言うキャラがいたってのは良かったと思いますけどね
そして奈緒もなんだかんだで懐の広い人でしたね


結局この作品は物語よりもサービス方面に力を入れてったってことなのかな
個人的には田舎の綺麗な風景や作画も悪くなかったし
音楽も良い感じでした
OPは映像も含めて結構好きでした

こういった作品が出たことがどう影響があるのかなと色々と考えてしまう作品でしたね

theme : アニメ・感想
genre : アニメ・コミック

よみがえる空 -RESCUE WINGS-  全13話

こちらアニメでは珍しい航空自衛隊を扱った作品です。
内容としてはかなり堅実で地味でリアルでアニメアニメしていない作品でしたね。
でも個人的には面白かったです。
こういう職業アニメがもっとあっても面白いのになと感じました。


まずこの作品オリジナルなんですけど非常にシビアでしたね。
見ていて本当に誰が助かるか分からないのでかなりハラハラしました。
そういう意味ではしょっぱなのエピソードはかなり強烈だったと思います。

最終エピソードの雪山遭難でも遭難者の気持ちが分かりすぎて本当にハラハラしました。
一緒にいた後輩の様子とか、救助されるときの彼の言葉とか何とも言えない気持ちになってしまいましたね。
実際よく遭難者が報道されますけどその裏側を見た気がして無責任なテレビの言いようにいら立ったもんです。

また、職業物ですがそれぞれの日常やキャラもちゃんと立ってて良かったですね。
主人公の一宏と恋人のめぐみとのやりとりだとか、パイロットとしての気持ちとか鬼教官の本郷の過去や家庭での様子。
めぐみについてもひとりの人間として色々な背景が描かれていて良かったですね。
あとは一宏も特に凄い才能をもってたり、よくある熱血タイプでもないリアリティのある性格だったかなと思います。


見ていて本当にドラマを見ている気分になりましたよ。
このアニメはドラマじゃダメだったのかって思ってしまう部分はあるでしょうね。
13話とか特に派手な展開もない日常って感じでしたからね。
(しかも出てくるのはおっさんばかりw)

個人的に良かったのはアイテムの使い方が上手かったことですね。
めぐみが出版社に勤めてて本をからめてみたり、一番良かったのはひょっこりひょうたん島でした。
あの歌詞がこんなにも物語にハマッて最終的に使われるとはと感心しました。


ただ、残念なのは最終的なオチが主人公の空はよみがえってないってことですかね。
あと1クールだったんでちょっと物足りなかったかな。
一宏がもっとパイロットとして成長していく様が見てみたかったですね。
まだまだ新人としてやっと立ち上がれるようになったかなってぐらいなので。
もっと皆とのやりとりや事件に関わるところとか見たかったな。

あとはキャラデザはこの作品の雰囲気にはあってたんですが、描き分けがあんまりなくて多少混乱しました。
何回か声をきくまでこれは主人公かと迷ったりしたので・・・・・。
これはどうにかならなかったか少し気になりました。


でも普段知らないような自衛隊の様子や救援活動について知ることが出来たし。
地味ではありますが作品としては良かったと思いますよ。
アニメを普段見ないような人に逆に薦めやすい作品かなとも思いました。

theme : アニメ・感想
genre : アニメ・コミック

四畳半神話大系  全11話

最終回ということで総合的な感想です
湯浅さんが監督と言うことでかなり面白い演出や画面作りをしていた作品でしたね


そもそもこのアニメ3話ぐらいまで見て放置していたのを最終回が放送されたので一気に見ました
見終わった感想としては面白かったです
ループ世界が収束し、私が色々なものに気づいて幸せをつかみ取る図は良いですね

ただ、ループものの宿命として最初だるかった
途中で視聴をやめていたのはそのせいなんですよね
3,4話あたりが一番見ててつらくなってくるときかもしれません
ほんわかは宗教団体的な怖さが結構面白かったので

個人的にはジョニーが出てくる英会話サークルあたりからはあんまりだるさを感じずに見ることができました
テンションの高いジョニーさんのおかげかもしれません
東のエデンでもジョニー連呼に笑いましたがこの作品では檜山さんが熱いジョニーを熱演されていて笑えましたよ


あとは主人公のがいつまでたっても目の前の好機にに気付かず後ろ向きなのも見ててちょっとイライラする部分があったかな
明石さんもなんかかわいそうに感じちゃいますしね
まぁこれは10話の彼の苦悩のためであり、最終的には自分の過ちをきちんと自覚したので仕方ない部分もあると思いますけど

個人的にはもう少し私と明石さんの物語が見たかったかな
互い歩み寄るまでが長かったのでそこはちょっと不満かも
可愛い明石さんがもっと見たかったです


印象的だったのは小津の顔の変化でしょうか
今までの顔と最後の顔では全然違いますからね
また、最後の私の顔が変わってたりと運命の黒い糸のつながりとか興味深かったかな

そして映像表現でも印象的でした
とくに10話11話はほとんど実写背景であり異質でしたね
OPが伏線だったりしたんですがなんともいえない独特な雰囲気でした

この作品はある意味青春賛歌なのかなと思いました
ないないと無い物ねだりや卑屈になっていた私が
その何気ない中に自分が求めていた青春があったと気づいたわけですから


あとは色々なところにちりばめられている伏線もたくさんあって面白かったですね
1話から見直すともっと気づく箇所もありそうですけど

原作がありますがかなりアニメオリジナル部分も多かったようですね
独特の演出や絵柄も良かったと思います
11話という話数はちょっと長く感じてしまう気もしますが、一気に見た方がよい作品かなとと思います
何にせよ見て楽しかったです

あと1話まるまる一人で喋りまくったりとにかくモノローグが多くて主役の浅沼さんは大変だったと思います

theme : アニメ・感想
genre : アニメ・コミック

プロフィール

藍依

Author:藍依
アニメを見たり語ったりすることが大好きです。
社会人になってからはなかなか忙しく更新もゆっくりですが、マイペースに続けていけたらと思います。
アニメや映画や漫画や本など、自分が見たり読んだりしたものの感想を書いていきたいと思います。

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