2023
01/15
日
前回に続き、東山区ロクロ町にあります
『六波羅蜜寺』(ろくはらみつじ)です(^^)/
前回は「本堂」より南側にあるものを紹介しましたので、「本堂」から見ていきます。
「本堂」は東にある道路側に入口があり、正面はスペースがないため全景が撮れませんので、斜めから広角で撮りました。本堂は本瓦葺き寄棟造りの向拝付きとなっています。室町前期に建立し、貞治二年(1363)の再建で国の重要文化財に指定されております。
向拝も三間ありとても広いです。中央には「六波羅蜜寺」の寺号が書かれた銅製の扁額が掲げられています。
「本堂」に入る前に境内北側にあるお堂から先に見ていきます。堂内には「銭洗い弁財天」、「水掛不動尊」、「水子地蔵尊」が祀られています。
「迎鐘」の額がある小堂には鐘があります。これは8月の萬灯会にて精霊を迎えるために撞くのが「迎え鐘」と言い、冥土までひびく鐘にてこの世に呼び寄せられると云われているようです。
小堂の奥には、手前が「水子地蔵尊」が並び、「水掛不動尊」と最奥に「銭洗い弁財天」があります。
「銭洗い弁財天」では、ざるの中にお金を入れ洗い、洗い清めたお金を授与所で「金運御守り」にしていただけるようです。
「柄杓一杯の水を三回に分けて掛け、清めたお金は使わず貯めて下さい」
と説明書きがありました。
「本堂」に戻りまして、向拝から堂内に入ってお参りします。左の方に人が並んでいますが、奥に納経所があり、そこで西国三十三所の御朱印をいただくことができます。
六波羅蜜寺は西国三十三所観音霊場の第十七番礼所となっています。
中央奥が内陣となっています。手前の賽銭箱の前でお参りをさせていただきました<(_ _)>
「本堂」でのお参り後は、重要文化財収蔵庫の「令和館」に行きます。
「令和館」内は撮影禁止となりますのでここまでです…(-_-)
「令和館」内には数多くの文化財がありました。ホント(°0°)ビックリです。ですので、いただいたパンフレットから抜粋して紹介します。
国宝の御本尊は秘仏なので展示されていませんでしたが、1枚目の「空也上人立像」は今にも動き出すんじゃないかと思うくらいの彫刻です。「運慶・湛慶坐像」についても精巧さが際立っておりました。その他「平清盛坐像」など、多くの重要文化財が収蔵されていましたので、有料でも見る価値は十分にあると思います。
これで六波羅蜜寺は終わります。
御朱印は西国三十三所の御本尊、中央は六波羅堂と書かれています。
場所:六波羅蜜寺
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