
笑うアベには福来たる
歓喜の一夜から皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
試合後もインタビューやビールかけまでじっくり追いつつ、
翌朝はスポーツ新聞を求め、手記等を読みふけりながら余韻に浸る…
そんなファンが大半じゃないですかね。自分もご多分に漏れず(笑)
この4年間、長かったです。
前回優勝(2019年)も5年ぶりでしたが、それ以上に長く感じた。
スターの不在(衰え)…勝負所で踏ん張れない…
ついに訪れてしまった、「連続Bクラス」という低迷。
変わりたいと思っても、なかなか変わることができない。
90年という伝統が、かえって足枷になっているのではないか。
そういう状況の中で、今度こそはと臨んだ新政権。
全てが劇的に変わったわけではありません。
むしろ至らない点は多くあり、不満もあるシーズンだと思います。
それでも、歓喜の瞬間。
僕は思っていた以上に、安堵し、じわりこみ上げるモノがありました。
少なくとも、現場はそれ(伝統)を誇りにしていた。
足りない部分を、フロントも含めた「チーム力」でもぎ取ろうとした。
苦しくてもその先に笑顔があると知っていた。有言実行のSeptember.
GIANTS PRIDEは、そこに在った。
やっと……還ってきたな……
試合について。
優勝決定に相応しい、「出し切った」内容だったと思います。
菅野は最後まで「さすがの」ピッチング。
序盤はやや上ずったボールもあったものの、すぐに落ち着きと自信を取り戻した。
打たれてもどこか余裕を感じ、楽しんで投げていた。
優勝決めるマウンドで最多勝当確、最高カッコイイぜ。
最後を飾るのが大勢なのはモチロンとして、
個人的に、そのお膳立てを高梨に任せたのも粋な采配でした。
今年に限らず、苦しい時期もずっと縁の下で支えてくれましたから。
「来てよかった」「来てくれてありがとう」 お互いそういう気持ちになってくれてたらいい。
打線については、やっぱり4番。
良くも悪くも岡本の調子と連動しているチームだからこそ、
最後にああやってチームバッティングに徹したことで完成形と成った。
で、その礎を築いたのは尚輝ですよね~
MVP菅野で異論ないけど、チームの「核」だったのは尚輝。改めてそう思う。
この二人が最後に処理したってのも運命的。
小林&増田大タイムリーも盛り上がりました。
マジで2029年と同じ流れだもん(笑) さすが大舞台でしか打たない男。

慣れ親しんだ「10」で、舞う。
現役時代に何回も“した”側から、“される”側へ。
格別でしょうし、だからこそ、“したい”側としても感無量だったのではないでしょうか。
(岡本も坂本も苦しかったよな。ごめんよ。)
21世紀に入ってようやくAHRA以外の監督で優勝できた。
というか、現役時代見てた選手が優勝監督になるの初めて見た。
その後の「Going!」」での由伸(険しい表情)見るとモヤる気持ちもあるんですけど。
満を持して出た「最高でーす!」、その後の涙を隠さ(せ)ない様子など。
オレたちの知ってる慎之助が、そこに居た。
そこは本当に嬉しいです……トンじゃったよ…(ビールかけ挨拶
さぁ、次はその先へ。新風のその先へ。
権利を持って堂々と、真の頂点へ向けて駆けだしていこう。
ありがとう。
そして、おめでとうございます!!

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