2007-06-25 Mon 01:45
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いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は充分か
月姫研究室様のFate stay/night名セリフ投票でも第1位になったこの主人公士郎のセリフ。声が入ると、また(・∀・)イイ!!
決戦前夜。士郎は凛に魔術刻印を移植してもらう。これで凛からの魔力供給を受けることができるようになる。 PC版では18歳未満お断りシーンだったところですが…。ある意味PC版の魔力供給の理屈の方が分かりやすいっちゃ分かりやすい。Fateもkey作品同様あまりエロスに力を入れなくても大丈夫な作品ではあると思う。事実PS2に移植できるのだし。 夜明け前に士郎・凛は柳洞寺の裏手から、セイバーは正面の山門から潜入する。 ところがセイバーは山門の守り手だったアサシンに阻まれる。ギルガメッシュが戯れに残しておいたのだろうか? 裏手から侵入した二人。そこで見たものは池を埋め尽くす肉塊の聖杯。 ギルガメッシュ登場。士郎は囮を引きうけ、凛は聖杯に慎二救出に向かう。 慢心王の連続攻撃。王の財宝をひたすら投影する士郎。しかし間に合わない。まだあの力を使いこなせないのか。 そして、山門ではついにセイバーVSアサシンの決着が。一枚CGになっていていい感じです。風王結界VS燕返し。セイバーをひきつけるために刀を犠牲して曲げてしまったが故に、本来の燕返しができずに敗北するアサシン。 境内へと雪崩れ込むセイバー。士郎は凛を助けにいくように言う。 伝えたい言葉はまた後で。 もう会うことはできないのに。セイバーはその言葉を残して去る。 そして、士郎はついに固有結界を展開する。 体は 剣で 出来ている ――――I am the bone of my sword. 血潮は 鉄で 心は 硝子 ―――Steel is my body, and fire is my blood. 幾たびの戦場を越えて不敗 ―――I have created over a thousand blades. ただ一度の敗走もなく、 Unaware of loss. ただ一度の勝利もなし Nor aware of gain. 担い手はここに孤り。 ―――With stood pain to create weapons. 剣の丘で鉄を鍛つ waiting for one's arrival. ならば、 我が生涯に 意味は要らず ――I have no regrets.This is the only path この体は、 無限の剣で出来ていた ―――My whole life was“unlimited blade works” そして、圧倒的格上の敵に対しての、いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は充分か 力んで言うかと思いきや、思い切り自然に、さらりと。一枚画の表情もごく自然に淡々とという感じかな。 ただその後はもう、目の前に広がる剣の丘。士郎の反撃が始まった。 そして肉塊の聖杯から慎二を助け出した凛。ところが肉塊に出口を阻まれ大ピンチ。そんな時脳裏に響いた相棒の声。 途端、空から降り注ぐ無数の矢。忍び寄る肉塊を蹴散らし、凛は脱出。その後セイバーの約束された勝利の剣によって、聖杯は消滅する。 そして、セイバーもまた消滅。エンディングルートによって多少変わります。 士郎はギルガメッシュを追い詰める。乖離剣エアを召喚しようとしたところを腕を切断。勝利は間違いないと思われた。ところがそこで異変が。 ギルガメッシュに聖杯の孔が現れて、ギルガメッシュを吸い込んでいく。勝利と思いきやギルガメッシュの宝具天の鎖で士郎を道連れにと目論む。 絶体絶命の士郎だったが、そこにアーチャーの放った剣のお陰で九死に一生を得る。 消え行くアーチャーを前にして、自分自身に別れを告げるのは苦手とばかりに、そのまま士郎は力尽き、眠りについてしまう。 朝焼けの中のアーチャーと凛の別れ。この辺りの遣り取りは本当に何回見ても泣けてくる。 消える時になっても、サーヴァントであり続けようとしたアーチャー。 そして、今からでも遅くないから、自分を許して上げなさいと言葉にせずともその思いを伝える凛。 すでに存在してしまった英霊であるエミヤに、もはや救いはないのかもしれない。 それでも彼は、 私を頼む。君が支えてやってくれと最後に頼みごとをする。 遠坂凛が傍にいてくれたなら、英霊エミヤは生まれないかもしれない。そんな願いが籠められた遠い言葉。 凛はそんな彼の手向けに最高の笑顔を送るのだった。そして、アーチャーは、 答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから そこにいたのは、英霊エミヤではなく、衛宮士郎だった。 答えは得た。まではアーチャーだった。でも大丈夫だよ~以降は明らかに声質を変えて、衛宮士郎として凛に別れのセリフを言った。 CGも髪をオールバックから下ろした状態にして、本当の意味で成長した士郎のまま。答えを得た安心しきった笑顔は少年のように。 いや、主人公以外の男のセリフで泣けてくるとは…。Fate stay/nightの半分はアーチャーの物語と言われる所以はこの当たりか。明らかに主役を食いすぎだw そして、彼は再び座へと戻る。でもその心には憧れの少女の笑顔と、答えを得たという思いがある。 エピローグ。何気に士郎と凛はラブラブです。これから十年先でも士郎が一人前になるまでずっと面倒見るという凛。エミヤを生ませないために、凛は士郎と一緒に歩んでいくのだった。 Unlimited Blade Worksルート。終盤は本当に熱い展開。自分対自分。そして最強の英雄王を前にして、一歩も引かず戦いを挑む士郎。 そして、朝焼けの中での凛とアーチャーの別れ。どれも印象的。 特にアーチャー役の諏訪部さんの声の使い分けが(・∀・)イイ!! 士郎っぽさが出てて(・∀・)イイ!! 凛役の植田さんのツンデレ具合も大変よろしかったですw ついでGoodエンドも見ました。でもやっぱり凛ルートは、凛だけ残るのがよいような気がします。 ここまでで合計50時間。思ったより早く来たね。この分だと80時間くらいで全部終わるかもしれない。 声が付いたのは大正解。口パクがなくても立ち画だけでキャラクターを描写できるのはさすがです。 最後はHeavens Feelルート。今まで全くスポットが当たらなかった桜。 所謂Fate stay/nightは普通のエロゲやギャルゲーと一緒にできないよね。だってシナリオは一本道だし、そもそも用途が違うw これは純粋な伝奇小説なんだと思う。 |
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