2007-06-14 Thu 02:52
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その気高い誓いを、誰が知ろう。 ―――――戦うと決めた。 何があろうと、たとえ、その先に、 ―――――それでも、戦うと決めたのだ。 避けえない、孤独な破滅が待っていても。 十三日目
残りもあとわずか。 十三日目。頻繁にセイバーの過去を夢にみるようになった士郎。 前半は鍛錬。相変わらず微妙な距離の士郎とセイバー。しかし変化は訪れていた。 士郎はセイバーが叶えたい願いについて訊ねる。すると彼女がまだ死んでいない存在であり、聖杯を得るためにサーヴァントになる契約をした特別な存在のサーヴァントである事が分かる。 十年前の第四次聖杯戦争の話もチラホラ。士郎の養父である切嗣の話も少し。セイバーは意図的にその話題を避けていたようですね。この辺りの断片を合わせたのが、Fate/Zeroということなのでしょうか。 午後は凛と。何気に一番台詞量が多いのは、植田佳奈のような気がするな…。 そして夕飯時近くになって、キャスターの襲来。この時は多分、ギルガメッシュに柳洞寺が襲われて逃げてきて、急遽戦力が必要になったため、衛宮邸に来たという感じは、Fate hollow/ataraxiaにある。 たぶん魔術師であるキャスターがわざわざ自分の陣地を放棄して攻めてくる必然性がないからな…。 2回程タイガー道場。 キャスターは金ピカにの宝具の雨霰攻撃で瞬殺される。その宝具もそのオリジナルと同じ力を持つというのだから。ただ使い手ではないので、投げるしかできないのがせめてもの救い。 ダインスレフにハルペー、デュランダル、カラドボルク、ゲイボルクなどあらゆる魔槍、魔剣が飛び出す凶悪な宝具使い。 セイバーに求愛していきました。そしてイリヤに暗示をかけ、どうやら聖杯として目覚めさせた模様。 その夜、一人で言峰教会に赴く士郎は、セイバーが死んでいないこと、八人目のサーヴァントの報告を済ませる。言峰がこの時「マキリのご隠居」なんてのを口にしてるけど、PC版では気にも留めなかったな。これが分かるのは桜ルートでの話。 セイバーは結局、聖杯で王選定のやり直しを願っている。しかしすでにサーヴァントとしての彼女はあり、その事実は動かせない。この辺はアーチャーも似ている。 過去を自身が消えてでもやり直したいセイバー。同じく過去に傷を負っている少年衛宮士郎。 ともに自分以外の誰かのために、国を救い、他人を助けようとする二人。でもその二人は似ていて非なる者。それは過去に対しての向き合い方だった。 連綿と続く煩悶と自問自答のなか、士郎はようやくセイバーへの思いを口にする。 「――――俺、あいつが好きだ」 冬の夜空に白い吐息とともに消えた言葉。そして士郎は明日セイバーをデートに誘うこと決意。決戦二日前だってのにw 1日読み終わるので約2時間半。総計で24時間超え。PC版も50時間は超えてから…Fateルートだけでやはり30時間は固そう。これも100時間超えの作品なのか。 個人的にはCGも多いし、ひぐらしのなく頃に祭よりはそこがいい。音楽もいい。口パクより立ち画を微妙な表情の変化で増やす事で、いい演出になっている。口パクってリスク大きそうだものね。ズレたりすると目も当てられない。 CGはきっと200枚以上あるような気がするな。それと相変わらず静止画なのに、動画みたいな演出の妙はすごい。これぞ活劇。VSギルが楽しみでしょうがない…。 |
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