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ひぐらしのなく頃に 宵越し編第1巻の感想
2007-01-28 Sun 19:25
 昭和58年。戦後の混乱も遥か昔。安保闘争も終わり、まだバブルという時代がやってくる前のまさにひと時の平和、凪のような時代の話。

 昭和53年から昭和58年まで××県鹿骨市雛見沢村で起きた謎の連続怪死事件。ゲームでは現在「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」「皆殺し編」「祭囃し編」が発売されています。それぞれ事件の設定は若干違うものの、雛見沢村のお祭り「綿流し」の夜を境に、面白おかしかった日常が激変し、圭一は恐怖、あるいは不可解な事件に巻き込まれていく…という設定。

 今回の宵越し編は、それらの話とは一線を隔しています。舞台は現代平成18年の雛見沢村なのですから。

 雛見沢大災害から23年後。雛見沢の封鎖がようやく解除され、目的も動機もバラバラの男女が6月21日に、集う。

 ここで驚いたのは園崎魅音が23年の時を超えて登場したこと。母親の茜さんそっくりになってますねw

 時間軸の背景としては、罪滅し編のバッドエンド、からそのまま時間が経っているということでしょうね。レナの篭城事件で、人質もレナも全員死亡という忌まわしい過去から続いている世界。そして問題なく雛見沢大災害は起きてしまった。

 北条悟史によく似た少年乙部彰。他に三人の連れがいましたが、目的はイマイチ不明です。もしかしてここで自殺でもするつもりで来たのでしょうか?というか早速来た仲間が消えましたΣ (゚Д゚;) (((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク

 彼氏の暴力に怯える十和田八重。見た目可愛らしいのですけれど、憑かれてしまっていたら、もっとも怖い存在になりそうな気がします。

 ルポライターの荒川龍ノ介。たぶん本名じゃない気がしますが。恐怖・オカルト系の取材をしに来た割には肝っ玉が小さいですw

 そして園崎魅音。恐らくは当時の災害時に興宮にいて生き残った詩音の方でしょう。魅音が死に、そのまま園崎家を名目でも継いだのが彼女、という感じでは。彼女は何か探し物を求めてこの村に来た模様。流石は極道の女。日本刀振り翳してますw

 ただ彼女が彰を見たとき、「悟史」と言ったのが気にかかった。詩音なら悟史君というはずだからだ。あとは考えられるのは、たまたま魅音が死んだ日に、姉妹が入れ替わっていて詩音が身代わりで死んでしまったか。あとは単に詩音自身が成長して言わなくなったか。

 そして彼らは怪異に巻き込まれる。彰と一緒に来た連中は車ごと消え、八重の乗ってきた車も、龍ノ介の乗ってきた車も消えてしまう。

 そして絞殺された十和田八重の彼氏黒澤工の死体が布団を引っ張り出したら一緒に出てくる(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク

 多分、犯人は八重のような気がするけど。もしかしたら布団濡れてないのかもしれないし。

 担当している絵描きは、みもり。なんというか劇画調というべきか。しかしこのミステリアスで、不気味やしとしとと雨が降る夜の怪異を上手く描いている。 この話にあっていると思います。

 恐らくは夜が明けるまでを描く(宵越しだけに)のだろうけれど。一体どんなオチが待っているのか。そして彰の目的は明らかになるのか。その辺りが注目かもしれません。

ひぐらしのなく頃に 宵越し編 1 (1) ひぐらしのなく頃に 宵越し編 1 (1)
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一応さらっと感想等参ります(※ネタバレありです) …
2007-01-28 Sun 20:27 ミナモノカガミ
 もともと書くつもりではいましたが、これは記事にせずにはいられません。 『ひぐらしのなく頃に解』 目明し編 (1)  方條ゆとりさん 『ひぐらしのなく頃に』 宵越し編 (1)  みもりさん 例によって原作ゲームが既読の人向けの情報は白字領域を作って分離... …
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