『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『社員研修』 (264) 「今年も 明るい表情で 風通しの良い 職場づくりを」

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寺子屋ラッキー


 遅ればせながら先ずは新年のご挨拶を申し上げます。


 「明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!」


 さて、「笑う角には福来る」という。江戸の商人がお多福や七福神を飾って千客万来を願ったのも笑顔の価値を知っていたからでしょう。笑顔は沈黙のうちに相手の心を温め、冷たい心の氷壁を溶かし『説得への路線』を開いてくれる。やはり<笑顔>が一番良いのでしょう。


 全て人間の筋肉は動かすものは発達し、使わない筋肉は段々と衰えていく。笑う筋肉が発達すると、表情が明るく活発になって人を惹きつける<魅力>が生まれます。
 あなたも会社のトイレや自宅でマスクを外し、「鏡」を見て笑ってみることです。そのときの笑った顔で怒鳴るマネをしてみましょう。多分できないことがお分かりになると思います。


 哲学者カントも「明るい表情が 明るい精神を形作る」ことを強調し、笑顔を習慣づけるようにと教えている。全然笑顔のない相手との会話ほど味気ないものはありません。「回話・快話」とは縁遠い。和やかな雰囲気作りに笑いはともかく笑顔は欠かせない要素です。


 「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」という名言もあります。であるならば、いつでしたか「外面で内面を律しよう」とお話したように、笑顔を作ることによって、怒りや悲しみの気持ちを切り替えることができるはずです。勤務時間内だけでも<T・P・O>に合わせ役者になったつもりで演技してみましょう。
 現在のサラリーマン稼業を<生業>として継続していくためにも。


 では、今年も<心身共に逞しく>時間を上手に使って『より佳き人生』をお過ごしください。新年早々お立ち寄りいただきありがとうございました。



❒ 社員研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
 向かって挑戦しよう ‼」)
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『社員研修』 (263) 「問題意識の涵養には 知的好奇心を旺盛に」

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寺子屋ラッキー


 こんにちは。土地バブルが始まる前は、下町の路地裏の板塀の節穴の下に「この穴覗くな」の張り紙があり穴の中には墨汁がタップリ塗ってあった。「好奇心」を持った人が覗くと目の周りが黒くなった記憶がかすかに残っている。
 住宅の立て直しが進み少子化の現在では、子供が隣家の庭へ自由に出入りする光景を見かけることはなくなった。


 庭の窓越しに隣の太郎ちゃんが背伸びして、庭から声をかける。


― おばちゃん、こんちは ! ―


「あらッ太郎ちゃん。珍しいわね。ハイ、こ・ん・に・ち・は。キチンとごあいさつができていい子ネ~(親の躾がいいのかしらね)」


― おばちゃん、鏡見てニヤニヤしているけどナニへんの? ―


「おばちゃん、今お化粧してんのよ」


― ナンデお化粧してんの? ―


「それはネ、太郎ちゃんが大人になればわかることだけど・・・・、自分に満足するためよ
 とは最近知ったヤングママさんのコトバである。欲求に刺激され行動に移す解明とも言え感心したことがある。しかし、それまでには聞いたことが無く次のように答えるのが普通である。 
「綺麗になるためよ」


― フーンそうか~。ジャーおばちゃんナンデきれいにならないの? ―


「(グサッ!  マセ餓鬼のくせしてなんちゅうことを言うの! それもこのアタシに。子供だからって許せないわ。ムカッ ‼ )そういうことはおばちゃんじゃなくて早く家へ帰ってアンタのお母さんに聞いてみなさいヨ ‼ どんなに苦労しているかがわかるから。フン⤴ 」


 こうした場合は誰が言ったかよりも、「何を言われたか?」が気になるものです。その次に「誰が言っているか」が続きます。
 言った方は忘れても言われた本人にとっては「つまらんことだ」と聞き捨てにできず、職場では怨恨となりその後尾を引くこともあります。この続きは「人の問題の処置」の中で逐次申し上げていきます。


 翻って、子供が好奇心旺盛なのは幼稚園(保育園)園児が色々なことに疑問を持ち、「ネ~何でナンデ」と親や先生(幼稚園教諭・保育士)にしつこく聞くのを見てもわかります。
 誰でも同じですが、幼児や児童のように物事に関心を示す素朴な疑問を感じる心は、大人になるにつれ薄れていきます。こうしたことは、英米仏諸国をはじめ万国共通のようです。何故でしょう?


 とにかくサラリーマンが「創造力の発揮」をはじめとする『ビジネス能力』を高めるには、単なる〝好奇心〟ではなく「知的好奇心」を旺盛にすることが大切です。この先、別途考えてみたいと思います。


 では、今年はここまでとします。来年からも良い人生を過ごされることを心からお祈りします。お付き合いいただきありがとうございました。よろしければ来年もお越しください。(寺子屋ラッキー)



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『管理者研修』 (410) 「電話応対の一流と三流は 企業規模に非ず」

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寺子屋ラッキー

                           【ブログ15分間 ミニ講演会】


 こんにちは。年末勤務最終日となりました。物価高の現在でも世の中は、得する人(企業)と損する人(企業)とのバランスの上に成り立っています。資産形成のための株式投資の世界でも同じです。それでも危惧されるのは、大型企業倒産をはじめとする企業倒産件数の記録更新ですが、どうなるのでしょう?


本来ブログは<主義・主張の場>です。今回はこれまでにも度々採り上げてきた「聞き方」について切り口を変え社員研修の観点を踏まえ、約15分と長くなりますが分けずに更新します。


古来話し上手は 聞き上手」と言われています。「聞き上手の話し下手」もあるが、「話し上手は 聞き上手」。これはベンジャミン・フランクリンの自伝を読んでもおそらく欧米にも通用することであり、<真理>とも思えます。その点世間には聞くことを「特技」として公言している方もおいでで羨ましく思うことがあります。


ただし、聞くだけなら子供でもできることです。問題は「聞き方」のテクニックではなくその意味するところです。ごくまれに先天的な脳の働きでICレコーダーのように「話の再生」ができる方がおいでのようです。

それよりも話し方の訓練としては、相手の話をテーマ・話材を変えずに並べ替え分かり易く訴える「話の組替え」訓練が、簡単なことではないが実務的には役立つでしょう。


 聞くことを生業としている職業には刑事・クラブのママさん・占い師など多くの職業があるが、聞くことの実際は口で言うほど簡単なことではありません。

例えば、教え方のプロは教諭であり、聞き方のプロでもあるはずです。おそらく大学の教職課程には生徒に対する「話し方」および「聞き方」が入っているように思えますが、詳細は知りません。知らないことは書けません。


ただ、前に直木賞作家藤本義一氏(故人)が教育実習で職員会議に参加しその実際を見て幻滅し教諭への道を断念した話を紹介したことがあります。今月も教諭の不祥事だけでなく入院加療を含む精神疾患者をニュースで報じていた。かつての「先生様」当時とは違い幼稚園教諭も含め苦労の多い職業のようです。


 ときに、貴社にとっての『サービスとは何でしょう?』。「経営理念」として応接室の壁に額に入れ掲げ、また自社案内のリーフレットに刷り込んでいる企業もあります。そのほか「社是・社訓」として朝礼・夕礼で唱和している会社があることはエピソードを交えて紹介したことがあります。


サラリーマンにとってお客様がいるのは当然のことです。顧客第一の姿勢で『問題意識』を持ち<改善・改良>を継続するのは社員の本来業務とも思えます。<総務・労務・経理>など管理部門在籍者にとってのお客様は一般社員です。研究所があるとすれば機能組織図があればその位置付けから部外者にもボンヤリとでも推測できることがあります。

 ただし、経済紙の人事異動欄に掲載されるプロジェクトチームは全く見当が付かないこともあります。


 聞くことと関連してここで申し上げたいことは、<ハラスメント>を意識し過ぎ上司が部下へ『注意・叱責』すべきことを躊躇し言わないケースです。昭和時代からあったことで珍しくなく「沈香もたかず屁もひらず」と題して申したことがあります。


 今年を振り返ると警察以上とも言える巨大組織で旧陸軍の旅団に匹敵する人員を束ねる責任者が二度に亘りパワハラ報道されました。幹部のリーダーシップに決まった型は無く、置かれた状況と構成メンバーによって使い分けられるものでしょう。

当該組織の最高責任者である将補クラスの将官がその日の心理状態で日常言動が突如変わることがあるとしても、今年になって表面化した理由が分かりません。


 一般企業に目を向けると、理由は知りませんが、かつて一人の顧客対応ために専属の上級管理者を配置していた大企業があったと関係者から聞いたことがあります。


 その点<苦情>は昔からあることで決して珍しいことではありません。組織にドップリ浸かっていると部内者には分からない。外資系大手通販には送付方法に問題意識を持ち『問題提起』したことがある。今では実施されている。収支に貢献しているはずだが、未だ礼状メール一つ送られてこない。

 

 ときに自社に非があれば苦情処理担当部門に任せず、内容によっては当人を同伴するかどうかはともかく、責任者が顧客先へ出向く。経緯を説明し納得頂き、謝罪するのは当然かもしれません。誠意を示すその『態度(表情・姿勢・動作)』が大切であり、お客様にはご理解頂け解決するものです。ここが<言葉>だけに頼るメールだけでなく『聴覚(音調・語調・調子)』だけの電話応対処理との違いでしょう。


 そのため所管業務によっては自働車運転免許を所持していないと、公共交通機関の利用を余儀なくされ、遠方のお客様の場合には時間を要し酷暑の夏は苦労するのは致し方ないことです。これが日常茶飯事であれば、自動車運転免許の取得は<仕事の条件>となります。


 カスハラの音声記録をテレビで聞くと確かに酷(ひど)いものです。六つのポケットで大事に育てられたスマホ・SNS依存の若年層社員の中には大声を出されただけでビビるでしょう。何故か?


 女性の社会進出が進むのは良しとしても結婚すると前提条件が変わってくる。大黒柱の収入だけでは将来が不安視されパートであっても不本意ながら共働きを求められる時代です。現在の若い父親は母親の子育てに協力的で幼稚園・保育園の送り迎え、時間がある時には料理・洗濯・掃除と協力を惜しまない。
 しかし、スマホを友としていても「褒め方」,「叱り方」が分からず行ったことがない親もいる。そのようなことから家庭内で父親が大声を出すことは、叱る場合も含め少ないように見受けます。


 やがて社会人となった子供が入社すると自由業ではない組織人となる。注意されない「言動」は、自己主張(?)としての<髪色・ピアス>も含め認められたと受け止める。そのため業務遂行上で職場の上司から大声で注意されるとびっくりしショックを受ける。耐性の涵養ができていないため職場不適応行動を起こす。精神障害を起こし出社拒否となることも出てくる。結果して安易に退職する道を選ぶ場合もある。


 話を戻すと電話応対は『企業の顔』には異論ないでしょう。カスハラも顧客が全て悪いとは思えません。アウトソーシングの時代、一般企業ではカスタマーセンターが委託化され外人を含めた派遣社員で構成されているケースが増えているように感じます。


 苦情常習者以外の経緯は知りません。しかし、部下が精神的に追い込まれる前に担当者が上司に相談し、場合によっては上司が代わって対応に当たることも考えられる。

 どうも「自己完結処理」が雇用条件に求められているようにも思えますが、実際にはどうなのでしょう?


 仮に「何だって?   君は係長だろう。そんなことも処理できなくてどうする。私は聞かなかったことにするから、君が責任をもって処理したまえ。 いいね!  分かったな ‼ 」と、管理者が「逃げの姿勢」では職場の問題は解決しないように思えます。


 そのため「臭い物には蓋」となり顧客の声が窓口でシャットアウトされる。企業内部に届かず「これでいいのかな?」と思えることもありました。具体的には国交省・放送局・保険会社など事例を挙げ問題提起したことがあります。


 企業・顧客とも双方に電話記録が残る時代です。SNSのご時世でも顧客を興奮させ「暴言」を吐かせることになったプロセスをマーケット・インの視点から要因分析することも必要でしょう。


 電話代のかかる市外通話での公衆電話を含む固定電話主流の時代、企業では「苦情電話の受け方と処理方法」をテーマとしたOJT(職場内訓練)の実施は格別珍しいことではなかった。その一例として前に「電話のかけ方・受け方」として4回に分けて投稿しました。その中で次のように記載しました。


(4) あなたが分からない内容の時は、相手に一言ことわって速やかに分かる人と 変わり

      ます。ぐずぐずしていてはいけません。

    「あなたで分かると言うからさっきから待っているんだが、これで5回も言ってる

     んだぞ! 同じことを何回も言わせんなよ。一体いつまで待たせるんだ。こっちは

     忙しいんだ。分かる人と変わりなさい。分かる人と ‼」

      などと注意されるのでは、〝責任感〟があっても感心しません。


 そのようなことからカスハラ問題は、顧客が何を言いたいかを考えずに自社の都合を優先するがために顧客を「逆上」させ時には「暴言」を吐かせるのは、電話応対者に問題が起因することもあると考えます。コンプライアンス重視の時代、苦情が悪として顧客の口を封じるのはいかがなものか。

 法改正だけでは抜本的再発防止が図れず、<ゴーイングコンサーン>としての企業の更なる発展には「問題」が残るように思える。


 「競争と選択の時代」、顧客はプロダクト・アウト的企業であれば他へ移れば良いことです。しかし、顧客側にも簡単に乗り換えできない事情もあります。

 例えば、昨年来問題が浮上した大手損害保険会社です。本社に解明を求めてもセクションにより回答が変わるのは納得できない。


 他にも診療所などと住み分けをしている公共的性格の強い地域密着型の病院があります。

院長先生の経営理念を具現化すべくパソコンを駆使して診療に当たるドクターではなく、患者側と医療部門の中間に位置するセクションに問題意識を持つことがありました。


 では、明日(土)出勤予定の方もおいででしょうが、取り敢えず年末最終日の勤務が無事終了したと思います。今年もお疲れ様でした。

 明日から来年と同じの「奇跡の9連休」が始まります。有意義にお過ごしください。日直・当直・宿直に当たる方はご苦労様でございます。インフルエンザ感染および安全に留意して勤務なさってください。お読み頂きありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成しよう ‼
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『話し方研修』 (243) 「職場での 話上手のメリット」

                             加筆補充 記事再投稿】
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寺子屋ラッキー


 こんにちは。年末の大掃除には適した陽気ですがいかがお過ごしでしょか?  


 さて、ビジネスパーソンにとって業務活動に必要な知識・技術(技能)の習得および向上を図ることは当然必要なことです。それだけでなく長~いサラリマン生活を考えると事務系・技術系のいかんを問わず、ご自身の『話し方』に問題意識を持つことも肝要なことだと考えます。  


 世間には「おしゃべり上手」であることを自慢げに言う人がいます。商談上での「雑談上手」とは違い業務上での「話し上手」とは必ずしも評価されません。
 たとえば、プロダクトアウト的な性格もあり職場には話の目的に合わせた話し方が出来ない人がいます。そのため<余計な時に、余計なことを、余計に>言って仕事で失敗する。あるいは仕事の実績を正当に評価されず陰で笑われ、いわゆる<損>をしている人がいることでしょう。


 また、数多いビジネスパーソンの中には、聞き手の受けを狙い同じ話をどこへ行って何回笑わせたかを自慢げに言う。その都度聞かされる部下は堪らない。口害である。さらには無目的なまとまりの無い話をしていることを自覚していないため「俺は大丈夫だ!」と、〝過信〟している人がいても不思議ではありません。


 仮にこれが職場リーダーだとしたら、部下が助言(逆OJT)できるわけが無く、職場メンバーはあきらめの心境になっているかもしれません。このことはごく一部とはいえ、各種会合でのスピーチを聞いても感じることであり、勉強会での参加者の発言から類推しても必ずしも見当違いとは思えません。


 では、職場での話し上手の<メリット>にはどのようなことが考えられるのでしょう。結論のみ申し上げます。


 1.自分の思っていることが言えるので、ストレスが起きない。  
 2.自分の考えが正しく伝わるので相手に分かってもらえ、<誤解・曲解・歪曲>される
  ことが少なくなる。
 3.行動範囲が広がり、交友関係も広がる。  
 4.上司、同僚から評価される。  
 5.実生活もしっかりできる。  


 などが、挙げられます。


 なお、職場でのスピーチは、使い慣れた持ちネタ(話材)に〝隠し包丁〟の入れ方(切口)をチョット工夫するだけで、タイトルを替えればテーマはそのままに<個性>あるスピーチに仕上げることは可能です。オンライン朝礼など機会があればお試し下さい。


 では、今回はここまでとします。ありがとうございました。



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『社員研修』 (262) 「正社員ならば 自己実現を図るため 問題意識を涵養しよう」

ID:8559fx
寺子屋ラッキー


 こんにちは。年末の大掃除には適した陽気でしたが、いかがお過ごしでしょか? ブログの更新ピッチが速いようで反応が掴めません。この時期ご覧願える方も少ないようですので今回は簡単に箇条書きして済ませることとします。


 管理者は毎日が「説得の連続」であり、同時に「問題解決の連続」と言っても過言ではないと申し上げてきました。
 令和時代に入っても〝大型倒産〟が報じられています。中小企業でも「大企業病」に汚染されることはあるものです。これを防ぐには所属組織に 「問題意識」を醸成することが殊のほか肝要でしょう。
 では、あなたは「問題意識」をどのように意味付けておいでですか?


 問題は「発生型問題」,「探索型問題」,「設定型問題」に大別するのが分かり易く一般的でしょう。詳細は専門書に譲ることとして、簡単にいえば、「あるべき姿と現状のギャップ」です。
   職場での問題の具体例は色々考えられるが、生産現場だけでなく<遅れ・不良・ムダ・ミス・コスト>といった問題点が発生すると思えます。


1.問題意識の現状はどうか。
(1) 問題の存在にそもそも気が付いていない人がいる。
(2) 半面、不平不満を周囲にぶつける人もいる。
(3) しかし、中には現状を<事実・意見・感情>にキチンと分析できる人もいる。


2.現状分析できる人とはどのような人か。
(1) 問題の要因が数多くあることに気付き、その因果関係も分かる。
(2) 自分自身もその一要因と感じている。そのため行動姿勢は、解決行動へまっしぐ
        らに突き進むという態度であり、好ましいことと言える。


3.問題意識の高い人と低い人の特徴


   【略】:  貴社階層別リーダーを参考に生成AIに照会するなどしてお考えください。


 以上を叩き台にあなたご自身を〝点検〟なさってみて下さい。ともすれば「リングワンデリング現象」に巻き込まれないご時世であり、『生涯設計』が描きにくい時代です。ここでの問題意識は一人静に飲みながらでもご自身に問いかけ、時には『サラリーマン人生』を振り返る時間を意図的に持ってもいいように思えます。(必ずメモを用意して)


 サラリーマンの「究極のゴール」は、定年後の再雇用をはじめ幸か不幸か先延ばしになりつつあるご時世です。
 昭和時代「人生の3大買い物」は、第一が住居、第二が生命・火災(地震)などの保険類、第三がマイカー関係と言われていました。


 その点政府管掌の厚生・国民年金共にやはり保険です。「老齢年金」を受給資格期間満了後に繰り上げと66歳から繰り下げ支給とがあります。どのように支給を受けるのが得かの損益分岐点は当人の「余命」によって変わるため簡単に記載できません。働きながらの「在職老齢年金」を研究し、支給申請を配偶者も含め慎重に決めたいものです。


 昔から「備えあれば憂いなし」と言います。詳細は手すきの時に雇用保険 の「失業給付 一時金」と併せて、書籍・ネットで勉強しておいて損にはならないと考えます。(大晦日へ続く)


 では、今年もあと三日となりました。どうぞ良い連休をお過ごしください。また次回に。ありがとうございました。



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