『ブログ 社員教育講師』

皆さんこんにちは!『寺子屋ラッキー』と申します。職場生活で多少なりともお役に立つと思える事柄を、人を中心に申し上げていきます。よろしければお付き合いください。

『管理者研修』 (408) 「実践的話し方から見た 実践的聞き方とは」 (その1)

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寺子屋ラッキー


 こんばんは。今日はクリスマスです。幼稚園のころ父が銀行などのクリスマスパーティに掛け持ちで招かれて帰りがけにデコレーションケーキの箱を両手に持って帰ってくるのを楽しみにして待っていた覚えがあります。現在は近くのシャトレーゼに行けばケーキを安く買える時代です。今思えば意地汚い恥ずかしい話ですが、普段買って貰えない我が家はそれだけ貧しかったといえます。


 今日はオー・ヘンリ-の短編「賢者の贈り物」を採り上げるのが相応しいと考えます。しかし、知っている人の中には毛嫌いする人がいることを前にラジオで知ったため先送りすることとします。Z世代の方には「最後の一枚の葉」と合わせて一読なさることをお勧めしたいですね。


 そこで、私の数少ない十八番(おはこ)話の一つである標記タイトルについて2回に分けお話します。また、新年入ってからは切り口を変えて申し上げます。よろしければお付き合いください。


 さて、人は苦労話や自慢話にみられるように聞くよりも話すことを好む動物です。
 たとえば、久しぶりの同窓会の帰り道で「今日の同窓会は楽しかったわね」と話している人は、会場では聞くより話すことが多かったと推測します。
 また、認められたい動物でもあり、誰でも自慢したいものを無意識のうちにも持っています。前に図解して語呂合わせで紹介した<趣味・特技・健康・家族・地位・持ち物・体験・出身地>など何でも良いのです。どんな〝謙譲の美徳〟の持ち主でも、これらについて聞かれて黙っている人はおそらくいないと思えます。


 一方、人は愚痴をこぼしたがる動物でもあります。いくら虚勢を張ってはいても人間は弱いものです。誰かに同情してもらいたい〝不平・不満〟があれば、そのはけ口が欲しくなる。とは言っても人様々、職場には生まれつきの性格だけでなく家庭環境をはじめ多くの要因があり、無口な部下や後輩も思いのほかいるものです。その場合はどうしたらよいのでしょう? 


 それには、イソップ寓話『北風と太陽』に出て来る北風のように力ずくでの一方的言い方は、ハラスメント以前に感心しません。それよりも太陽のような温かい気持ちで〝聞き手〟に重点を置いた話し方に効果があるものです。
 ですから、上司から質問を投げかけ、上手な<相槌・うなずき>で話しを引き出すことで部下とのラポール(心のベルト)がかかります。「寺子屋」として<実践的話し方>の見地から『実践的聞き方』を3点に絞り申し上げます。(次回に続く)


 では、食事は食品ロスを出さない程度にして「言葉のプレゼント」で素敵なクリスマスをお楽しみください。ありがとうございました。



❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成しよう
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