『話し方研修』 (302) 「心の動き(内心)は 表情(目・口元)に現れる」
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寺子屋ラッキー
こんばんは。「カラスの足跡何故怖い?」とは、化粧品会社のCMにあったが早めにお手入れすれば防ぐことはできるのでしょう。子供の頃聞いた「マダムジュジュ」の商品名が刷り込まれている。
イギリスのユーモア作家は「微笑がなくなるとあとに残るのは皺(シワ)ばかり」といっている。テレビCMでは美容液を塗ると、シミ・ソバカス・小じわが瞬く間に隠せるのを見ていると価格面からしておいそれとはいかないものの家族でも購入欲求が喚起されるのが分かる。
現在は男性でも相手に好印象を与えるため顔の整形手術を受ける時代です。若い男性の中には美容品代として月に5万円かけていると本人がテレビで話していた。費用対効果で本人が満足できるなら安い物でしょう。
その点徹夜したのか二日酔いのせいか、目がトローンとしている相手とは話す意欲が失せる。お化粧は女性の専売特許ではありません。今では男性化粧品が増えており朝チョッと早起きして手入れをすれば容易に防ぐことができるようです。
ときに、歌舞伎役者の条件としての「一声 二顔 三姿」の「二顔」とは、『表情』のことです。その表情の中で最も重要なのは【目】です。さらに言えば【口元】です。(詳細は既述済)
『目は心の窓』。いくら笑顔を作っても目つきが悪けりゃ台無しです。顔は笑っているが目が笑っていない人と話していると「この人は内心何を考えているのだろうか?」と訝(いぶか)しく思うことがある。誤解されたのでは間尺に合わず不本意でしょう。
人間は快い刺激を受けると、瞳孔が無意識に拡大することを証明した学者もいます。目下ポッポとしているデート中の恋人同士の顔を想像なさればお分かり頂けるでしょう。
眠っていても目は動くものです。シカゴ大学での実験例によりますと、眠っている人を弱い電気で記録したところ、レム睡眠時(夢を見ているとき)は目が上下左右に動く。夢を見ていないときには動かない。目というものが心の動きとどんなに強く結びついているかが分かります。
つまり、脳の働きは休んでいないということであり、酸素の消費量も多いことでしょう。
ですから、眠っている子供の枕元でウッカリ「どうしてこの子は出来が悪いのかしら? アンタに似たのかしら?」と、迂闊に話すと子供の右脳(感情脳)に刷り込まれる恐れがあるので注意が必要です。
生保アンケート調査発表によると「職場結婚」が復活しているとのこと。お互いに職場での実際を理解しあって結婚するこの傾向は、元サラリーマンとして個人的には応援したいですね。
では、明日はクリスマス・イブです。今宵もご夫婦で会話(快話・回話)を弾ませて年末年始9連休への活力を育んでください。ありがとうございました。
❒ 話し方研修講師『人材教育研究所』 (「過去と未来は『鉄の扉』。変えられる未来に
向かって挑戦しよう ‼」)
#マネジメント
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