ルートラボで作成したルートをGarmin nuvi205で表示する
ここ何回か、Garmi nuvi 205やRunmeterを題材に記事を書きましたが、そのきっかけとなったのは横浜の自宅から浅草まで行く用事があり、自転車で行ってみようかと思い立ったことでした。
距離を調べてみると、ざっくりと35キロ。2時間前後で着けるかな、と。
ただ、「このルート」を決めたとしても、そのルートをキチンと辿るのは結構大変なんです。「あそこの角で右折して、次は左折して」というのを覚えておけるのには限界がありますので。
ここで活躍するのがポータブルカーナビのnuvi205です。
どうするかというと、nuvi205に事前に調べた「このルート」を登録しておき、走りながらナビでその画面上のルートを辿っていけばいいわけです。
ところが、nuvi205の活用用法を詳しく紹介してくれるここのサイトには、【事前にルートを入れることはあきらめてください】なんて記述があります。
諦めずに、先人の方々の試みを色々と辿っていくと、ちゃんと解決方法があるんですね!(この辺りが、広く出回っているガーミン社の製品の強みですよね。また、内部にアクセスしていろいろカスタマイズできるというアドバンテージもあります)
・ルートラボのアカウント
・GPSMapEdit
・sendmap20
アカウントが出来たら、ルートラボでルートを描いていきましょう。
ここは詳しい説明は不要でしょう。自分で作りたいルートをクリックしていけば、道に沿ってルートを描いてくれます(道ピタモード)。
[エクスポート]でGPX形式を選ぶと、左のようなアイコンで自作ルートのデータが作成されます。
一旦[OK]で閉じましょう。
再度、[ファイル]→[地図のプロパティ]と進み、
[OK]で閉じます。
画面に表示されている線を右クリック→[に変換]→[ポリライン]→[ズームレベルを選択]→[OK]
→[種類を選択]→好みの線の種類を選択して(注意:後述)→[OK]
[ファイル]→[名前を付けて保存]します。
再度、「ファイル」→「エクスポート」→「ガーミンIMG/cgpsmapper.exe」→[保存]と進み、[cgpsmapper.exeにエクスポート]でそのまま[実行]すると、右のようなアイコンでデータ作成されます。
これで、自分で作成したルートの元データの完成です。
sendmap20を起動し、[Add maps]で上で作成したデータを選択して追加します。
これで、[Creat GMAPSUPP.IMG]をクリックすれば、Garminで表示可能なデータが作成されます。
この出来あがったGMAPSUPPファイル(名前は変更しないこと)をnuvi205のMicro SDカードの「Garmin」フォルダにコピーし、nuvi205を起動させれば、自作ルートが元々の地図の上に重ねて表示されます。
この時、自分で選んだ「線種」によっては、元の地図との区別がつきにくい場合があります。そんな時は、GPSMapEditの手順の中で2種類の線を作成し、これを合成してオリジナルの線を作成してみましょう。
具体的は、「GPSMapEditにGPXデータを読み込む」ところから[cgpsmapper.exeにエクスポート]までの手順を2回行うのですが、その途中の「好みの線の種類を選択」するところで、例えば[0x001](太赤)と「0x0018」(細青)の2種類の線種で2つのデータを作成します。
その2つのデータを、sendmap20の[Add maps]で追加します。この時、細い青線が赤線の上に来るように「0x001」(太赤)、「0x0018」(細青)の順番でリストに加えます(逆にすると赤線しか見えなくなります)。
これで、同じく[Creat GMAPSUPP.IMG]をクリックし、出来あがったGMAPSUPPファイルをnuvi205に入れて起動させれば、太赤と細青とで合成された自作ルートが元々の地図の上に重ねて表示されます。
一番上のnuvi205の画面写真で、「太赤と細青とで合成されたルート」が見てとれると思います。
距離を調べてみると、ざっくりと35キロ。2時間前後で着けるかな、と。
目的地まで自分でルートを作成
道順はnuvi205に“お任せ”という選択もありますが、ある程度は事前に調べておいて、「このルートで行こう」とシュミレーションしておいた方が賢明というのは、過去の経験から明白です。ただ、「このルート」を決めたとしても、そのルートをキチンと辿るのは結構大変なんです。「あそこの角で右折して、次は左折して」というのを覚えておけるのには限界がありますので。
ここで活躍するのがポータブルカーナビのnuvi205です。
どうするかというと、nuvi205に事前に調べた「このルート」を登録しておき、走りながらナビでその画面上のルートを辿っていけばいいわけです。
ところが、nuvi205の活用用法を詳しく紹介してくれるここのサイトには、【事前にルートを入れることはあきらめてください】なんて記述があります。
諦めずに、先人の方々の試みを色々と辿っていくと、ちゃんと解決方法があるんですね!(この辺りが、広く出回っているガーミン社の製品の強みですよね。また、内部にアクセスしていろいろカスタマイズできるというアドバンテージもあります)
ルートラボのアカウント作りからスタート
事前に用意しておくべきアカウントとフリーソフトは以下の通りです。・ルートラボのアカウント
・GPSMapEdit
(「ライセンスのキー購入」といった表示がありますが、ここで必要な機能はフリーで使えます)
・sendmap20
(このページを下に辿って「Free - Pro SendMap20 rev 6.7 for Windows」をダウンロード)
アカウントが出来たら、ルートラボでルートを描いていきましょう。
ここは詳しい説明は不要でしょう。自分で作りたいルートをクリックしていけば、道に沿ってルートを描いてくれます(道ピタモード)。
[エクスポート]でGPX形式を選ぶと、左のようなアイコンで自作ルートのデータが作成されます。
GPSMapEditでデータを加工する
GPSMapEditを立ち上げ、[ファイル]→[開く]でこのGPXデータを読み込み、[ファイル]→[地図のプロパティ]と進みます。- ヘッダータブで、
[種類の集合:]→[ガーミン(一番上)]
[ID:]→地図を区別する8桁の数字(年月日でもOK)
- レベルタブで
[前に挿入]をクリックすると、とりあえずの Levelが入力されます
一旦[OK]で閉じましょう。
再度、[ファイル]→[地図のプロパティ]と進み、
- ヘッダータブで,
[標高のユニット:]→[メートル]
- cGpsMapperタブで,
[地図は透明です:]→[S-透明な地図、透明な背景を持つ]
[OK]で閉じます。
画面に表示されている線を右クリック→[に変換]→[ポリライン]→[ズームレベルを選択]→[OK]
→[種類を選択]→好みの線の種類を選択して(注意:後述)→[OK]
[ファイル]→[名前を付けて保存]します。
再度、「ファイル」→「エクスポート」→「ガーミンIMG/cgpsmapper.exe」→[保存]と進み、[cgpsmapper.exeにエクスポート]でそのまま[実行]すると、右のようなアイコンでデータ作成されます。
これで、自分で作成したルートの元データの完成です。
Garminで表示可能なデータに変換
sendmap20で、Garminで表示可能なデータに変換していきます。sendmap20を起動し、[Add maps]で上で作成したデータを選択して追加します。
これで、[Creat GMAPSUPP.IMG]をクリックすれば、Garminで表示可能なデータが作成されます。
この出来あがったGMAPSUPPファイル(名前は変更しないこと)をnuvi205のMicro SDカードの「Garmin」フォルダにコピーし、nuvi205を起動させれば、自作ルートが元々の地図の上に重ねて表示されます。
この時、自分で選んだ「線種」によっては、元の地図との区別がつきにくい場合があります。そんな時は、GPSMapEditの手順の中で2種類の線を作成し、これを合成してオリジナルの線を作成してみましょう。
具体的は、「GPSMapEditにGPXデータを読み込む」ところから[cgpsmapper.exeにエクスポート]までの手順を2回行うのですが、その途中の「好みの線の種類を選択」するところで、例えば[0x001](太赤)と「0x0018」(細青)の2種類の線種で2つのデータを作成します。
その2つのデータを、sendmap20の[Add maps]で追加します。この時、細い青線が赤線の上に来るように「0x001」(太赤)、「0x0018」(細青)の順番でリストに加えます(逆にすると赤線しか見えなくなります)。
これで、同じく[Creat GMAPSUPP.IMG]をクリックし、出来あがったGMAPSUPPファイルをnuvi205に入れて起動させれば、太赤と細青とで合成された自作ルートが元々の地図の上に重ねて表示されます。
一番上のnuvi205の画面写真で、「太赤と細青とで合成されたルート」が見てとれると思います。
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