ジャック・キャンフィールド+マーク・V・ハンセン共著 「目標達成のためのプラス思考」
ジャック・キャンフィールド+マーク・V・ハンセン共著の「目標達成のためのプラス思考」の助けを借りながら、「人生の目的」について考えを深めてみたいと思います。
以前、「目標を決める前に目的を」という話をしました。
もちろん、目標を持って生きていくのは本当に素晴らしいことですが、その(いくつかの)目標がどこに向かっているのかという「目的地」が無いと、方向性が定まらずにバラバラになってしまいます、というお話でした。
「目的地」とは、あなたが目指す人生の目的です。目的とは、私たちの目標に意味を与える根本的な方向性を示してくれるものなのです。
本書の著者の一人、マーク・V・ハンセンはカイロプラクティック・カレッジで卒業公演をした時、72歳で博士号を取得した最高齢の卒業生に出会いました。
マークは、この女性にこうたずねました。「先生、この医学部においでになる前は何をなさっていたんですか?」
「65歳までは修道女でした。その年になると強制的に引退させられるんです」と彼女は答えました。
「でも、なぜそのお年で医者になろうと決心したんですか」とマークは続けました。
「私の人生はまだ終わっていないからです。私の目的は奉仕することですから」
彼女は今、1日に150人の患者を診ているそうです。
人生の目的を見つけることは、多くの人にとってそんなに容易なことではないと思います。
なにしろ、人生の目的が見つかったならば、あとはそこに向かって進んで行けばいいだけなのですから。目的があるということは、人生の決断を下すための基本原理を手に入れたことになるのです。
うーん、見つけたい! でも、そんなに簡単には見つかりませんよね。
これは、「私を愛して、自分を愛して」の著者、バーン・ブラックが考えたものとのことですが、次の文章の『 』内に、あなたがこれだと思う動詞を入れる形式になっています。
何かピンときた動詞はありましたか。もっと自分に合う動詞を探してみてもいいでしょう。
この文章が出来あがると、ぼんやりとながらも人生の目的が分かってくると思います。次に、これをもう一歩進めてもっと具体的な形にしてみましょう。
例えば、
文章にすると、
「なんか、この辺にありそうな気がするなあ」と思ったら、それを手がかりに色々な言葉をアレンジしたり、自分の心に問いかけたりして、その周辺を掘り起こしてみるのです。
自分自身に問いかけてみると、
「迷いがなくなる」
「地に足をつけた生活ができる」
「心が落ち着く」
「やるべきことが見えてくる」
「恐怖がなくなる」
「目的地にたどり着いた自分の姿がイメージできる」
「そこに向かえばいいんだけなんだという安心感がある」
「毎日が充実している」
「自分の人生に確信が持てる」
意味が重複しているところもありますが、少なくともかなり大きな前向きのパワーが生まれてくるような感じはありますよね。
これが、「人生の目的」が持っている力なのです。
見つけたいなあ!
私自身、もっともっと突き詰めてみたいと思います。
以前、「目標を決める前に目的を」という話をしました。
もちろん、目標を持って生きていくのは本当に素晴らしいことですが、その(いくつかの)目標がどこに向かっているのかという「目的地」が無いと、方向性が定まらずにバラバラになってしまいます、というお話でした。
「目的地」とは、あなたが目指す人生の目的です。目的とは、私たちの目標に意味を与える根本的な方向性を示してくれるものなのです。
目的というのは北極星のようなものです。常に北天に輝いて、私たちが進路から外れないように道案内をしてくれる光なのです。
自分の人生に目的があるとすれば、それは何だろうか?
目標は、人生のステージや、あなたが置かれている状況によって様々なものがあると思いますが、人生の目的は一つなのかもしれません。本書の著者の一人、マーク・V・ハンセンはカイロプラクティック・カレッジで卒業公演をした時、72歳で博士号を取得した最高齢の卒業生に出会いました。
マークは、この女性にこうたずねました。「先生、この医学部においでになる前は何をなさっていたんですか?」
「65歳までは修道女でした。その年になると強制的に引退させられるんです」と彼女は答えました。
「でも、なぜそのお年で医者になろうと決心したんですか」とマークは続けました。
「私の人生はまだ終わっていないからです。私の目的は奉仕することですから」
彼女は今、1日に150人の患者を診ているそうです。
人生の目的を見つけることは、多くの人にとってそんなに容易なことではないと思います。
なにしろ、人生の目的が見つかったならば、あとはそこに向かって進んで行けばいいだけなのですから。目的があるということは、人生の決断を下すための基本原理を手に入れたことになるのです。
うーん、見つけたい! でも、そんなに簡単には見つかりませんよね。
こんな方法で、あなたの人生の目的を探してみませんか
本書の中に、人生の目的を探すための方法が紹介されています。これは、「私を愛して、自分を愛して」の著者、バーン・ブラックが考えたものとのことですが、次の文章の『 』内に、あなたがこれだと思う動詞を入れる形式になっています。
「私の人生の目的は、人を(に)『 』ことである」
そこに入る動詞は、以下のようなものが例として挙げられています。助ける | 元気づける | 支える | 成長させる | 尽くす | 力を与える |
刺激する | 自由にする | 正当と認める | 導く | 発見する | 覚悟をさせる |
鼓舞する | 向上させる | 組織する | 洗練させる | 強くする | 感化する |
何かピンときた動詞はありましたか。もっと自分に合う動詞を探してみてもいいでしょう。
この文章が出来あがると、ぼんやりとながらも人生の目的が分かってくると思います。次に、これをもう一歩進めてもっと具体的な形にしてみましょう。
あなたが人のためにできると思うことは何か? | 自分が貢献したいと思うのは、どんなタイプの人か? | その人と共になし遂げたい目標は何か? | |
私の人生の目的は |
例えば、
私の人生の目的は、『手助けすること』 『シニアの方々に』 『生きがいを見つける』
文章にすると、
- 私の人生の目的は、シニアの方々が生きがいを見つけることを手助けをすること。
「なんか、この辺にありそうな気がするなあ」と思ったら、それを手がかりに色々な言葉をアレンジしたり、自分の心に問いかけたりして、その周辺を掘り起こしてみるのです。
もしも人生の目的を見つけることができたなら、あなたの人生はどう変わりますか?
先に書いた通り、人生の目的を見つけるということは簡単ではないけれど、もしも見つけることが出来たならば、あなたの人生への取り組みはどんなふうに変わると思いますか。自分自身に問いかけてみると、
「迷いがなくなる」
「地に足をつけた生活ができる」
「心が落ち着く」
「やるべきことが見えてくる」
「恐怖がなくなる」
「目的地にたどり着いた自分の姿がイメージできる」
「そこに向かえばいいんだけなんだという安心感がある」
「毎日が充実している」
「自分の人生に確信が持てる」
意味が重複しているところもありますが、少なくともかなり大きな前向きのパワーが生まれてくるような感じはありますよね。
これが、「人生の目的」が持っている力なのです。
見つけたいなあ!
私自身、もっともっと突き詰めてみたいと思います。
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