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ゴルフクラブに残った古い両面テープを剥がすための有機溶剤

前回、ゴルフクラブのグリップ交換をしようと思って、古いグリップを外すところまでは特に苦労無く進んだんだけど、両面テープがクラブシャフト側に残ってしまい、これを剥がすのに大苦労。

古両面テープ剥がし

パーツクリーナーをたっぷり噴霧してボロ布で擦ってみても、いやいや本当にしぶとく残ってる。

パーツクリーナー

パーツクリーナーが両面テープを溶かす前に揮発していってしまうのかなって思い、キッチンペーパーを巻き、それがベシャベシャになるくらい吹き付けても見たけど、あまり効果が無い。

それならと、実験的な意味合いも含めて、他の有機溶剤を試してみることに。

シールはがし液 ~ ジッポーオイル ~ シンナー

1つめは、これ。100均ショップで買ってきた「シールはがし液」。小さいボトルなので量はないけど、どんな感じなのかなって本当にお試し気分でトライ。

シール剥がし液

結果は? うーん、あまり芳しくない。バシャバシャと量を使えばまた違うのかもしれないけど、なにしろ20mlしか入っていない小さなビンですからね。

続いて試してみたのは、ジッポーのオイル。355ml入りの大きな缶なので、これなら存分に使えそうです。中身は、いわゆるホワイトガソリンでしょうね。

ジッポーオイル

結果はというと、量を使った分だけ古い両面テープの残りかすが剥がれ易くなったような気がしないでもない、ってところかな。間違いなく効果はあるけど、驚くほどではない。

最後に登場するのはシンナー。他の用途(塗装前の脱脂とか)にも使えるかなって思い、2L缶を買ってみました。これだけあれば、別の容器に入れて、その中にシャフトを浸すことも可能。

シンナー2L

さすがに “浸す” まではしなかったけど、ボロ布が湿るのを通り越して滴り落ちるくらいの感じでやってみたら、結構剥がれ落ちていく。

でも、結局は(使う)量と(湿らせている)時間の違いであって、溶ける度合いの違いは、パーツクリーナーからシンナーまで、それほど大差ないんじゃないかなって思う。

最後は、根気ですね。地道に少しずつ少しずつ剥がしていくしかありませんでした。

旧グリップ剥がして

作業は一番量の多いシンナーを使いましたが、作業が終わるころには気持ちが悪くなってきた。

気持ちの悪さはすぐに解消したけど、その後、少し経ってからPCで文字入力しようとしたら、思うように指が動かず、なるほどシンナーの影響ってのは結構長く残るもんだなって実感。

シンナー中毒って言葉もあるくらいだし、次回はもっと扱い方に注意しよう。


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