ひすいこたろう+ひたかみひろ著 「シアワセの取説」
ひすいこたろう+ひたかみひろ著 「シアワセの取説」のご紹介。
他の本を探して本棚をひっくり返していたら奥の方から出てきたのですが、何気に読みだしたら引き込まれ、ついつい読みふけってしまいました。
ひすいさんの本は、「名言セラピー」など何冊か読んでいるのですが、どの本も心暖かく、そして幸せにさせてくれるものばかりです。
本書は題名そのまま、「シアワセ」になろうよって本です。
冒頭、こんな話から始まります。
どうですか? 先ずは海で泳ぎたいかな。自転車で島中を走りながら、いろんな沖縄料理を食べるってのも魅力的かもしれません。
人それぞれ、やりたいことはたくさんあることでしょう。
基本的には同じかな。時間に余裕がある分、ホテルのプールサイドでデッキチェアーに寝そべって、ビール片手にKindleで好きな本を読む、なんて時間もたっぷり取れそうです。海岸通りをランニングなんてシーンも心魅かれます。
なるほど。
沖縄に旅したら何をしよう?
ハワイに旅したら、どう過ごそう?
それはあなたが自由に決めていいことですよね。時間以外の制限はありません。好きなこと、やりたいことをやればいいんです。大切なのは、その旅を楽しむことだけ。
そして、この人生も同じだって著者は言うのです。なぜなら人生は“旅”だから。
それは、「成功しなければいけない」とか、「このままではいけない」とか、「変わらなきゃ」という強迫観念から逃れることです。
なぜなら、旅には「~でなければダメ」というのは無いからです。自由に好きなことをやればいいんです。その旅を楽しめばいいだけなんです。
「このままではいけない旅」なんてありません。「ダメな旅」もないんです。
今を生きること。過去を悔むことではなく、未来を思い悩むことではなく、現在、いま、この瞬間を楽しむことだけが大切なことなのです。
著者の言いたいことは良く分かりますよね。よく目にする考え方だし、本当にその通りだと思います。でも、いつも思うんです。「このままでいい」では、やっぱり“ダメ”なんじゃないかって。
本当にそうなの、って。
でも、「大切なのは人生を楽しむこと」というのは、間違いなく真理でしょう。何かの本で見かけて、それ以来、忘れないように頻繁に見ている言葉があります。
自分なりに解釈すれば、「~しなければ」って強迫観念は楽しくないから不要なんだけど、「~したい」とか「~になりたい」ということが楽しかったりワクワクしたりするならば、それをやればいいってことなのかなと。
極端に言えば、「ダラダラした生活」が楽しかったりワクワクするならば、それもOKなのかな。でも、普通、そこには楽しさやワクワクは無いですよね。そんなことなのかな。
次に質問に対して3分間思いをめぐらせてみて下さい。
どうですか?
私が失ったら悲しいと思ったのは、「健康」、「家族」、「友達」の3つでした。
この3つを失ったら、自分の人生はどうなるのかと考えると本当に暗澹たる気持ちになります。
「健康」一つ取っても、もしも健康を害してしまったらどうでしょうか。病院のベッドから抜け出すことができなく、散歩することも、ランニングすることも、自転車に乗ることも、好きな時に好きなことが出来ない人生がどれだけ辛いことか。
でも、考えてみたら、いま、その3つをすべて手にしているのです。そのかけがえのないものは、いまあなたの目の前に存在しているんです。
どれだけ自分が幸せか気が付かない(忘れている)から、人は幸せではないのでしょう。
使い古された言い方ですが、「幸せとは、手に入れるものではなく、気づくもの」なんですね。
他の本を探して本棚をひっくり返していたら奥の方から出てきたのですが、何気に読みだしたら引き込まれ、ついつい読みふけってしまいました。
人生とは“旅”である

本書は題名そのまま、「シアワセ」になろうよって本です。
冒頭、こんな話から始まります。
「あなたは3日間、沖縄を自由に旅していいと言われたら何をしますか?」
どうですか? 先ずは海で泳ぎたいかな。自転車で島中を走りながら、いろんな沖縄料理を食べるってのも魅力的かもしれません。
人それぞれ、やりたいことはたくさんあることでしょう。
「では、1週間のハワイ旅行だったらどうですか?」
基本的には同じかな。時間に余裕がある分、ホテルのプールサイドでデッキチェアーに寝そべって、ビール片手にKindleで好きな本を読む、なんて時間もたっぷり取れそうです。海岸通りをランニングなんてシーンも心魅かれます。
「では、80年間、この地球を自由に旅行していいと言われたら?」
なるほど。
「実は、あなたは80年間の休みを使って、いま地球旅行に来ていたのです。」
沖縄に旅したら何をしよう?
ハワイに旅したら、どう過ごそう?
それはあなたが自由に決めていいことですよね。時間以外の制限はありません。好きなこと、やりたいことをやればいいんです。大切なのは、その旅を楽しむことだけ。
そして、この人生も同じだって著者は言うのです。なぜなら人生は“旅”だから。
「あなたは、あなたのままでいいよ」って、本当?
旅には成功も目的もありません。人生という旅も同じです。ここで、あなたは多くの人が陥っている「不幸の罠」に気づかなければいけません。それは、「成功しなければいけない」とか、「このままではいけない」とか、「変わらなきゃ」という強迫観念から逃れることです。
なぜなら、旅には「~でなければダメ」というのは無いからです。自由に好きなことをやればいいんです。その旅を楽しめばいいだけなんです。
「このままではいけない旅」なんてありません。「ダメな旅」もないんです。
今を生きること。過去を悔むことではなく、未来を思い悩むことではなく、現在、いま、この瞬間を楽しむことだけが大切なことなのです。
著者の言いたいことは良く分かりますよね。よく目にする考え方だし、本当にその通りだと思います。でも、いつも思うんです。「このままでいい」では、やっぱり“ダメ”なんじゃないかって。
人生で一つだけ大切なこと、それは人生を楽しむこと
「このままではダメ」というのは、なるほど、自分の中でも強迫観念になっていると思います。それでも、「このままでいい」となると何の進歩も無いし、例えばダラダラした生活を、それで良しとすることですよね。本当にそうなの、って。
でも、「大切なのは人生を楽しむこと」というのは、間違いなく真理でしょう。何かの本で見かけて、それ以来、忘れないように頻繁に見ている言葉があります。
人生の中で最も大切なのは楽しむことだ。
自分に優しくしよう。人間は完璧である必要はない。
心配せず、気楽な気持ちで人生を送ろう。
そして、情熱を持って生きよう。人生にわくわくしよう。
自分の世界を十分に体験するのだ。
人生という旅で出会う人たちに親切にすることを忘れてはいけない。
とりわけ自分には。
自分に優しくしよう。人間は完璧である必要はない。
心配せず、気楽な気持ちで人生を送ろう。
そして、情熱を持って生きよう。人生にわくわくしよう。
自分の世界を十分に体験するのだ。
人生という旅で出会う人たちに親切にすることを忘れてはいけない。
とりわけ自分には。
自分なりに解釈すれば、「~しなければ」って強迫観念は楽しくないから不要なんだけど、「~したい」とか「~になりたい」ということが楽しかったりワクワクしたりするならば、それをやればいいってことなのかなと。
極端に言えば、「ダラダラした生活」が楽しかったりワクワクするならば、それもOKなのかな。でも、普通、そこには楽しさやワクワクは無いですよね。そんなことなのかな。
自分が既に手に入れている大事なものに気が付くことが幸せ
「180秒後に幸せになるワーク」というのがあります。次に質問に対して3分間思いをめぐらせてみて下さい。
「いま、もし失うことになったら、とっても悲しくなってしまうことを3つ以上あげて、3分間だけそれを失った状態を想像してみてください」
どうですか?
私が失ったら悲しいと思ったのは、「健康」、「家族」、「友達」の3つでした。
この3つを失ったら、自分の人生はどうなるのかと考えると本当に暗澹たる気持ちになります。
「健康」一つ取っても、もしも健康を害してしまったらどうでしょうか。病院のベッドから抜け出すことができなく、散歩することも、ランニングすることも、自転車に乗ることも、好きな時に好きなことが出来ない人生がどれだけ辛いことか。
でも、考えてみたら、いま、その3つをすべて手にしているのです。そのかけがえのないものは、いまあなたの目の前に存在しているんです。
どれだけ自分が幸せか気が付かない(忘れている)から、人は幸せではないのでしょう。
使い古された言い方ですが、「幸せとは、手に入れるものではなく、気づくもの」なんですね。
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