キーボードのカスタマイズソフトで、壊れたキーボードを何とか
手元にある Happy Hacking Keyboard は、キー入力を検知してくれないキーが5個有り、コイツを何とか修理できないかと色々頑張ってみましたが、わたし的には「素人には無理」って結論に。
といって、こんな高価で気持よく入力できるキーボードをこのまま諦めるのはあまりに残念すぎるので、もう少し頑張ってみようかと。
ユーティリティソフトで何とか不足分をカバー出来ないかな?
使えそうなのはキーボード拡張ユーティリティ。キーボードのレイアウトを変更したり、使い方を拡張・強化したりといったことを可能にするキーボードのカスタマイズソフト。
フリーソフトを探してみたところ、3つほど使えそうなのが見つかりました。
こいつはもの凄く多機能なソフトで、ざっと見たところ何でも出来そうです。
が、あまりに機能が多すぎて、私には理解出来ない!? とても詳細なレファレンスマニュアルがあり、さらにチュートリアルまであるのに、それでも使えそうにない。
困ったな。目の前に解決策がありそうなのになー。
ところでちょっと横道に逸れますが、このソフトの名前にある「Dvorak」ってのは、Dvorak配列(ドヴォラック)という、キー配列のひとつだったんですね(私は今回初めて知りました)。
私達が通常使っているのは、QWERTY配列というものです。
そのQWERTY配列と比べて、上段と下段の使用頻度が低くなるように設計されているそうで、英文入力における指の移動距離を短くすることができるとのこと。
母音は左手に集中し、英文の入力で母音に連接しやすく、高頻度で使う子音ほど右手側に集中させることで、右、左、右、左とリズミカルに打鍵できる確率が高まるらしい。
QWERTY配列に比べて高速かつ効率的な入力が可能であるとされ、キーボードをタイプする速さの世界記録は、この配列を利用する者によって樹立されたそうです。
Colemak配列は、一見QWERTY配列と同じように見えますが、実際には17個のキーの配置が違っていて、こちらもQWERTY配列ほど指を動かさずに済む配置になっています。
ところでNICOLA配列は、個人的にはとても馴染みがあります。私が知っている名称は「親指シフト」と言って、日本語の「かな」を入力するため、1979年に富士通が考案したキー配列ですけど。
NICOLA(ニコラ)は、親指シフト規格の内の一部を仕様変更した規格らしいです。
当時、富士通のワープロを親指シフトキーボードで入力していた記憶があります。
ワープロからパソコンへと移り変わる中で、会社で導入したのはマックでしたが、そこでも(私ともう一人だけ)親指シフトキーボードに固執して、マックでも何年間か使い続けていました。
さて、DvorakJ に話を戻すと、このソフト特徴は上記のような実装されているキー配列をそのまま使うことも出来るし、個々人が独自に作成したキーボード配列を使うこともできるんです(きっと)。
こんなに何でも実現出来そうなのに、私には使いこなせないってのが本当に残念。もう少し時間をかけて、先人の知恵を借りながら試行錯誤していけば何とかなるかもしれませんけどね。
PFUのHPにある、Happy Hacking Keyboard Professional/Professional2 のキー配列とも(なぜか)微妙に違うので、実際に自分で打鍵しながら調べてみた結果が下の図です。
右上のグレーアウトしている5つのキーが使えないキーです。
では、実際に出力できない “字” は何なのかってのを、PFUのHPにあるキー配列に照らし合わせてみると、下のような感じに。
これを見て最初に思ったのは、壊れてる5つのキーが入力できなくても、「意外といけそうじゃない?」ってこと。
実際には上の図には無いけど、かぎかっこ(「」)が出力できないとか、日本語文章では必須のものもあるんだけど、この辺りは「単語登録」で何とでもなるかなって。
でも、Fnキーを押した時に機能する矢印キー(→↑)が使えないのは、これはかなり不便かも。
うーむ、って思案していたら、もう一つ、こいつは本当に致命的なことを見つけてしまいました。「ー」が出力出来ない。これは困った。これは、単語登録でも何ともならないし。
実は、(私の理解した範疇で言えば)DvorakJ だとキーの中身までカスタマイズ出来る(多分)のに対して、こちらの2つのソフトは「キーごと入れ替える」ことしか出来ないようなんです(多分)。
手元のHHKBのキー数は60で、その内の5つのキーが不調ということは、ほとんど全体の1割近いキーがダメってことで、これをどこかの正常なキーと入れ替えるのは無理がある(余裕が無い)。
なので、こちらの2つのソフトの中身が何となく分かった時点で、「これは使えないな」って思ってたんです。でも、背に腹は代えられません。
どこかのキーを犠牲にしても、何とか「ー」を出力出来るようにしないと。
で、HHKBのキー配列を見渡して、最上段の右から2つめのキーだったら、括弧系なので出力出来なくなったとしても何とかなりそうな気がする。
ということで、この2つのソフトを試してみたんだけど、何故か両方共機能してくれない。何度か再起動等を繰り返しトライするも、どうしてもキーアサインが変わらない。
なぜ?
模索は続きます。
といって、こんな高価で気持よく入力できるキーボードをこのまま諦めるのはあまりに残念すぎるので、もう少し頑張ってみようかと。
ユーティリティソフトで何とか不足分をカバー出来ないかな?
使えそうなのはキーボード拡張ユーティリティ。キーボードのレイアウトを変更したり、使い方を拡張・強化したりといったことを可能にするキーボードのカスタマイズソフト。
フリーソフトを探してみたところ、3つほど使えそうなのが見つかりました。
DvorakJ の話ではなく、 Dvorak 配列の話
ひとつ目は DvorakJ というソフト。こいつはもの凄く多機能なソフトで、ざっと見たところ何でも出来そうです。
が、あまりに機能が多すぎて、私には理解出来ない!? とても詳細なレファレンスマニュアルがあり、さらにチュートリアルまであるのに、それでも使えそうにない。
困ったな。目の前に解決策がありそうなのになー。
ところでちょっと横道に逸れますが、このソフトの名前にある「Dvorak」ってのは、Dvorak配列(ドヴォラック)という、キー配列のひとつだったんですね(私は今回初めて知りました)。
私達が通常使っているのは、QWERTY配列というものです。
そのQWERTY配列と比べて、上段と下段の使用頻度が低くなるように設計されているそうで、英文入力における指の移動距離を短くすることができるとのこと。
母音は左手に集中し、英文の入力で母音に連接しやすく、高頻度で使う子音ほど右手側に集中させることで、右、左、右、左とリズミカルに打鍵できる確率が高まるらしい。
QWERTY配列に比べて高速かつ効率的な入力が可能であるとされ、キーボードをタイプする速さの世界記録は、この配列を利用する者によって樹立されたそうです。
親指シフトは本当に日本語入力が楽だった
DvorakJ は名前から分かる通り、この Dvorak配列を実装しているんです。そして、Dvorak配列以外にも Colemak配列であるとか、NICOLA配列等、幾つかのキー配列を実装しています。Colemak配列は、一見QWERTY配列と同じように見えますが、実際には17個のキーの配置が違っていて、こちらもQWERTY配列ほど指を動かさずに済む配置になっています。
ところでNICOLA配列は、個人的にはとても馴染みがあります。私が知っている名称は「親指シフト」と言って、日本語の「かな」を入力するため、1979年に富士通が考案したキー配列ですけど。
NICOLA(ニコラ)は、親指シフト規格の内の一部を仕様変更した規格らしいです。
当時、富士通のワープロを親指シフトキーボードで入力していた記憶があります。
ワープロからパソコンへと移り変わる中で、会社で導入したのはマックでしたが、そこでも(私ともう一人だけ)親指シフトキーボードに固執して、マックでも何年間か使い続けていました。
さて、DvorakJ に話を戻すと、このソフト特徴は上記のような実装されているキー配列をそのまま使うことも出来るし、個々人が独自に作成したキーボード配列を使うこともできるんです(きっと)。
こんなに何でも実現出来そうなのに、私には使いこなせないってのが本当に残念。もう少し時間をかけて、先人の知恵を借りながら試行錯誤していけば何とかなるかもしれませんけどね。
使えないキーは、果たして致命的なものなのか?
ここで改めて、この一部のキーが壊れているHHKBを無理矢理使おうとした時、実際に出力できない “字” は何なのか? それは、日本語入力をしようとた時、致命的なのか? を調べてみることに。PFUのHPにある、Happy Hacking Keyboard Professional/Professional2 のキー配列とも(なぜか)微妙に違うので、実際に自分で打鍵しながら調べてみた結果が下の図です。
右上のグレーアウトしている5つのキーが使えないキーです。
では、実際に出力できない “字” は何なのかってのを、PFUのHPにあるキー配列に照らし合わせてみると、下のような感じに。
これを見て最初に思ったのは、壊れてる5つのキーが入力できなくても、「意外といけそうじゃない?」ってこと。
実際には上の図には無いけど、かぎかっこ(「」)が出力できないとか、日本語文章では必須のものもあるんだけど、この辺りは「単語登録」で何とでもなるかなって。
でも、Fnキーを押した時に機能する矢印キー(→↑)が使えないのは、これはかなり不便かも。
うーむ、って思案していたら、もう一つ、こいつは本当に致命的なことを見つけてしまいました。「ー」が出力出来ない。これは困った。これは、単語登録でも何ともならないし。
KeySwap と KeyCtrl を試してみたけど、どうしても機能してくれない
ところで、冒頭で使えそうなソフトが3つほど見つかったと書きましたが、ここで残りの2つのソフト(KeySwap と KeyCtrl というソフト)を試してみる気になりました。実は、(私の理解した範疇で言えば)DvorakJ だとキーの中身までカスタマイズ出来る(多分)のに対して、こちらの2つのソフトは「キーごと入れ替える」ことしか出来ないようなんです(多分)。
手元のHHKBのキー数は60で、その内の5つのキーが不調ということは、ほとんど全体の1割近いキーがダメってことで、これをどこかの正常なキーと入れ替えるのは無理がある(余裕が無い)。
なので、こちらの2つのソフトの中身が何となく分かった時点で、「これは使えないな」って思ってたんです。でも、背に腹は代えられません。
どこかのキーを犠牲にしても、何とか「ー」を出力出来るようにしないと。
で、HHKBのキー配列を見渡して、最上段の右から2つめのキーだったら、括弧系なので出力出来なくなったとしても何とかなりそうな気がする。
ということで、この2つのソフトを試してみたんだけど、何故か両方共機能してくれない。何度か再起動等を繰り返しトライするも、どうしてもキーアサインが変わらない。
なぜ?
模索は続きます。
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