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シューズのかかとを包む部分の破れを修理する

つま先に穴が開きそうなアシックスのGT-1000を、黒い革のパッチを内側から貼り付けて修理し、合計で30kmほど走ってみましたが、はがれて来るような雰囲気はありません。

キチンと修理できたようなので、もう1足のロードジョグも修理しようと靴紐を解いていたら、かかとの内側に破れ箇所を発見。右足の方は完全に穴が開いています。

踵内側擦り切れ
左足の方も白っぽくなっていますが、こちらはまだ「少し擦れた程度」かな。

不思議だなって思うのは、これまでも色んなシューズを履いてきて、たまにこんな感じで穴があくシューズに当たるんですよね。「足に合っていない」とか相性の問題なのかな。

調べてみると、かかとを包む部分の破れというのは結構あることのようで、「靴の修理屋さん」みたいな所でも、修理事例をいろいろとアップされていました(スニーカーが一足買えちゃうかも)。

ついでなので、つま先とかかとと2箇所の修理をしてしまいます。

かかと用の大き目のパッチも黒い革の端切れから切り出しました。大きさは適当に現物合せ。パッチ側とシューズの内側に接着剤を多めにベッタリと塗布し、少し乾くまで待ちます。

補修用革製パッチ

つま先の方はGT-1000で一度やっているので、特に惑うこともなく内側からパッチを当て、圧着して修理完了。でも、パッチが少し小さかったかな。もう少し大きめにカットして、接着面積を増やした方が良かったかも。

かかとの内側の方は直接目で見ながら修理が出来るので、意外に簡単に出来ました。革の伸縮性を利用して、かかとの局面に合わせながら貼り付けていけたので、思ってた以上にいい仕上がり。

かかと修理後1

上の方はどこまで貼ろうか悩みました。少し内側の外からは見えないところでカットしてしまうか、上端のヘリまでもって来ようか。

やってみると革の伸び具合がいい感じなので、上のへりまで伸ばし、シューズの形状に合わせてハサミでカット。色合い的にもピッタリだし、外から見ても何の違和感もありません。

かかと修理後2

ただ、一点、ミスをしてしまいました。本当は革の滑らかな方を外側(足に当たる方)にして貼る積りが、逆にザラザラしている方を表側にしてしまったんです。

この修理した靴を履いて10kmほど歩いてきたけど、かかと部分の革(実際には靴下だけど)と足の皮が擦れて、段々痛くなってきた。帰って来て見てみたら、少し赤くなっていました。

でも皮が剥けるほどではなく、かかとの革の剥がれもないので、もう少し履いて馴染んでくれば、きっと何の問題も無くなるでしょう。

自分的には「結構満足のいく仕上がり具合だった」という、自己満足の修理報告でした。


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