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なるほど、「ダイヤルゲージ」って名称だったのね

卓上ボール盤を買ってから丸1年が経ちました。ボール盤があると、これが無かった時にはどうやって穴あけ加工していたのか思い出せないくらい超便利。

ただ、一つだけ欠点が。ボール盤全般の欠点というわけではなく、私の購入したボール盤の欠点という意味ですが、軸振れがあるんです。

これまで我慢して使っていたのですが、少しずつ我慢の限界が。何しろ、目で見て容易に分かるくらい振れているんですから。精密な穴を開けるのは諦めに近い感じだし。

ただ、ボール盤の設置場所が外なので、冬の間は修正作業をするのも寒いしなって、春になるのを待っていたのですが、その春がやって来ました。

そろそろ、ボール盤の軸振れに取り組んでみるかと思い、一番最初に考えたのは、 “振れ” の大きさを測ろうということ。修正する過程においても、振れの大きさを知ることは必要不可欠だし。

名前が分からないものを探すのって結構難しい

ってことで、測定器を買うことにしたのですが、ここで問題が。どんな測定器が必要か(ビジュアル的には)分かってはいるけど、そいつの名前が分からない。

名前が分からないと、さすがのGoogle様でも探しようがありません。

どうすればいいんだと一通り悩んだ後、「測定器 丸い」のワードで画像検索してみると、丸い水準器とか、温度計とかのずーっと後の方に出てきました。ダイヤルゲージという名称でした。

ダイヤルゲージ表

さっそく買おうと思ったのですが、安物でも3,000~4,000円くらいするんです。他の場面であまり使いそうもない工具に、この出費はちょっと気分が乗らない。

それならと、最近頻繁にお世話になっている AliExpress で検索してみると、普通に売っていました。その中でも価格の1番安いやつを購入。

日本円にして800円弱(送料無料)。これくらいだと、使う機会が1回しかなかったとしても気になりませんしね。

初めて箱に入った商品が届いた

AliExpress でのお買い物、ちょうど10品目ですが、初めて箱に入った商品が届きました(いつもの「プチプチ内張り袋」に入ってですけど)。

ダイヤルゲージパッケージ

今回は届くのが早かった。注文から10日くらいで到着。この前に届いたゼロプレッシャーICソケットは丸々一ヶ月かかっての配送だったので、それを考えると「えっ、もう届いたの!」って感じ。

外箱はペラペラの薄い紙で上の写真の通り変形していますが、中身はクッション材でキチンと守られていました。さすがに精密測定機器ですしね。

ダイヤルゲージ箱開け

作りも精度も、個人的には全然気になりません

使い方は簡単。測定子を対象物に押し付けた状態でその対象物を動かし、厚みの変化や(今回やろうとしている)軸振れを針の振れ具合で測定します。

一メモリ0.01mmと、かなりの精密測定。下の写真で針は真上にきていませんが、日本製のお高いやつはキチンと真上にあるんだと思います。

ただ、測定子を対象物に “押し付けた” 状態を「ゼロ点」としてそこから測定するので、特に問題はありません。

ダイヤルゲージ各部

外枠(ベゼル)と目盛り板は一体となっているので、対象物に押し付けてから針の位置に目盛りの「0」を合わせるように回転させ、その状態で「クランプ」で外枠を固定する。

って感じで使うんだろうと思う(いつも通り説明書は付属されていないので)んだけど、最初から外枠の動きは鈍いし、クランプのネジを締めても外枠は固定されないし・・・・・

ま、使えますけどね。私の(今回の)使い方は振れを「0」にすることなので、測定器としての制度に関してもまったく気にならないし。

問題は固定方法。本当はマグネットスタンドという保持台(?)に、裏側のブラケットを使ってセットするのが正しいんだけど、このマグネットスタンドがまた高いんだ。

ダイヤルゲージ裏

なんか簡易的なものを適当に作ろうかと思案中。


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