テスターの使い方を学んでみようか -- 初歩の初歩
前回紹介したVICTOR VC921 というテスターを買ったら、「レンジ切替つまみ」の切り替え先に、(テスターでは)これまであまり見たことがなかったマークが入っています。
マーク自体はダイオードとコンデンサを表してるんだってのは分かるんだけど、どういう時にどうやって使うのかが分からない。
VICTOR社のHPからマニュアルをダウンロードして読んでみると、大体上の写真のような感じ。
電圧の測定方法だけは知っています。測定対象に対してテスター(のプローブ)を並列に入れていけばいいんです。
すなわち、回路内の電球にかかる電圧を測定するには、電球の両極にプローブを当てるってことです。もちろん、電源のプラス側にはテスターのプラス側を、マイナスにはマイナスを合わせてね。
今回、いろいろと調べていて分かったことは、電流を測定する際には十分に注意する必要があるということ。間違った接続方法をすると、簡単にテスターを壊してしまう可能性が高いと。
電流測定の正しい接続方法は、回路に直列にテスターを挿入すること。つまり、測定する回路を一旦切り離して、その間にテスターを入れることでテスターが回路の一部になるように接続する。
へー、そんなの全然知らなかった(というくらい、こっち方面に関しては無知なんです)。
「回路を開かなければならないので、テスターで電流を測ることはめったにありません」といった類の意見も多く見かけました。それなら、素人の私には返って測定できない方がいいのかもと。
但し、回路内に組み込まれている抵抗を測定することは出来ないとのことです。なぜなら、抵抗は他の部品との合成抵抗になってしまうから。
なるほどー、そうなんだー。
へんてこりんな図ですが、考え方としてはこういうことですよね。短い方の「A-B間」の抵抗値を測定しようと思っても、長い方も「A-B間」になるわけで。
また、以前のアナログテスターを使っていた時は、導通を検査するにはレンジを抵抗に合わせていましたが、このテスターは導通チェック用のレンジがあります。
導通している時はブザーで知らせてくれるのですが、抵抗値が「0」で鳴るのかと思ったら、説明書によると50Ω以下で鳴るとのこと。多少の抵抗はあっても鳴るって事です。
付け加えて言えば、導通チェックも抵抗値を測るのと同じことなので、これも回路内の「A-B間」を調べるには、 “裏側” で繋がっていないことが明確な場合以外は検査できないってこと。
テスターの使い方くらい知ってるだろって思ってましたが、基本の基本でさえ正しい知識を持っていなかったことを痛感しました。
知ってる人にとっては、「そんなことさえ知らなかったの?!」って呆れられるでしょうね。
そんな不安を抱えながら、次回の中級編(っていえるのか?)へと続きます。
マーク自体はダイオードとコンデンサを表してるんだってのは分かるんだけど、どういう時にどうやって使うのかが分からない。
VICTOR社のHPからマニュアルをダウンロードして読んでみると、大体上の写真のような感じ。
先ずはテスターの基本から
テスターの計測機能として基本的なものは、電圧(AV、DC)、電流(DC)、抵抗(導通)の3つでしょうかねえ。少なくとも、以前使っていたテスターはこの3種類+電池の状態が測れました。電圧の測定方法だけは知っています。測定対象に対してテスター(のプローブ)を並列に入れていけばいいんです。
すなわち、回路内の電球にかかる電圧を測定するには、電球の両極にプローブを当てるってことです。もちろん、電源のプラス側にはテスターのプラス側を、マイナスにはマイナスを合わせてね。
電流を測定する際には十分に注意すること
今回購入したデジタルテスターに電流の測定レンジはありません。これは購入する前から分かっていたことで、電流用のレンジがないテスターは結構ありますね。今回、いろいろと調べていて分かったことは、電流を測定する際には十分に注意する必要があるということ。間違った接続方法をすると、簡単にテスターを壊してしまう可能性が高いと。
電流測定の正しい接続方法は、回路に直列にテスターを挿入すること。つまり、測定する回路を一旦切り離して、その間にテスターを入れることでテスターが回路の一部になるように接続する。
へー、そんなの全然知らなかった(というくらい、こっち方面に関しては無知なんです)。
「回路を開かなければならないので、テスターで電流を測ることはめったにありません」といった類の意見も多く見かけました。それなら、素人の私には返って測定できない方がいいのかもと。
回路内に組み込まれている抵抗を測定することは出来ない!?
抵抗値を測るのは特に難しいことはなさそうです。これも抵抗の両側にプローブを当てて測定します。抵抗の場合は、+-を気にする必要もありません。但し、回路内に組み込まれている抵抗を測定することは出来ないとのことです。なぜなら、抵抗は他の部品との合成抵抗になってしまうから。
なるほどー、そうなんだー。
へんてこりんな図ですが、考え方としてはこういうことですよね。短い方の「A-B間」の抵抗値を測定しようと思っても、長い方も「A-B間」になるわけで。
また、以前のアナログテスターを使っていた時は、導通を検査するにはレンジを抵抗に合わせていましたが、このテスターは導通チェック用のレンジがあります。
導通している時はブザーで知らせてくれるのですが、抵抗値が「0」で鳴るのかと思ったら、説明書によると50Ω以下で鳴るとのこと。多少の抵抗はあっても鳴るって事です。
付け加えて言えば、導通チェックも抵抗値を測るのと同じことなので、これも回路内の「A-B間」を調べるには、 “裏側” で繋がっていないことが明確な場合以外は検査できないってこと。
テスターの使い方くらい知ってるだろって思ってましたが、基本の基本でさえ正しい知識を持っていなかったことを痛感しました。
知ってる人にとっては、「そんなことさえ知らなかったの?!」って呆れられるでしょうね。
そんな不安を抱えながら、次回の中級編(っていえるのか?)へと続きます。
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