ASEANに非ロシア産燃料輸入を要請 イラン発のエネルギーショックを受けて、中東産原油への依存度が高い東南アジアの各国は厳しい状況に陥っている。米国のドナルド・トランプ大統領がロシア産原油に対する制裁を緩和したこともあり、例えば東南アジア諸国連合(ASEAN)の事実上の盟主とも言えるインドネシアは、ロシア産の石油やガスの輸入を増やそうとしている。 実際、インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は4月13日にロシアの首都モスクワを訪問し、ウラジーミル・プーチン大統領に対してトップセールスをかけた。そしてインドネシアは、ロシアから石油と液化石油ガス(LPG)を調達することに成功した。石油やガスの輸入に奔走するスビアント大統領の姿は為政者として当然である。 こうした動きに横槍を入れるのが欧州連合(EU)だ。4月27日、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで、25回目となるASEANとEUの閣僚会