ルトスワフスキ国際チェロコンクール

先日、二人のチェリストがマイケル・ジャクソンをカバーした動画で弾いていたルカ・スリッチ(Luka Sulic)というチェリストについて調べていたら、2009年の第7回ルトスワフスキ国際チェロコンクールという国際コンクール[公式HP - 英語]で優勝したほどのチェリストだということを知りました。

このコンクール、折しも第8回があす2月3日から10日までワルシャワで開催されるんですね。日本からも1人参加しているようなのでがんばってほしいです...

…と、ここまでの話だったら別に書かなくてもよかったのですが、きょう「待てよ」と思ってコンクールの審査員(Jury)のところを見て「やっぱり」と思いました。

堤剛さんのお名前があるではありませんか!堤さんはワルシャワで10日決勝のコンクールで審査員を務めてから、2月11日からサントリーホールで開かれるチェロコングレスに戻って来られ、12日のチェロアンサンブルコンサートに出演されようとしているわけ(13日のリレーコンサートにも出演予定)。 シャコンヌ~無伴奏チェロ作品集~堤剛

「堤先生は忙しい方で…」と運営に携わっている方が言っていたわけがわかりました。確かに忙しい…

チェロアンサンブルコンサートで一緒にステージで弾かせてもらうことになっているアマチュアの一人として、奏者としても長年一線にあるのみならず桐朋の学長・サントリーホール館長など多くの役職をつとめられ、なおかつこうして国際コンクールの審査員といった重要な指導的立場でも活躍されている方に一緒に弾く機会がもらえるなんてありがたいことだとあらためて思いました。

なお、ルトスワフスキ国際チェロコンクールでは、2005年第5回に日本の中木健二さんが優勝しており、その中木さんもチェロコングレスのオープニングコンサートで、6人がバッハの無伴奏組曲を弾くお一人として、組曲第4番を弾くことになっています。

[後日加筆しました]

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4 Comments

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そると  

堤剛さん、

この間N響とドボコンやっていましたね、素晴らしい演奏でした。来年は我がオケ、ドボコン予定なので、勉強用にDVDに落として保存しようと思っています。
弦楽専門誌ストリングの2月号にチェロコングレスの経緯やプログラムが載っていて、興味深く読みました。堤先生が会長さんなんですね。チェロっていいなあ。
私達のオケももうすぐ定演、弾かれたがっているv-362ヴァイオリンを横目にv-390、差し迫って毎日ヴィオラ弾いてます。

2011/02/02 (Wed) 22:52 | EDIT | REPLY |   

yoshi  

Re: 堤剛さん、

> そるとさん
そうなんですよ。ほんとに誇りに思います。
定演、たしか同じ週末の13日でしたね。成功をお祈りします!

2011/02/03 (Thu) 00:50 | EDIT | REPLY |   

まかべ  

NoTitle

堤剛さん、チェリストとしても超多忙なうえに桐朋の学長さんであり、サントリーホールの館長さんでもあって・・・。これは身体がいくつあっても足りないですよね、スゴすぎます!!

2011/02/03 (Thu) 13:03 | EDIT | REPLY |   

yoshi  

> まかべさん
そうそう、そういう肩書きや役職をつとめつつ、っていうところですよね。適切な補足ありがとうございます!

2011/02/03 (Thu) 21:36 | EDIT | REPLY |   

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