「鎌倉殿の13人」のチェロ

今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、三谷幸喜作ということで年初めの初回から欠かさず見ていました。 このドラマの中心となる武将たちだけでなく女性たちも含めてどの登場人物にもいい場面と台詞がちりばめられていて、いろいろな人物に感情移入しながら一年間楽しむことができました。

いよいよ18日に最終回を迎えるこのドラマで、音楽を担当するエバン・コール氏が「主人公・北条義時をイメージしている楽器はチェロ」とインタビューで語っていました。

チェロは「低い音も高い音も出せる情熱的な楽器」で、義時の悲劇的な人生を描くのに、チェロの高い音色は叫び声のように聞こえる…とのこと[サンスポより]。 先週11日にNHKで放送された「鎌倉殿の13人~オープニング13の秘密~」という番組の中のインタビューで語られていたことで、この番組はNHKプラスで18日まで視聴することができます。

たしかにこのドラマでは、主人公の悲哀・孤独を感じさせる場面によくチェロの音楽が流れていたような気がします。 右のサウンドトラックの曲「去った者を忘れぬ」「伊豆の郷」などもそうでしょうか(レコチョクで試聴可)。 このサウンドトラックでチェロを弾いているのは西方正輝さんだとご本人がYouTubeで明かしておられました。

今年を代表するようなドラマでチェロに脚光が当たってうれしいです。

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