善福寺手帳

日曜日、エキストラ参加のオーケストラの演奏会本番。 ウェーバー「オベロン」序曲、モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」、チャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」というプログラム。 このモーツァルトのシンプルさとチャイコフスキーの複雑さの“落差”が、練習していて大いに戸惑ったところだった。 この曲順ならいいが、日によって都合でチャイコフスキー→モーツァルトの順で練習したりすると、 音量にしろ弾きか...

日曜日、所属オケでコロナ禍をはさんで3年ぶりとなる定期演奏会。 プログラムは一昨年、昨年と予定していた曲目をそのまま引き継いで、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」、ビゼー「アルルの女」第1組曲、そしてブラームスの交響曲第4番。 まだ、コロナの影響が完全には収まらない中、とにかく無事に開催できたことはよかった。 途中、コロナによる一年半の活動停止の後、再開したらほとんど...

所属オケで3年ぶりの演奏会本番を月末に控えて、気になっていた弓のグリップを貼り替えてもらう。 長年使っているうちにグリップの皮が裂け、めくれあがってきていたのが、最近になって特に気になり始めていた。 あわせて毛替えと楽器本体のチェックも。 今は、コロナの影響で3年ごしとなった所属オケで演奏会が無事に行われるよう祈るばかり。 もちろん3年ごしだから「いい演奏を」との思いもあるが、それよりも「まず無事に...

土曜日午後、いつもエキストラ参加しているオーケストラの演奏会本番。 毎年この夏公演に向けての練習が進むにつれて暑くなるが、今年は特に、六月に早々と梅雨が開けて暑い日が続き、練習の行き帰りがちょっと大変だった。それでも、このオケに参加するときはいつもそうしているように、初回から全部の練習に参加した。 曲は、ベートーヴェンの献堂式序曲Op.124、ドボルザークの交響的変奏曲Op.78、そしてメインがブラーム...

土曜日、区内のホールでカルテットの本番。コロナ禍以前までは所属オーケストラで恒例にしていたアンサンブルの演奏会。 曲はベートーヴェンのラズモフスキー3番Op.59-3。今回は1楽章のみ。この曲で久しぶりに仲間とカルテットで練習を重ねて、自分がどんな音を仲間に差し出せないといけないかと考えて、また少しアンサンブルの勉強になりました。ふりかえりは、またあらためてするかも。 使わせていただいたホールは、コロナ禍...

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲Op.59-3の1楽章。緩やかな序奏が終わって、躍動感のあるallegro vivaceの主部が始まって間もなくチェロがソロになる、Bの箇所(63小節)に差し掛かるとちょっと緊張する。 単純な上行形、しかもハ長調なのに、なぜかこれが難しい。聞くと、ここはプロでも緊張するところだと有名（？）な箇所らしい。しかも、よりによって、ここがこの曲でチェロがソロになる数少ない箇所のひとつなのだ。 指...

平日の昼、区内の施設で、ひさしぶりのカルテットの合わせ。 同じオーケストラでよく一緒に合わせていたメンバーだけど、コロナ禍になって丸2年間、結局、一度も室内楽をやる機会がなかったので、本当に久しぶりのことになる。 コロナ禍当初は、室内楽ならばオーケストラに比べて少人数で、あまり密になることもないので「この時期の楽しみ方としてベストかも知れない」などと書いていた。 ところが事はそう簡単ではなかっ...

エキストラ参加のオーケストラの演奏会本番。曲はメンデルスゾーンの交響曲第1番とドボルザークの交響曲7番。 前回去年7月の演奏会も感染拡大が心配される中、団員の方たちがいろいろな対策や制限に知恵を絞って開催にこぎつけた、ちょうどその翌日から緊急事態宣言。 今回は、新規感染者がついに東京で1万人、全国で5万人を超える、ちょうどその日が本番という厳しいことになった。 団員の方たちには、エキストラ参加のこち...

日曜日、所属オーケストラの練習が再開。 新型コロナの影響で活動を中断する前の最後の練習が昨年2月末だったから、ほとんどのメンバーと会うのは1年8ヵ月、およそ600日ぶりのことだった。 再開するのにあたって、どれだけ元のメンバーが戻ってくるか、実は大いに不安に思っていた。メールやSNSでやりとりしていたメンバーの中には「自粛生活に慣れてしまってパワーが出ない」ということを言う人がいて、これは自分にもそうい...

日曜日、エキストラとして参加しているオーケストラの演奏会。 このオケとして、また自分自身にとっても、本番は「コロナ前」の去年1月以来、実に1年半ぶり。 3月に再開の声が掛かり、4月にはトップや弦メンバーだけの練習を再開していたが、合奏練習が再開できたのはようやく5月のことだった。再開しても、練習ホールによっては20時までしか使えなかったり、人数制限があったりして、色々と制約が多かった。 そんな中でもな...