
2017年9月5日、Googleは新しいサービス(機能)AMP Client ID APIを発表 しました。以下に今回発表された内容の概要を訳して紹介します。
5月にGoogleは、同じドメイン上にあるAMPと通常ページを統合してアクセス解析できる機能追加を発表しました。(それまでは同じドメインで、同じユーザーがAPMページと通常ページにアクセスした場合、異なるユーザー・セッションとして扱われていました。)AMP Client ID APIは、同様の利点をGoogleの検索によって行われて表示されるページ上で提供します。
追記:クライアントIDに関連した従来のアナリティクスでのAMPトラッキングの問題について記事を投稿しました。
どの様に動作するか?
今回の機能はサイト運営者のウェブページが、Googleのプラットフォーム上で表示される部分と運営者のドメイン上で表示される部分をお互いに連絡し合うものです。このコミュニケーションは、新たに提供されるGoogle APIとGoogle アナリティクスが、通常ページを訪問しているユーザーが、過去にGoogleによって表示されたAMPページを訪問したことがあるを理解することができる様な機能です。答えがYESの場合(ユーザーが過去にGoogleのキャッシュ上のAMPページを訪問したことがある場合)、Google アナリティクスは、二種類のページ間での同一のユーザーの動向を理解することを補助します。
この機能を利用するためには、コード変更を行う必要があります。この機能を利用するためには、AMPとnon-AMPの両方において若干のコード変更を行うことと新しいGoogle AnalyticsのこのAPIの利用規約に同意することが必要です。
いつから使用できるのか?
この機能の利用は、本日から可能です。コードの説明と利用規約はこちら です。資料をご覧の上、ご利用の準備ができましたら、導入の手続きを行って下さい。
この変更によって何らかの影響があるか?
この機能の導入手続きを行うと、あるメトリクス(指標)に変化が生じすることに気づくこととなるでしょう。以前は別のユーザーとして認知されていていたユーザーが同一の場合、ユーザー数とセッションの指標は下がり、より正確な数となります。同様に関連するメトリックスもより正確な値となります。(サイト滞在時間や直帰率など)そして、新ユーザーは一時的に上昇します。これはこの製品が、より正確にあなたのユーザーの数をカウントする機能を持つためです。一度限りの現象(影響、効果)で、過去にAMPページを見た全てのユーザーが、あなたのサイトを再訪するまで続きます(短期、または長期になるかは、ユーザーがあなたのサイト/アプリに戻ってくるかによります。)。この変化についてのより詳細な情報は、ヘルプセンターの記事をお読み下さい。
この新しい機能の導入を直ぐに始めて、ユーザーがあなたのAMPページをどの様に利用しているかより理解できる情報をご入手下さい。
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