青い蜜蜂を探して・・

当地では再びの寒の戻りという気候ですが、皆さまの地域では如何でしょうか？

直近で、BS朝日では「必殺仕事人Ⅴ　激闘編」、BS松竹東急では「必殺仕置人」と自分が１９８５年の本放送と再放送で必殺沼にハマった作品が並びでやっていたので、なんだか興奮してしまってました。

BS朝日は「新・必殺仕置人」が始まってますので、つい鉄の真似をして指の運動をし過ぎて、周りから不審がられない様に気を付けねばと思います。

１９８５年といえば先回、奥田圭子さんのデビュー３８周年という話もさせて頂きましたが、Twitterにて、当時の圭子さんのレコード会社がアイドル売り出しに慣れてなかったというお話も改めてお聞きしました。

自分は必殺沼にハマってたせいもあったのか、パイロットのCMの記憶はありますが、アイドル歌手として活動していた時期の佳子さんをリアルタイムでは殆ど認識できていなかったので、デビュー当時の話が聞けるのは非常に有難いです。

今後もう少し整理してみたいと思いますが、レコード会社との力関係も有ったがゆえに、「プラスティック」ではまだメジャーでは無かったBOOWYに楽曲を依頼したりと圭子さんの趣味で動けた部分もあるのかなとも思ったりします。

今回はそんなデビュー当時の画像と、３年目の圭子さんの成長も感じて頂きながら「こんな学園みたことない！」２０話から、ワルキューレさやかの活躍につきまとめていきたいと思います。

２０話

全日本音楽コンテストに鴻南学園を代表して、輝岡洋子が出場することとなります。（学生の音楽活動の場合、コンクールの方が適切かもしれませんが、タイトルもコンテストです）

亡き母と出場を約束していたと今までになく熱い想いを吐露する洋子ですが、今回も例によって学園長に恨みを持つ瀬下克代の罠が隠されてました。

罠ではないかと懸念を示す鳩山に、「たった一人の生徒の夢も守れなければ教師とは言えない」と少し鳩山とは険悪になってしまいますが、松平先生のナイスアシストで丸く収まりました。

一方で克代の怒りは強く、洋子の母の形見のヴァイオリンを壊させ、その代わりという事で、借りてきたストラディバリを使うように仕向けようとします。

一度は母の形見のヴァイオリンに拘り、ストラディバリの使用を拒む洋子でしたが、どんな楽器でも、あなたが弾けばあなたの音楽になるというさやかの言葉を受けコンテストに出ることを決意します。罠である可能性は認識しながらも、洋子の大切な夢を守る為にも飛び込むことを選んださやか先生です。

克代はストラディバリを破壊し、管理を任せたさやかの先生の責任を追及することを狙いましたが、学園内では、克代の父である校務員の平さんによって守られ、コンテスト当日を迎えることとなりました。

そして会場への移動中、鳩山とさやか先生は青葉の手下に襲われる事となります。ここでは鳩山が必死にストラディバリを守り戦いますが、多勢に無勢で次第に追い詰めれる鳩山。

そこにワルキューレさやか登場です。

屋根の上に着地という事で、毎度不安定な場所でヌンチャクの演武をするのは本当に圭子さん大変だと思いますが、何なくこなしている様に見せるのは慣れもあるのかしれませんが、身体能力の高さ故なのだと思います。

今回は手下のみでしたので、非常に余裕な戦いとなり、ヌンチャクで次々と敵を倒していきますが、強面の男たちに全く動じることなく戦えている訳でドラマ的には非常に見応えのあるシーンです。

そして全員を倒したところで、鳩山の上で気絶する男を振り払い、鳩山を助け起こすさやか。

目が覚めた鳩山は今回も誰何するも、答えずに去るさやかです。「君」と声を掛けながら、ヴァイオリンを抱えて再び気絶してしまう鳩山です。

その後、さやか先生の運転で会場へ移動しますが、道中で気付くも事態が呑み込めないのか、さやか先生と黒い天使が同一人物ではないかと疑いを持ち始めているのか、言葉少ない鳩山です。

会場につき、控室でストラディバリを洋子に渡したところで、現れる良太。良太が楽器屋の店主に頼み、洋子の母の形見のヴァイオリンの修理が間に合わせていたのでした。

この感動の場面の裏で、会場のどこかに爆弾が仕掛けられているという情報をミカが掴み、必死に爆弾を探す面々。さやか先生が控室をまだ見ていな事に気づきます。

使わなくなったストラディバリのケースが怪しいと睨み、鳩山がさやかを逃がし、一人で処理しようとしますが、そこに現れるワルキューレさやか。

君には渡せないとヴァイオリンを渡すことを拒否する鳩山に当身を食らわせ、鳩山が体制を崩したところで、ケースを抱え走り去ります。その後、少し離れたところで響く爆発音。

コンテストで優勝した洋子と喜びを分かち合う面々。少し遅れてさやか先生も輪に加わります。

視聴者はこれでさやか先生の無事を認識できますが、”黒い天使”ことワルキューレさやかとさやか先生が同一人物かに疑問を持っている鳩山先生としてはスッキリしない形で幕を引いた20話となりました。前も書きましたが、この笑顔の主とクールなワルキューレさやかが同一人物に見えなくても仕方がないと思います。

一条寺拳法の使い手ながら、爆発物に精通しているとは思えない国語教師のさやか先生が爆発物をはどう処理したのかは少し謎です。特撮ヒロインと考えれば、そのあたりはスルーすべきなのかもしれませんが、そのあたりを考えていると収拾つかなくなりそうですので、この辺りでM君の謎かけで締めさせて頂きます。

お題は一条寺さやか先生をイメージしての「国語教師」です。

国語教師と掛けて

反社組織の組長と解く

その心は

必ずコブンがついて回ります

「こんな学園みたことない！」の劇中でワルキューレさやかが戦っている相手を考えると、非常によくできた内容と個人的には思います。

それでは次回もよろしくお願いします。