宮城桜行脚in２０２３

３月下旬、仙台では異例の早さで桜が開花して、先週には満開を迎えました。
移住先でその土地の桜を観るのを楽しみの１つとしているので、今年も桜行脚をしてきました。

まずは仙台市内から。
昨年の桜行脚では、錦町公園、西公園、榴岡公園と中心部の有名スポットに行きました。
今年はもう少し幅広く。

１箇所目は、石橋屋のしだれ桜。
老舗和菓子屋の石橋屋に咲くしだれ桜が、知る人ぞ知る桜の名所になっています。
濃いピンクで川に向かって大きく垂れ下がっているしだれ桜。
木は１本だけですが、これは見ごたえがあります。



続いては、太白区の三神峯（みかみね）公園。
郊外にある公園で、桜の数では仙台市随一。
芝生の公園に、多くのソメイヨシノが咲き誇っています。
丘に上にある公園なので、遠くにある海と一緒に花見ができるスポットでもあります。





コロナ禍から日常に戻りつつあるので、夜桜のライトアップもされている所があります。

松音寺（しょうおんじ）がその１つで、椅子も設置されライトアップされていました。
お寺と桜の組み合わせは、何とも風情があります。



さらに夜桜で、昨年も行った榴岡公園。
園内には多種類の桜が咲いている仙台有数の名所。
今年は出店も復活して、昼夜賑わいを見せていました。





市内の桜はほぼ散ってしまいましたが、仙台より北では少しピークがずれて、まだ咲いています。
昨日は市外まで行ってきました。

最初は日本三景の松島。
過去３度行っていますが、桜も綺麗です。

せっかく行ったので、グルメも堪能。
松島と言えば牡蠣で、漁師の海鮮丼と言う店でカキフライを注文。
１個が大ぶりで、しっかりと牡蠣を味わうことができます。
野菜も大量に盛られており、ほとんどの方が残していましたが僕は完食。
物価高の中で１，４００円は悪い値段ではなく、これまで行った松島グルメの中で１番良かったかもしれません。



松島の桜は、坂道を登っていく西行戻しの松公園。
展望台からは、眼下に桜、その向こうには松島の海の絶景を観ることができます。
園内には間近で見られる箇所もあり、県内でも有名な場所です。





その後、坂道を下って海の近くのカフェで、コーヒー、海、読書のセットで、優雅な時間を過ごしていました。



そして、松島よりさらに北の涌谷町（わくやちょう）まで移動しました。
わくや桜まつりが開催中で、夜桜のライトアップイベントも行われています。

着いた時は、ライトアップには少し早かったので、地元のレストランで夕食をいただきました。
肉々しいハンバーグとトマトソースが美味しい。
初めての町のたぶん最初で最後の店で食事をするのが好きです。



ちょうどいい時間になったので、ライトアップされている城山公園に向かいました。
公園内には涌谷城址があり、お城と桜の組み合わせです。
この両者の相性も抜群でした。
漆黒の池に反射する桜もいいですね。







２０２３年の桜はこれにて終了。

ちなみに、過去２年の桜ツアーは以下の通り。

２０２１年　弘前・五稜郭

弘前公園・五稜郭の桜観賞ツアー（１・２日目）
弘前公園・五稜郭の桜観賞ツアー（３日目・決算）

２０２２年　一目千本桜・北上・角館

一目千本桜を見てきた
北上・角館の桜観賞ツアー（北上編）
北上・角館の桜観賞ツアー（角館・決算編）

日本全国素晴らしい桜スポットがたくさんあります。
３年毎に移住していると、毎年違った桜を観ることができる。
同じ桜を２度見ない男です。

来年は、宮城南部の白石城の予定。
また、福島の三春滝桜に行くかもしれません。

関西移住後は、吉野の桜を見てみたいですね。

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