無リスク資産の運用先
資産状況(2023年3月)で書いている通り、総資産5,700万円の内、1,600万円弱を無リスク資産(生活防衛資金含む)で持っています。
最近、収入があったり、国債が満期を迎えたりで、銀行の普通預金や証券会社の預り金の無リスク資産の中でも遊んでいるお金が増えてきました。
リスクを取りたくないお金とは言え、多額を利息ほぼゼロで運用するのはもったいない。
適当な置き場所を考えてみました。
セミリタイア後に収支がプラスになり、少しずつ無リスク資産が増えてきました。
増えたお金は、IPOや立会外分売の軍資金として各証券会社に置いてきました。
SBI、楽天、マネックスに各200万円、松井に100万円あって合計約700万円。
IPOでは、SBI証券のポイントを貯めて当選させ40万円GETしたり、普通に当選して10万円の利益になったこともあります。
立会外分売では、毎年15,000円前後の利益になっています。
しかし、今回は個人向け国債・10年変動を100万円分買いました。
ここ数年の超低金利で、個人向け国債の金利も最低保証の年利0.05%に張り付いていました。
しかし、最近金利が上昇し始め、直近の利率は0.3%になっています。
利息には税金がかかりますが、100万円投資すれば年2,400円弱になり、決してあなどれない金額です。
立会外分売は、700万円の軍資金で年15,000円とすると利息0.214%。
利息も高く、確実な国債のほうがいいでしょと判断しました。
変動金利なので、今後金利が上昇すれば、利息も増えます。
逆に金利が下がり、満期まで保有するのが損な場合は、直近2回分の利息を払えば換金できます。
債券は他にも、社債もありますが、こちらは信用リスクもあって、無リスク資産としては適当ではありません。
固定国債や地方債などは、金利等の条件から、変動10年国債に比べてメリットが感じられません。
探せばもっと有利な無リスク資産の運用益があるかもしれませんが。
個人向け国債・10年変動はベターな選択肢だと思います。
軍資金の700万円に関しても、SBI証券のIPOポイント獲得のための数十万円だけ置いて、あとは全て国債でもいいかなと考え中です。
- 関連記事
-
- 社債投資に対する考えを整理する
- 無リスク資産の運用先
- 新NISAの活用に加えて、iDeCoの再開も検討