サラリーマンはスゴ過ぎる
今月から始めた社労士事務指定講習ですが、そこそこ順調に進んでいます。
全部で60枚の内、24枚書き終えました。
講習の内容は、会社がする労働保険(労災保険・雇用保険)、社会保険(健康保険、厚生年金保険)の手続き書類を書くこと。
しかしよくよく考えると、この辺の作業はサラリーマンの方が普通にやっていることです。
社労士は、これらの手続きが独占業務になっていますが、社労士しかできないって意味ではありません。
自社の社員が行う分には全然OK。
社労士以外の社外の人が、報酬を受け取って事務代行をしてはいけないってこと。
社労士がやるのは中小企業が主で、大企業では自社の社員で行っています。
僕は社労士試験の勉強を1100時間ぐらいして、基礎知識を身につけました。
今は講習で実務の練習をしています。
そこまでして、ようやく少し分かってきた感じ。
まだとても本番の実務をこなせるレベルにはありません。
しかし、同じような仕事をやっているサラリーマンの方の多くはいきなり本番。
社労士の勉強をしてきてもないでしょうし、社会保険の専門職として入社している訳でもない。
ジョブローテーションの一環として、たまたま総務・人事系の部署の配属になり、その仕事を割り振られただけ。
僕が1100時間+講習を受けてやろうとしていることを、配属初日からこなしている。
実際にそれで回っているので、できているってことでしょう。
このような仕事をしているサラリーマンには、リスペクトしかありません。
素直にスゴ過ぎる。
思い返せば、僕も在職時には内容こそ違えど、同じようなレベルの仕事を任されていました。
1100時間の勉強と実務講習を受けてようやくスタートラインに立てそうって言うのに、そんなんいきなり出来るはずがありません。
改めて、場違いな場所にいたんだなと実感します。
しかも、これらの仕事ってどっちか言うとルーチンワークで、一般職の方がやるような仕事かもしれません。
じゃあ、総合職ってどんな仕事しているんでしょうか?
おそらく僕が聞いても、日本語には聞こえないんでしょうね・・・
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