環境問題への取り組みのひとつとしてプラスチック製の容器や食器の削減が進む中、メキシコのBioFase社が斬新な使い捨てカトラリーを生み出したようだ。
使い捨ては使い捨てでも生分解性(物質が微生物によって分解される性質であること)のカトラリーとなっており、なんとその材料はアボカドの種である。
メキシコは世界有数のアボカド産地のためアボカドの種に困ることはなく、しかも本来であればゴミとして捨てられるはずのものだ。
それを資源として有効活用していてさらに生分解性ということで、環境に優しい商品として今後注目を集めそうな気配なんだ。
1年半以上の月日を費やして完成したアボカド種子カトラリー
アボカドの種からできたスプーンやフォーク、ナイフ、ストローは、湿度の高い場所を避けて未使用の状態ならば1年間保管が可能だ。
しかしそれ以降、生分解が始まり、だいたい240日かけて少しのプラスチックも残さずに跡形もなく自然にかえる。
BioFase社は、アボカドの種からカトラリーを作るベストな方法を見つけるために1年半以上の歳月を費やしたという。
最も難しかったのは望ましい形状に形作ることだったそうだ。
アボカド加工会社から収集した種が新たな製品に生まれ変わる
現在、このカトラリーはメキシコ国内に向けて販売中で、レストランやカフェ、学校などでの使用が想定されているようだ。
価格はスプーン1000本(5箱各200本入り)約3500円などとなっている。
生分解性のカトラリーのほか堆肥として再利用できるカトラリーもあり、こちらはどんどん劣化していくため使用後は速やかに堆肥貯蔵所に捨てる必要がある。
ちなみにアボカドの種は、アボカドを加工してワカモレ(メキシコ料理のサルサの1種)やオイルにする会社から収集していおり、そのため安価に製造することができるらしい。
安くて環境に優しくてゴミの削減にもつながって一石三鳥だったりするのかもしれないね。
References:Facebook / Biofaseなど / written by usagi / edited by parumo
いいね、素晴らしいことだ。
日本なら籾殻とかで作れないかな?
こういうの一気に切り替えて欲しい。
半端にやるとかえって投棄が増える、古いプラも新しい生分解性と勘違いされて…
安くて環境に優しくてゴミの削減?
もうちょっと現実を見ような
燃えないゴミとして捨てられてちゃ意味ないわな
生分解性専用のごみの日も必要だし
それを処理する専用の処理場も全国に必要だ
現実メキシコはそんなことまで金かけてやったんの?
不可能でしょ
>>2
お金かける価値はあるよ。
プラスチック汚染は深刻。
未使用で保管しても1年間しかもたないのか……。
戸棚の奥で腐ってきたりするのかな?
良いものはぜひ日本の外食企業も採用しろよな
しかも経済に貢献でき両国でウィンウィンだ
サイトみると他の輸入品に比べて半分くらいの値段で提供できるのが強みだと言ってるね。
※4
湿度に弱いから、日本みたいな湿潤な気候の土地だと専用の保管庫か冷蔵庫が必要になる。なので、残念ながらそんな面倒くさいものを使用する企業は出てこない。環境に配慮した結果を値段に上乗せしたら、業績が傾くのは目に見えてるし。
テイクアウト用の代替なら分かるけど
レストランや学校での使用なら
まず使い捨てにしないのは難しいのかな
あと製造過程で環境に対して負荷がないか
エネルギーを余計に消費しないかとか
そこらへんがわからないと何とも言えない
これ良いね
凄く良い
アボカドの種自体
でかいけどなんにも
役立たない感じだったし
安く普及してくれたら良いな
もうね、アボカド
日本だったらスギを使ってやればいいかな。
既存のスギ林から花粉を出しにくいスギを移植する一環でやれば環境にも健康にも良さそう。
※8
本来ゴミとして捨てられる物を使うから意味があるのでは……?
※14
なるほど!それでは日本で毎日大量に廃棄物として出されている
使用済みの割り箸を原料にカトラリーを作ろう??
※20
まてよ?割り箸を洗って再利用すればもっとエコじゃない?!
※21
実際それで折れるまで使ったりしてたww
※20
自分専用箸を持ち歩いて、使うたびに洗うのが一番エコでは?
※8
ワイルドだな。あれ?ちょっとニュアンス忘れちゃた。
※8 日本の杉林、人工林だしな。手入れされないから過密すぎて、杉にも過酷な環境かもしれん。実際、弱った木を適切に苅る人がいないから、倒木の事故も増えてる。日本の花粉症での経済損失額も考えると、花粉出しにくいタイプか別種への入れかえは必須だよな。
※14 杉による花粉症ほっとくと、今度はティッシュ需要でパルプを求めて、世界の森林伐採が進んでしまうんだ……。ここ数年は世界的にパルプの値段高騰してるし、高く売れるなら無理な伐採する業者も多い。
アボカドの生産地だといっても、
種は出荷する商品の中に入ってるので
集めるのは難しそうに思うのですが。
それとも種に困らない位に
大量のアボカドが出荷前に駄目になって
廃棄されたりしてるのでしょうか。
衛生面は大丈夫なのかね、コレ?
あと
棚の奥にしまっておいて、使おうと思ったら
粉になってました、的なことが多発しそうな予感。
日本はセルロースナノファイバーや
植物由来樹脂の技術が腐るほどあるけど
今まで売り込み方がわからなくて
ガーデニングの鉢やゴミ箱の素材にしか
使えなかったけどようやく報われそうだな。
アボガドの種って栄養あるから粉末にするなりして
美味しく食べる方向に持っていって欲しいかな
俺も一時細かく切って焼いたり煮たりして
食べてたけど固いしあんま美味くないし
やっぱ捨てるようになっちまった
トランプさん、メキシコも頑張ってますがな
生ゴミ回収してる自治体もあるから
ひと目で再生素材と解るように作れば
回収できるだろうしやりようはあるな
旅先の綺麗なショッピングバッグとかなんとなく取っておいてしまうんだけど
ふと見たら4-5年前にヨーロッパで貰ったものたちがパリパリに砕けたゴミになってたよ。
分解性プラスチックは思い出にならない。
用途としては持ち帰り用のファストフードのスプーンナイフになるのかな
海外だと食べ歩いてそのままポイ捨てが問題になってるみたいだし
アボカドスプーンでアボカド食いたい
「ベストな方法を見つけるために1年半以上の歳月を費やしたという。」
って・・・、たったの一年半かよ!
>>23
あはは。確かに短いですよね。そんなことを言わずに、もっと長期間保存がきくように研究してっ…て思ったけど、分解に時間かかりすぎてもダメなんだよなぁ。
「エコ用品を作る為に環境破壊する」ていう本末転倒な環境運動(笑)が絶えないので
もうそういうのはこういう具合に不用品でやってほしいもんだわ
これくらいの価格ならいいよね
日本でも間伐材?かなんかを利用した木製食器があって見た目は素敵なんだけど使い捨てるには安くないから買うまでに踏み切れてない
日本なら牛乳でカゼインを作ったり魚の骨や鱗の成分で容器作ったりできそう
自分はラテックスアレルギーでアボカド、バナナ、キウイは避けているので このカトラリー使って何か食べて アナフィラキシーになったら怖いと思った
※30
そっか、「何のアレルギー物質もとっていないはずなのに、アレルギー反応が起こり、原因を調べてみたら容器や食器だった」。
こういうことが起こりうるわけだ。
これは大きな盲点になりそうだね。
安い割り箸って、きれいに二つに割れずに使いにくい割れ方をするとイラッとしたりするので、カトラリーだけじゃなく割り箸も(割れてない使い捨ての箸でもいいけど)作って日本に輸出して欲しいなあ。
アボカドの種捨てる時ってなんだかなあと思うよね
全体に比べてやたらでかいのが入ってた時とかさ……
200円くらい出して買ったうちの80円分くらい種じゃない?みたいなことある
>>32
なんか可愛い言い方と考え方ねw
確かに80円分ぐらい種の時あるww
>>32 それが悔しくて、結構な頻度で土に埋めたら、どこまでもはえてくる…。
マイ箸、マイスプーン、マイフォーク等を持ち歩くのが常識にならないかな。
持ってない場合は、一つ5円位でレンタルするの。
>>33 結局それが1番エコですよね。ただ、それが全く定着しない方や、毎回ろくに洗いもせず使用する方だったら食中毒がこわいので、全くなくすのは無理かも…ですね。レジ袋問題と一緒だなぁ。
使ったら埋めればいいのか
またアボガド生えてこないかな
和歌山でも似たようなのあるね、梅プラスチックっての
産業廃棄物となる梅の種を使ったプラスチックでいい匂いがするらしい