悪魔祓いは古代から現代に至るまでの世界各地で一般的に行われている行為だ。
キリスト教では悪魔祓いを行う者はエクソシストと呼ばれ、憑りついた悪魔を祓うのは、訓練を積んだエクソシストに任せるよう勧めている。
バチカンにはエクソシストの養成所がある。もっとも最近悪魔に取り付かれる人が多くエクソシストが不足しているというが(関連記事)。
いくらエクソシストが不足しているからといって、訓練されたプロのエクソシストに頼まないと大変なことになるようだ。
ここではコロンビアで行われたエクソシストによる悪魔祓いの例と、自己流で悪魔祓いをやっちゃったアメリカ人女性の例を見ていこう。
コロンビアで行われたプロのエクソシストの悪魔祓い
コロンビアのケースは、トータルで7人の悪魔を追い出さなくてはならないという異常事態だった。
当の母親と娘は、娘の夫の死んだ恋人に呪われたらしい。夫も絡んでいるのか、問題の恋人がどのような死に方をしたのかについての情報はないが、あの世から人形を通じて母娘に呪いがかけられたという。
このエクソシストは、まず、娘のほうからとりかかり、部屋を宗教関係の絵画や彫像、十字架や聖水でいっぱいにした。
腹に聖油を塗り、悪魔が娘の体から去るまで、祈りを唱えながら腹を叩いた。母親のほうはかなり手強かった。
同様の処置の間、母親の口を通して悪魔のひとりが、映画で聞くような汚いセリフを吐いた。
「こいつらをクソみたいにしてやった」だが、まもなくエクソシストは悪魔がいなくなったことを告げ、この憑依になんらかの関わりがあるに違いない夫と娘が離婚できるよう手助けした。
このコロンビアのケースは、少なくともハッピーエンドに終わった。
自己流でやっちゃったアメリカ人女性の場合
だが、こちらのケースは違った。
8月11日、アメリカ・ルイジアナ州リビングストン郡デナム・スプリングスのボランティア消防団がトレーラー火災の出動要請を受けた。
現場にいた女性、ジョリン・ウィン(53)は、悪魔を追い出すためにソファに火をつけたと説明した。彼女は訓練されたエクソシストではない。
消防士たちは悪魔はさておき、とにかく火を消して、煙を吸ったジョリンを病院へ送った。
地獄の業火が大好きな輩を追い払うのに、火を使うのはおかしなことのように思えるが、ジョリンは自己流でやっちゃったようだ。
ネット上には”自分でできる悪魔祓い“のサイトがある。こうしたサイトは、憑依されたものから悪魔を安全に取り除くさまざまな方法を提供しているが、もちろん自己責任であることや、様々な警告がついている。
だが彼女はそれをチェックしていなかったようだ。
憑依対象物になにか銅製のもの(コインやパイプ)を置くと、負の力を追い払い、呪いによって離散したエネルギーを吸収すると言われている。
ジョリンは祈り、ソファに聖水をまき、煙をいぶしながらそのまわりを歩き回った。
宗教に関連するものを身に着け、しみになってしまうかもしれないが、クッションに聖油を塗って、両手で叩き、ソファから出て行くよう悪魔に命令した。
ここまではコロンビアのケースと同じやり方だったが、どういうわけかジョリンはソファに火をつけてしまい、現在、放火の罪で逮捕された。
やはり悪魔を追い出したり、手名づけたりする場合は、プロの手を借りた方がよそそうだ。
References:dailystar / klfy/ written by konohazuku / edited by parumo
いや「ソファに悪魔が憑いている!」と感じてる時点で・・・お察しでは?
日ごろからソファが猥雑な罵詈雑言を吐いたのだろうか?
ふうむ、大変ですなあ・・・
※1
>日ごろからソファが猥雑な罵詈雑言を吐いたのだろうか?
自分の周囲から不快な幻聴が聞こえるのって、
統合失調症の典型症状っぽい感じがする。
※10
>脳神経外科や外科にて、MRIやCTスキャンで検査して貰い(有料)、異常無しとの結果が出た上で、
物理的な脳疾患以外の
一番可能性が高い「何らかの精神疾患」のケースは、
一応 脳の萎縮箇所など特徴的な病変の研究はされているけど、
まだ実際の診断の場で決め手になる程ではなく、
「脳に器質的異常は無いけど、機能的異常がある」
って状態が精神疾患だよ。
プロの手を借りるのはいいが手馴づけたらアカンやろ!
いや、まず病院行かないと。脳に腫瘍があるせいで錯乱してたらどうするの。
本場バチカンのエクソシストは医師の資格を持っていて、まず医学検査をして異常がなかったら初めて悪魔祓いをするべきかどうか検討する。
※3
>この憑依になんらかの関わりがあるに違いない夫と娘が離婚できるよう手助けした。
最初のエクソシストの方は、現実的な解決まで踏み込んでいて、要は「精神的錯乱を落ち着かせた上で、原因となった環境の改善もサポートするカウンセラー」みたいな役割を果たしている。こういうタイプなら、常識的なプロっぽいから、祈祷の類でどうにかなるレベルでない病的症状だと判断したら受診も勧めるんじゃないだろうか?
バチカンをバカチンと読み違えて
ああ、やはりああいうのはバカチンじゃないとできないよな
と勝手に納得した
海外の悪魔って粘着性だな
さっさと転生でもしてこの世から離れろよ
※5
いや、悪魔は霊じゃないから。
堕天して「天界=神」に対抗することが存在意義なんで、結局のところ仲間(=信者)をいかに多く切り崩して囲い込むかが勝負だから。
そらあ執拗に誘惑・勧誘してくるさ。
尚、悪魔祓いのご寄付は以下の通りになっております。
スタンダードプラン ○○○$
デラックスプラン ○○○○$
スペシャルプラン ○○○○○$
と、成っております。
胡散臭さしかない。
まぁ、バチカンはだいぶ良心的というか、なんでもかんでも悪魔のせいにはしないから幾分マシだが。
これ、ホメオパシーみたいな代替医療と同じで、適切な医療から遠ざかってしまうがゆえに悪化したり事故を起こしたりすることが起こりうるわけだよね。伝統的な職業ではあるんだろうけど、なんだかなぁ。
脳神経外科や外科にて、MRIやCTスキャンで検査して貰い(有料)、異常無しとの結果が出た上で、それでも異形のモノが見えたり感じたりするのなら、コレは本物の霊感有り!ですね。
野生の勘が強く残っているとも言えるのでは?
昔の話(実話)、夜間、馬を引いて山越えしてた馬方さんの馬が突然ストップ! 馬方さんが押しても引いても怒ってもなだめても、馬はテコでも動かない。
やがてザワザワザワザワ!って言う山鳴りみたいな音がしたので、馬方さんはびびって馬の鼻面に縋るようにして固まっていたら、頭上を何かが通るような気配が!
馬方さんが恐る恐る夜空を仰ぐと、木の梢から山道跨いで、反対側の木の梢へ何やら長い黒いものがズルズルズルズル渡って行く。長く黒い正体は大蛇!
馬方さんの馬は静かに微動だにしない。馬方さんは固まったまま、夜目が利く限り、大蛇を見送った。
やがて大蛇は木立の奥深くへと去って行った。
と? 時を同じくして、馬方さんの馬が何事も無かったかの様に、黙ってパカパカ歩き出した。馬方さんは、しきりに我が飼い馬の利口な事を感心しながら、馬に感謝しながら、馬と共に無事に山を降りて家へ帰り着く事が出来た。
長くなりましたが、私の出身地での出来事です。まあ、この利口なお馬さんじゃありませんが、人間にも、危険を察知出来る勘があると思う。コレが、野生から人間へと進化した際、異形のモノの気配を察知する能力として残ったのかも?
憑依される依り代である自分自身を燃やしてもろともに退治しようとしたんではないでしょうか?
悪魔は霊じゃない、ってツッコまれてるな。よかった。「悪霊」と全く別物だからね
しかし霊や悪魔、神(自称)案件は素人がうっかり手を出しちゃいけないからねえ。あれは「肩書が一番大事」だから。エクソシストがやってくれたから効果てきめん。
坊主が、宮司が、何らかの霊能力者が、やってくれたからという安心感がまず有りき。そもそも保証のない素人のまとめサイトで何ができるのか(笑)
塩を盛るとかの民間伝承のほうがよっぽど効くだろうに。生麦大豆二升五合だぞ。
神はいないけど悪魔は存在すると思うよ。人間と言う名の悪魔がね。
※13
まあ、神も悪魔もつまるところ人間の頭の中の住人だから。
日本だと匹目や鳴弦といった憑き物落としの呪術が宗教関係ない弓道の技で伝わっているのが面白い。弓術家の家来なのに弓を引いたこともないお侍が狐落としを頼まれて主人の名誉のために断り切れず仕方ないから憑かれた人を射抜くつもりで矢を向けたらビビッて落ちた話、狐憑きを巻き藁に括り付けて技量の未熟な子供らに当てないよう指示したうえでやたらめったらに射させたらどこに飛んでいくかわからぬ矢の勢いに恐れて落ちた話なんかは正道を外しているようで心理療法としては一理ありそうなのが良い。
※14
>宗教関係ない弓道の技で伝わっている
弓とか刀とかの武具って、そもそも神道と関わりが深いと思う。
鳴弦など弓での邪気払いは、何かある都度
朝廷でもしょっちゅうやってる描写が古典にあるし。
「もの」という大和言葉は、物体や人の意味だけでなく
古語だと「鬼神・物の怪など超自然的な恐ろしい存在」のほか
「軍、兵隊」の意味もある(「物部」など)。
というか、「もの = 鬼神 = 武人」みたいなイメージで
古代の人にとって、
短時間に圧倒的パワーで集落をなぎ倒していく軍勢やその道具は
「神懸かり的な存在」だったんだと思う。
※14
※27
弓には魔を払う力があるって信じられてたからね。
キリストの世界における悪魔憑きって日本で言うところの狐憑きみたいなもんだから、要するに精神障害や錯乱の理由付けでしかないんだよね。ていうか腹を叩かれながら呪文唱えられるって結構辛いな
悪魔とは人間の状態変化に他ならない
固体、液体、気体ほどの差でしかない
悪魔は神への信仰心を捨てさせようとしてくるからな
高位の悪魔は宗教的離反者と末路わぬ神々だから日本なら祀られてるレベル
最近キリスト教に熱心なのが減って彼らは喜んでるだろう
塩を飲めばいいのに
統合失調症者の症状でよくこういうの出てくるよね。日本だとだれそれが監視しているとかいいだすけれど、あっちは国民に広く宗教観が浸透しているから悪魔憑きになるんだね。昔の日本なら獣憑きだけれど
経気が悪くなると悪魔がよく出没する。
しかし日本では何故か一切出没しない
不思議だなあ(棒)
※22
日本だとこういうのは「狐憑き」と呼ばれますから
だから、何度もわさび醤油の入った皿と箸を持った日本人を派遣しろ言っているのに。
ソファに取り憑いて、悪魔になんの得があると言うのだろうか?
※25 やつらは人間を堕落させることが目的だよ
日本にはもっと質の悪い「こたつのフリしてみかんを用意した悪魔」がいるよ
自分の識以下の病気みたいなもんを悪魔のせいにされて
本当の悪魔は困惑しています。
アメリカならとりあえずあの兄弟呼んどけ
火をつけるように、ちょいと唆してやったのさ。
狂気ってのは重力みたいなものだ、崖っぷちにいるやつの背中を押してやれば、あとは勝手に落ちていく。
悪魔祓いは他人にやって貰わなきゃ意味ないんじゃないかな
※31
「これで悪魔は去った」という自己暗示の問題なら、
所定の手順に従った“儀式”で自分が納得すれば
効果はあるんじゃないかと思う。
最も罪深いキリスト教が悪魔を祓うのって違和感タップリ。
コメ欄が極端で草
こんなダラダラとソファで過ごして太ってくばかりなんてきっとソファに悪魔がついてるんだわ!
てことなのかな。怠惰と大食の罪か
南米の方って、こういうの人気だよね
相性が良いのかなー