カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   NWO  »  プーチンのNWOと第三次世界大戦の引き金を引く勢力①②
       
mag202203-1.jpg

ウクライナの大地がアフガンのように荒廃するまで止まないだろう。
それは世界経済の崩壊を引き寄せて、デジタルルーブル、デジタル人民元、デジタルドルの開発を急がせることになるからだ。

そして、EUの「
CITIES2030」がヨーロッパの農業システムをがらりと変えてしまう。
デジタル通貨とブロックチェーンべースによる「農業の工業化」がいっそう進むと何が起こるのだろう。

以下は、さくさくスムーズに読めるウェブマガジンの最新記事(3月12日配信)プーチンの新世界秩序とロシアに第三次世界大戦のトリガーを引かせようとしている勢力の正体ーその1」、および「その2」の導入(プロローグ)であり、メルマガ本文ではありません。
本文はウェブマガジンでお読みください。

「AMERICA 50」の現代のバビロンが米国に11地域、ヨーロッパには「CITIES2030」の下で100もできる

闘将プーチンの最大の誤算は、GRU(グルー/ロシア連邦軍参謀本部情報総局)が、ロシア国内でこれほど大きな力を持つに至ったことを認識していなかったことである。

GRUは独立した情報機関で大統領に対する報告義務がないため、ロシア軍部のコントロールはGRUから報告を受けている国防大臣と参謀総長にかかっている。

要するに、ロシア軍部はプーチンのコントロール下から完全に脱して、クレムリンはミャンマーの軍事政権のようになっているということである。

これはCIAと米大統領の関係に似ているが、問題はロシアのGRUのほうは、核を使いたくて仕方がないということだ。

だから、ウクライナとの停戦協定はノラリクラリと引き延ばされ、仮に名ばかりの停戦にこぎつけたとしても、ロシア軍からウクライナへの攻撃は断続的に続けられるだろう。

これは、軍事政権を確立しようとしているGRUの思惑とワシントン、それにEUの思惑とが合致した結果だ。

バイデンに与えられた喫緊の課題は、旧式の米軍の兵器がデッドストック化してしまう前に「使い切る」ことであるから、停戦協定が結ばれないように、お得意の「人道支援」の名の下でウクライナ陣営に在庫の武器を提供して軍事衝突を引き起こさなければならない。

日本の役割は、岸田政権にウクライナ側に「返済されないことがわかっている」円借款の枠を増額させて潤沢な資金を与え、その金で米国の兵器を買わせることである。

1990年の湾岸戦争の時、海部俊樹が多国籍連合軍への支援金として130億ドルを負担したが、その結果、感謝されないどころか、「日本は第二の経済大国だ、このシブちんが、もっとも出せよ」と脅されたのである。

自民党は、米国とNATOが世界のどこかで侵略戦争を起こすたびに、ずーっとこの手口で金をむしり取られてきた。
今回のウクライナ危機でも同じパターンだ。

バイデンとヨーロッパは、国際決済システム「SWIFT」からロシアを締め出し、西側の国々にロシア産の石油を購入しないように要請し、ロンドンの金市場はロシア産の金(ゴールド)を取り扱わないと宣言した。

これで手足をもがれたロシアだが、この制裁は諸刃の剣となってインフレを加速させ、ドルの崩壊を早めることになる。

SWIFTを経由することは危険なので、ウクライナに対する義援金(という名前の戦費)がビットコインなどの暗号通貨を使って送金されている。
これは、ドルを迂回する動きだ。

もちろん、バイデンもヨーロッパも、ウクライナ戦争を利用して国際通貨システムをリセットし、デジタル通貨へのシフトを進めようとしているのだから、ロシアと、ウクライナ政府に潜入させたスパイ、そしてネオナチに、このような方法で今後も資金面の援助を続けていくだろう。

中国は、金(ゴールド)で価値を裏付けされたデジタル人民元のローンチを発表して何年も経つが、2300トン(実際は、もっと備蓄していると言われている)の金(ゴールド)を備蓄しているロシアも、実は金本位のデジタル・ルーブルを検討している。

FRBはすでにデジタルドル(Fed coin)の研究開発に本格的に着手したし、バイデンもまたウクライナ騒動の影に隠れて、こっそりとデジタル資産の研究開発加速を命じる大統領令に署名している。

もちろん、紛争を長引かせようとしている米国とヨーロッパは、ウクライナの肥沃な大地がアフガンの荒廃した大地のようになることを望んでいる。

これは、過度なインフレを起こして国家のバランスシートを軽減することによって財政破綻の時期を少しでも先延ばしにしている間に、法定デジタル通貨の導入によって、すべてをガラポンするためである。

この荒廃は、武器による戦いが集結した後でも、当面は復興へ動かないので、ヨーロッパの食料事情は、なかなか元には戻らない。

そして、食料不足の余波は日本にもやってくる。

ロシアのウクライナ侵攻に合わせるようにして、ヨーロッパでは、すでに「CITIES2030」という、既存の農業システムをブロックチェーンベースの「デジタルツイン」プラットフォーム上で稼働させるプロジェクトが進んでいる。

これもまた国連の2030アジェンダの「SDGs」に包含される戦略的農業プロジェクトで、EUが資金を提供している。

簡単に言うと、生産者から食卓までのすべてのプロセスがブロックチェーンに記録され、生産、流通、廃棄サイクルに至るまで「再利用可能かどうか」という観点で人工知能(AI)が判断する。

再利用可能と判断された食べ残しや生ごみは食品加工工場に仕分けされ、再び食品として食卓に並ぶようになる、ということ。

このプロジェクトは、2030年までに地球温暖化を「ニュートラル」にもっていくために、ヨーロッパの100の都市をハブ都市として実験が開始されることになっている。(ソース

なんのこった。「現代のバビロン」のことである。
そして、「新世界秩序のメガシティー構想」--「アメリカ2050(America 2050)」のヨーロッパ版である。

ビル・ゲイツが11の都市国家の周辺の農地を買い占めているように、「CITIES2030」のヨーロッパの100の都市の周辺の農地を買い占めているのは誰だろう。

つまり、これからはGMO食品や、3Dプリンターでつくった人工肉や、排水のヘドロからつくった加工食品を食べて、「地球環境を守ろう!」というわけだ。

この新しい農業システムと、法定デジタル通貨とがセットになると、パソコンのキーを一つ二つ叩くだけで、好きなように人口を削減することができるようになる。

ウクライナは、このために捧げられた犠牲の子羊であり、ロシアのGRUもまた、このシナリオに担ぎ出されてしまったというわけである。

ウクライナ問題は、こうした観点から見ていかないと、決して真相にたどり着くことはできない。

あたふたしている間に完全に手遅れになって、はっと気が付いたときには人間動物農場にいる自分を発見することになる。


・・・この配信号の本文の抜粋を読むにはこちらへ(無料)。

●この記事はウェブマガジンの2022年3月12日配信の最新記事プーチンの新世界秩序とロシアに第三次世界大戦のトリガーを引かせようとしている勢力の正体ーその1」と「その2」のプロローグです。
メルマガ本文ではありません。
全文はウェブマガジンでお読みください。

【初月無料】 新規お申し込みの場合、3月1日から3月31日までの1ヵ月分は「お試し期間」で無料購読できます。
3月途中での新規お申込みでも、
3月1日から3月31日までの間に配信されるすべてのウェブマガジンを無料で読むことができます。
内容が気に入ったら、そのまま継続してください。
その場合、最初に購読料が発生するのは来月の2022年4月分からとなります。
foomii_web.png
カード、銀行振込、コンビニ決済、ペイジー、ケータイ決済に対応しています。





関連記事
       
NEXT Entry
NATOのディープフェイクの偽旗作戦に騙される人々
NEW Topics
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない③と④
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない②
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない①
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚③
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚②
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚①
マイナによって2024年は「666獣の経済」元年となる
グレートリセット本番!生き残る日本人は10人に1人
今世紀最大の逆イールド発生!大倒産時代をどう生き残る
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント③
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント②
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント①
この冬から始まる世界同時崩壊のイベント
計画的食料危機で世界政府があなたをシープルにする方法
食料配給制度が復活し、UBIによって人口削減へと進む④
ブログ管理人

管理人:ダンディー・ハリマオ

『カレイドスコープ』は「目から鱗(うろこ)」とよく言われます。
このブログは視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。
メルマガお申し込み

有料メルマガのバックナンバーを販売中です。
ご質問について
初歩的なご質問については、更新作業の妨げになるのでお受けしません。まずは自分で調べることを習慣づけてください。
中国の日本破壊計画
超限戦 21世紀の「新しい戦争」
喬良 (著), 王湘穂 (著), 坂井 臣之助 (監修), Liu Ki (翻訳)

日本掠奪―知ったら怖くなる中国政府と人民解放軍の実態
鳴 霞 (著)

中国人民解放軍知られたくない真実―変貌する「共産党の軍隊」の実像
鳴 霞 (著)
ハイパーインフレ対策
破局に備える―’80年代を乗り切る法 (1980年)/ハワード・J.ラフ (著)
これが世界の実相
日米戦争を策謀したのは誰だ! ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは
林 千勝 (著)

ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府
ダニエル・エスチューリン (著)

闇の世界史―教科書が絶対に教えない
ウィリアム・G.カー(著)、太田龍(翻訳)

世界の歴史をカネで動かす男たち
W.クレオン・スクーセン(著)、太田龍(翻訳)

スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録
小笠原みどり(著)

タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!
ニコラス・シャクソン (著)

原爆と秘密結社 元米陸軍情報将校が解明した真相
デビッド・J・ディオニシ (著)、平和教育協会 (翻訳)
デジタル通貨と人工知能
そろそろ、人工知能の真実を話そう 
ジャン=ガブリエル ガナシア (著)

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
ナサニエル・ポッパー(著)

人工知能と21世紀の資本主義
─サイバー空間と新自由主義
本山美彦 (著)

1984年 (まんがで読破 MD100) 
ジョージ・オーウェル (著)
日銀の謎
円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか
リチャード・A.ヴェルナー(著)

中央銀行が終わる日:ビットコイ
ンと通貨の未来
岩村 充(著)
反グローバリズム

エコノミック・ヒットマン
途上国を食い物にするアメリカ
ジョン パーキンス (著)


世界を不幸にしたグロー
バリズムの正体
ジョセフ・E. スティグリッツ (著),

放射能被曝から守る

放射線はなぜわかりにくいのか―放射線の健康への影響、わかっていること、わからないこと
名取 春彦(著)

放射性セシウムが人体に与
える医学的生物学的影響: チェルノブイリ・原発事故被曝の病理データ
ユーリ・バンダジェフスキー著

低線量内部被曝の脅威―原子原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証
ジェイ・マーティン グールド(著) Jay Martin Gould(原著) 肥田 舜太郎(翻訳), 齋藤紀(翻訳), 戸田清 (翻訳), 竹野内真理(翻訳)

終りのない惨劇
ミシェル・フェルネクス著 竹内雅文(翻訳)
カテゴリ

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
'); } if ( plug_in == 'scroll' ) { document.write('
', '2022年 11月 【4件】
2022年 10月 【4件】
2022年 09月 【5件】
2022年 08月 【5件】
2022年 07月 【3件】
2022年 06月 【4件】
2022年 05月 【4件】
2022年 04月 【5件】
2022年 03月 【4件】
2022年 02月 【5件】
2022年 01月 【4件】
2021年 12月 【5件】
2021年 11月 【4件】
2021年 10月 【5件】
2021年 09月 【5件】
2021年 08月 【5件】
2021年 07月 【4件】
2021年 06月 【4件】
2021年 05月 【5件】
2021年 04月 【4件】
2021年 03月 【5件】
2021年 02月 【4件】
2021年 01月 【3件】
2020年 12月 【8件】
2020年 11月 【5件】
2020年 10月 【6件】
2020年 09月 【5件】
2020年 08月 【5件】
2020年 07月 【6件】
2020年 06月 【4件】
2020年 05月 【7件】
2020年 04月 【8件】
2020年 03月 【8件】
2020年 02月 【8件】
2020年 01月 【13件】
2019年 12月 【7件】
2019年 11月 【5件】
2019年 10月 【8件】
2019年 09月 【4件】
2019年 08月 【5件】
2019年 07月 【8件】
2019年 06月 【8件】
2019年 05月 【5件】
2019年 04月 【3件】
2019年 03月 【7件】
2019年 02月 【4件】
2019年 01月 【5件】
2018年 12月 【8件】
2018年 11月 【9件】
2018年 10月 【5件】
2018年 09月 【13件】
2018年 08月 【5件】
2018年 07月 【4件】
2018年 06月 【6件】
2018年 05月 【4件】
2018年 04月 【9件】
2018年 03月 【15件】
2018年 02月 【5件】
2018年 01月 【7件】
2017年 12月 【6件】
2017年 11月 【6件】
2017年 10月 【9件】
2017年 09月 【13件】
2017年 08月 【10件】
2017年 07月 【17件】
2017年 06月 【10件】
2017年 05月 【3件】
2017年 04月 【12件】
2017年 03月 【19件】
2017年 02月 【11件】
2017年 01月 【9件】
2016年 12月 【9件】
2016年 11月 【17件】
2016年 10月 【9件】
2016年 09月 【9件】
2016年 08月 【5件】
2016年 07月 【10件】
2016年 06月 【15件】
2016年 05月 【10件】
2016年 04月 【29件】
2016年 03月 【19件】
2016年 02月 【24件】
2016年 01月 【24件】
2015年 12月 【8件】
2015年 11月 【5件】
2015年 10月 【11件】
2015年 09月 【20件】
2015年 08月 【13件】
2015年 07月 【12件】
2015年 06月 【16件】
2015年 05月 【10件】
2015年 04月 【22件】
2015年 03月 【11件】
2015年 02月 【19件】
2015年 01月 【20件】
2014年 12月 【16件】
2014年 11月 【10件】
2014年 10月 【10件】
2014年 09月 【10件】
2014年 08月 【20件】
2014年 07月 【17件】
2014年 06月 【16件】
2014年 05月 【15件】
2014年 04月 【14件】
2014年 03月 【20件】
2014年 02月 【9件】
2014年 01月 【11件】
2013年 12月 【7件】
2013年 11月 【14件】
2013年 10月 【17件】
2013年 09月 【16件】
2013年 08月 【18件】
2013年 07月 【20件】
2013年 06月 【27件】
2013年 05月 【21件】
2013年 04月 【26件】
2013年 03月 【28件】
2013年 02月 【12件】
2013年 01月 【15件】
2012年 12月 【14件】
2012年 11月 【18件】
2012年 10月 【13件】
2012年 09月 【15件】
2012年 08月 【19件】
2012年 07月 【23件】
2012年 06月 【20件】
2012年 05月 【19件】
2012年 04月 【11件】
2012年 03月 【16件】
2012年 02月 【18件】
2012年 01月 【10件】
2011年 12月 【16件】
2011年 11月 【11件】
2011年 10月 【19件】
2011年 09月 【21件】
2011年 08月 【23件】
2011年 07月 【24件】
2011年 06月 【26件】
2011年 05月 【41件】
2011年 04月 【39件】
2011年 03月 【36件】
2011年 02月 【12件】
2011年 01月 【15件】
2010年 12月 【11件】
2010年 11月 【12件】
2010年 10月 【13件】
2010年 09月 【8件】
2010年 08月 【10件】
2010年 07月 【13件】
2010年 06月 【10件】
2010年 05月 【10件】
2010年 04月 【9件】
2010年 03月 【10件】
2010年 02月 【15件】
2010年 01月 【25件】
2000年 01月 【1件】
'); } //--> 
全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ハリマオレポートへ

姉妹サイト「ハリマオレポート」へ
検索フォーム
リンク10-インフレ
リンク17-中東情勢
リンク18-外国語サイト
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top