2014年12月31日
正月料理に鶏ハムと煮しめ
久しぶりに正月料理を作ってみました。
以前は、おせち料理を作って年越しキャンプに持って行ったりしていましたが、最近は特に正月らしい料理を作ることもなく過ごしていました。
まあ、大した料理じゃあないけど、やっぱり少しは正月らしさも欲しいですからね。
といっても、12月31日が仕事納めで1月1日が仕事始めですけど・・・・・
今回の鶏ハムは、胸肉を使いました。
巻きやすくするため、肉厚な部分を切り開いて均一な厚みにします。
結構薄くするつもりで裂いていってOKですよ。
薄くした方が巻き数が増えていいかも。
厚さを揃えた胸肉に塩コショウをして、冷蔵庫で半日ほど寝かせます。
寝かせた肉に、好みの味付けをして巻いてやります。
これは、唐辛子を油炒めしたもの(ラー油のようなもの)を伸ばしてみました。
ラップで同じぐらいの直径になるように巻いてやります。
そのラップ内の空気を抜くようにして、和ゴムで絞っていきます。
この作業、実に簡単なんだけど、ラップの太さが綺麗に揃っていると、綺麗な形のハムができます。
巻き終わった状態がこれ。
太さが揃った綺麗なものでしょ?
胸肉を使っていることから、ぱさついた味になりがちなんですが、お湯の温度管理を適正にすることでジューシーなハムに仕上げることができます。
弱くなべ底から細かな泡が出る程度の温度(70度)で30分ぐらい煮てやればいいんですが、それも面倒だという場合には、一旦沸騰させてから鶏肉を投入し、さらに沸騰するまで温度を上げて火を止め、30分ぐらい放置すればOK。
ただし、すぐに温度が下がらないよう多めのお湯を沸かすことと、フタをして放置することが良いかと。
念のため、30分後に再度沸騰させてやると火が入りきっていないということはないと思いますよ。
出来上がった鶏ハムを冷蔵庫で寝かせ冷ましてから切り分けます。
一旦冷ますことにより、ラップ内に浸み出た肉汁が肉内に戻す意図があります。
最後に切り分ければ完成です。
煮しめに移りましょう。
こんにゃくは、手でちぎる。
ゴボウは、乱切りし、水に付けておきアクを抜く。
レンコンは厚めに輪切りとし、酢水に付けてアクを抜く。
ニンジンは乱切り。
干しシイタケはお湯で戻し、石突をとっておく。
硬く煮えにくい食材であるニンジンとゴボウを先に煮る。
その後、他の野菜類と鶏肉を入れて強火で煮立たせアクを取る。
その後、砂糖・みりんを投入し、落としブタをして弱火で沸々させてから、醤油で味を調える。
煮始めてから20分ほどして全体に火が通ったら火を止め味を含ませる。
翌朝、冷めた状態で味を見て完成。
この時点で、多少薄いぐらいでも、何度か温め直しているうちに煮詰まるので、徐々に濃くなるよ。
Posted by 掘 耕作 at 08:19
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