ほとんど注意喚起されない危険な食品と利権　Kimama日記

ほとんど注意喚起されない危険な食品と利権

正月になると食べるもの"餅"。
しかし、なぜかグーグルで検索しても、
日本で餅が原因で一年間に何人亡くなったか
を明確に示すページが見つかりません。

かつて、こんにゃくゼリーを喉に詰まらせて窒息死したことで
マスコミなどに叩かれ、法律で禁止にはならなかったものの
メーカーは包装の表側に、目立つように

『本品は弾力性があり、そしゃく力の弱い小さなお子様や
ご高齢の方はのどにつまるおそれがあります』

更には、
『小さなお子様やご高齢の方はたべないでください』

とまで書かれています。(マンナンライフ蒟蒻畑)

しかし、先日スーパーにいって
真空パックに個別包装されている
よくある切り餅のパッケージを見たところ、
知らないメーカーのものでしたが、包装の表側には何の注意書きもなく、
裏側に普通の文字の大きさで(文字色は赤でしたが)
注意書きが載っている程度でした。

『小さなお子様やご高齢の方はたべないでください』
とは書かれていませんでした。

ここで、皆様はきっと、こう思われたでしょう。

『このように、表示に明確な差異があるのは、
こんにゃくゼリーは餅に比べて格段に危険性が高いからだ』と

しかし、それは全くの間違いです。

食品による窒息事故 | e-ヘルスネット（厚生労働省）

上記のページを見ると、
一口あたり窒息事故頻度は、餅が断然に一位で、
コンニャク入りミニカップゼリーは
飴類よりも低く、パンよりは高い四位にすぎません。

こんにゃくゼリーは一粒がそれほど大きくありませんが、
真空パックの切り餅は１個が大きく、
そのまま飲み込んでしまったら、高確率で喉に詰まる大きさです。

このように、こんにゃくゼリーより格段に危険な餅が、
注意表示が小さく、大きさも危険な大きさのまま平気で売られています。

なぜ、このような不合理なことが起きているのでしょうか？

ここからは、私の単なる妄言ですが、
『米農家と農協、その裏にいる某与党の利権』
です。

こんにゃく芋農家は市場規模が米農家より断然に小さく、
ほとんど政党に対して影響力を持っていません。

『事実に基づく合理的な判断が行われず、政治的な利権で物事が動いている典型例』

だと、私は思っています。

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