北一已駅とは (キタイチヤンエキとは) [単語記事]

き　た　い　ち　や　ん
北一已
		Kit aIchiyan
	ふかがわ Fu ka gawa		ちっぷべつ Chipp ub etsu

北一已駅(きたいちやんえき)とは、北海道深川市一已町にある、JR北海道留萌本線の駅である。

概要

北一已駅
きたいちやん　-　Kita-Ichiyan
基本情報
所在地	北海道深川市一已町
所属事業者	北海道旅客鉄道
所属路線	留萌本線
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線
乗車人員	1.0人/日（2021年度）
開業年月日	1955年 7月20日
駅テンプレート

1面1線の単式ホームを持つ無人駅。
無人駅だが、1984年までは業務委託されていたため、立派な木造駅舎が建っている。

北海道においてはいたって普通の無人駅だが、この駅の特筆すべきところはそこではない。その独特の駅名、しかも難読。全国のその筋で有名(?)なのだ。
北一已の已は、古文に出てくる「已然形」の「已」である。決して「巳」や「己」ではないので注意してほしい。

なお、ホームに行くと国鉄時の駅名標が残されているが、そこをよく見ると「北一己（きたいちゃん）」と書かれている。これは1997年までは「北一己（きたいちゃん）」だったからだ。
別に地域名が変わったとかではなく、この地域はもともと「北一已（きたいちやん）」だったが、路線建設時の基本計画の駅名が「北一己（きたいちゃん）」と書いていたので、そのまま通しただけである。
民営化され、ある程度融通がきくようになったのかはわからないが、1997年に地域名に駅名を合わせたため、現在は「北一已（きたいちやん）」となっている。
なんとも国鉄らしいエピソードである。