“バンドやろうぜ!”とは、DELiGHTWORKS開発のスマートフォン向けリズムゲームである。
略称は「バンやろ」または 「バンやろ!」。配信開始は2016年10月13日より。
“「青春」×「バンド」”がテーマであり、楽曲も殆どバンド調で堅められているのが特徴。
アニプレックスとソニー・ミュージックエンタテインメントの共同企画として立ち上がった経緯を持ち、
ストーリーも主に若手バンドマンの視点を通し、音楽業界の一抹を覗かせるものとなっている。
ゲームは最大4枚のカードでデッキを編成し、他プレイヤーのプレイデータと競う方式。
入力ミスによりライフが尽きるとライブ失敗。完走し、成功ないし勝利するとクリアとなる。
なお、ライブモードの勝敗記録がゲームの進行に関わることはない。(シナリオ上のライブは例外。)
リアルイベントとして、作中の演者達がバンドを組み、実際のライブが行われたこともある。
なかでもOSIRISは全6会場・7公演の全国ツアーを経験しており、評判も上々だったとか。
2018年7月31日にて更新終了。現在は課金要素を廃止、完全無料解放されていた。
物語の舞台は各所で“デュエルギグ”が活発に行われている現代の音楽業界。
デュエルギグとは「一つのステージで二つのバンドが演奏力を競う」ライブの一形態であり、
アーティスト同士の実力を測るバロメーターとして重宝されており、オーディエンスからの人気も高い。
(当然ながら1ステージ1アーティスト形式の一般的なライブも存在する。)
主人公達もデュエルギグを得て動き始め、ある者は頂点を目指すため、ある者は己の意志を伝えるため、
ある者は会場の全てを笑顔にするため、ある者は自分らしく堂々と生きるため、その身を音楽に挺していく。
しかし作中の世界でも音楽やアーティストに対する価値観は現実世界と大して変わらず、
音楽を生業にすることに否定的な意見を述べる者も少なくなければ、実現出来る人物も限られる。
そもそも音楽に対する関心のない者もおり、たとえ音楽業界全体が一企業に支配されかけても
音楽に無関心な者からすればTVや街角で流れる曲が変わる程度の出来事にしかならない。
故に音楽は絶対的な存在ではない世界観であり、音楽家も超人的な扱いを受けるとも限らない。
各シナリオはライブモードにてライブの成功報酬である“スピリッツ”を入手し、
「バンドランク / キャラランク / カードランク」を所定値に満たすことで解放される。
(この仕様上、各メインシナリオの進行はそれぞれのバンドのカードを集めることが大前提となる。)
以下は各シナリオの解説を記載。
余談だが、全体を通してギャグとシリアスの展開に極端な温度差が生じている作品でもある。
この傾向はイベントシナリオが強く、ふざけすぎてユーザーからクソシナリオ呼ばわりされた話も。
その原因の大半がよりによって第一候補のブレイストによる所行だったりするのは内緒。
詳しいことは説明書やwikiを参照されたし。
なお、各キャラクターのステータスは一定ではなく、カードの種類によって異なる。
そのカードのステータスもキャラクターごとに露骨な調整がされている訳でもないので、
メインバンドに限れば弱すぎるキャラは存在しない。レアカードの数の格差はどうしようもないが。
それだけにサブキャラSSR枠を逃したリュウセイとナインシックスが不憫でならないというか。
緋ノ山第一高校に通う高校生によって結成されたバンド。
正規ボーカルが決まらない状態が続いていた中、一時的なメンバーとして大和が加入する。アグレッシブで熱い曲調が特徴。
四組の中で最もロックンロールの色が濃いグループ。奇行的な意味でも。
物語の中枢に関わることが多く、事実上作品全体の主人公として扱われているバンドでもある。
クールで叙情的な楽曲が特徴のバンド。
その音楽性と世界観の完成度の高さから一時メジャーデビューの噂も囁かれていた。
曲調に往年のV系の色を浅はかとなく感じさせるバンド。ただ、メイクはなく、衣装も割と一般的。
四組の中だと最年長でクールな見た目だが、実際に話すと三枚目な一面を覗かせることも。
ライブ前では高良京による即興の語り口上が恒例となっている。
「オレの気持ちは、心は、歌の中にある 渦巻く極彩色の魂を鳴り響かせよう……!」
大手総合プロダクションに所属する四人組バンド。
個性溢れる楽曲と共に、その高いライブパフォーマンス力が評価されている。
シンセサイザを多用した爽やかなメロディラインが特徴的な邦楽バンド。
その装いとファンサービス旺盛なパフォーマンスから“アイドル”と比喩されることも多い。
可愛い見た目とガーリーな衣装、そしてキュートでポップな曲調が魅力の異色系バンド。
メンバー全員が女の子、かと思いきや、実はれっきとした男の子。
業界用語で言うところの「男の娘」で構成されているバンド。一応“女声”バンド。
楽曲のバリエーションは豊富で、ラテン系やジャズ等の要素をポップに取り込む柔軟性を持つ。
略称は「キュアトロ」。決め台詞は「魅せるよ、キュアキュアトロン! とろけるような甘いライブを!」
現代の音楽シーンのトップに君臨するカリスマバンドで、音楽を志す者たち全ての憧れの存在である。
メンバーそれぞれの個性がぶつかり合うかのようなセッションは、聴く者の耳とハートを虜にすると言われている。バンド名の由来はイタリア語の「運命(Destino)」と「撃つ(Tirare)」を合わせた造語で、「運命を撃ち抜く」という意味を持つ。
バンやろ世界における絶対的存在。レソナンシアプロダクション所属。
ゲーム内では一貫してプレイヤーが扱うことのできないキャラクターとして設定されている。
プロローグの終盤に突如として現れたが、本格的な登場は各メインシナリオの9章にて。
様々な形で若手バンドマン達と遭遇し、彼らに伝説的ロックバンドの鱗片を見せつける。
クリムゾン抗争では対クリムゾングループの切り札として期待されていた。しかし……
ブレイストのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“GROOVE”。
「最強バンドの結成」をテーマに、各分野のエキスパートをヘッドハンティングする形で集められたバンド。
実力は申し分ないものの、その経緯故に「仲間を捨てた裏切り者」と呼ばれることもあり、
音楽界の頂点を掴むことも“目標”ではなく“使命”として掲げている。
作曲はテクノやヒップホップを取り入れたロックスタイルだが、作詞は全てが英語。[3]
「それって帰国子女のクリクロの役回りじゃないの?」という指摘も作中では一切ない。何故だ。
葵陽と競合したビートラップのボーカルユニット。
見事にシンクロしたツインボーカルが持ち味の双子のデュオで、
兄・結がキーボードとコーラス、弟・晶がメインボーカルを担当。
フェアリーエイプリルのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“MELODY”。
ただしEXRカードはBEAT属性として登場。多すぎたからか?[4]
一応フェアエプの後輩だが、実力が疑問視されていた彼らに対する敬意はなく、
仮に「先輩」と呼ぶことがあっても侮りを込めたものであった。
後に実力を認め、認知を改めるが、それでも彼らのキャラとは馬が合わないと感じている様子。
オシリスのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“BEAT”。
四響の一人に数えられるギタリスト。米国のスラム街出身。
普段は気さくで穏やかな好青年だが、デュエルギグでの演奏は相手を圧倒するほど極めて攻撃的。
数多くの対戦者の心を打ちのめし、音楽生命を断ってきた逸話から「断罪」の異名で呼ばれ、
ソロアーティストながらデスティラールと並び賞される実力を持つ人物。
バンやろ世界における絶対強者の一人。他のライバル達と比べて頭一つ抜けた実力者であり、
作中では「万全の状態だと太刀打ち出来ない相手」としてのステータスを貫いている。
シリアス一途でクソシナリオの流れに絆されなかったライバルも彼くらい。でも負けると脱げる。
こうした格上のキャラクター性はテーマソングである“Lucife D”にも現れており、
ヒット数(コンボ数)最多、演奏時間最長の最高難度曲の候補に挙がるほど。周回したくない。
キュアキュアトロンのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“MELODY”。
自分を旧約聖書のアダムだと思いこんでいる変態ベーシスト。
比喩表現を多分に交えたセリフ回し、妙に露出度が高い衣装、法の裁きを受けつけない奔放っぷり、
常識から逸脱した演奏技術と音楽の理想、ついて行けぬなら置いていくという協調性のなさなど、
あまりに異様な音楽性を持ち、数々のデュエルギグを荒らしてきては出禁を受けてきた青年。
「追放者」の異名も、優れたベーシストである彼を憂いて名付けられたものである。
マイリーのセンスに惹かれ、幾度となく彼を「イヴ」と呼んでは求婚を迫り続ける男。
その執念は単独でギター・ベース・ドラム・ボーカルを一任する一人バンドを結成し、
マイリーが男と知らされても衰えるどころか自分がウエディングドレスを着ようかと提案したほど。
(一人バンドを結成した理由は技術的にも性格的にもメンバーがついていけなかったのが原因。)
基本アホなことばっかりやってるせいで四響としての威厳はない人物。ラファエルとは大違いだ。
ちなみに“アダム”の名はいわゆる芸名であり、彼自身はれっきとした日本人である。
現代の音楽シーンにおいて圧倒的世界シェアを持つ
クリムゾングループの中でも至上最強と称されるバンド。意味はギリシャ語で「交わらないモノ」。
既に海外ではトップアーティストとして知られており世界規模のツアーも何回も行われているが、
日本国内ではデスティラールの影響もあってか、知る人ぞ知るという知名度に留まっている。
クリムゾンアーティストのトップに君臨する、デスティラールのライバル。
グループ総帥の皇紅蓮に最も近い地位を与えられた側近中の側近である。
クリムゾン抗争における最大級の難敵だが、社長命令で組まされた点も含め、
話が進むにつれて各メンバーの拗れに拗れた関係が明らかにされていくバンドでもある。
それこそデスティラールよりも設定が掘り下げられてるんじゃないかってくらい。
ある意味では皇紅蓮の鉄面皮が顕著に現れているとも言える存在。
いわゆるサブキャラの方々。他にも多数。
関連項目
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掲示板
5 ななしのよっしん
2018/10/10(水) 20:18:26 ID: aM9UQyJ8B1
初期の頃の不具合連発なんかもあったけど更新終了を惜しむ声が多かったあたりやっぱコンテンツとしては愛されてたんだろうなと思う
6 ななしのよっしん
2018/12/01(土) 01:43:22 ID: 7yXvbUD+xT
7 ななしのよっしん
2020/02/26(水) 11:19:50 ID: ltJp1q9syZ
いつの間にか記事が出来ていた
作ってくれた人、編集してくれた人ありがとう!
サービス終了からそろそろ1年経ちそうだけど、コラボカフェやメモリアルブックの発売、先日は他アプリとのコラボと対バンライブも決まり、まだまだ元気で嬉しい。
また、プレミアム会員でないため自分で記事編集が出来ず申し訳ないのですが、下記2点について誤字を確認したので可能でしたらどなたか編集いただけると幸いです。
1. Fairly April 鳳葵陽のCV.について
×:青井翔太→○:蒼井翔太
2.Freezing アツシについて
×:ペル○ナ5コラボ→○:ペル○ナ4パロ以上コラボ未満
急上昇ワード改
最終更新:2025/06/21(土) 10:00
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