クエとは、スズキ目ハタ科の海水魚である。地方によって呼び名が変わる魚でもある(概要に記述)。
クエ | |
目 | スズキ目 |
科 | ハタ科 |
学名 | Epinephelus bruneus |
英名 | Longtooth grouper |
成魚の全長は約1メートル程だが、大きなものには1.3メートルにもなる個体もいる。日本産の大型ハタ類の一種である。体の色は淡い緑褐色で、体には頭部の横縞は口に向かって斜めに走る、6本の黒っぽい横縞模様がある。幼魚は体色が黒く白っぽい明瞭な縞模様がよく目立つが、成長するにつれ模様が不鮮明になり大きくなるとほとんど模様が消える。
岩礁やサンゴ礁で群れを作らず単独で生活し、昼は岩陰に潜む。夜に泳ぎ回って獲物を探すが、海底からあまり離れずにゆっくりと泳ぎ回る。食性は肉食性で、岩礁域にすむ魚類やイカなどを大きな口で丸飲みにする。
食材としても有名であり、高級食材として扱われる。主に刺身やクエ鍋(アラ鍋)などで調理されることが多い。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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