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大日本帝国海軍の艦船は自分の主砲と同じぐらいの敵の攻撃でも大丈夫な装甲でしたが?令和の艦船は自分の持ってる魚雷や対艦ミサイルに耐える装甲を持っていないのですか?
ミリタリー・29閲覧
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自前の主砲に耐えられるのは戦艦くらいで、巡洋艦以下は耐えられません。 戦艦にしても想定していた砲戦距離なら耐えられるだけでそれより遠くても近くても耐えられない。 近距離で耐えられないのはわかりやすいと思うが、遠距離でも耐えられないというのは砲弾の落角による。 遠距離で撃てば砲弾は山なりの弾道になり、水平甲板に対して直角に近い角度で落ちてくる。 装甲に対して斜めに当たれば傾斜装甲のように機能して実厚より防御力を稼げるが、垂直に落ちてくると傾斜効果がなくなるので不利。 遠距離ではそうそう当たるものではないので水平甲板の装甲は軽量化のため垂直装甲より薄いので遠距離からの砲弾が命中したら耐えられない。 巡洋艦以下はそもそも小さすぎて自前の砲弾に耐えられるだけの装甲を施す余裕がなかった。 ワシントン海軍軍縮条約により巡洋艦は基準排水量で10,000t以内でなければならないと定められたが、実際に作ってみたら火力と速力を必要分だけ割り振ったら防御に回せる重量が確保できないと判明。 そのため巡洋艦以下は自前の主砲に耐えられない。 現代艦は装甲が防御にならないので装甲を施した艦は少ない。 今の軍艦にとってレーダーやデータリンクの通信が使えないとお話しにならない。 しかし、電波を使う機器は装甲で覆ったら電波が遮蔽されてしまい使えないので飛来物や波除けのカバーを付ける程度。 仮に船体だけ装甲化してもレーダーやアンテナが吹き飛んだら戦闘不能なので役に立たない装甲を積むより対空ミサイルを増やすとか、高性能なレーダーを積むなりして被弾しないようにした方が防御として役立つので装甲化しない。
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それは戦艦という種類の軍艦だけです。 それ以外の軍艦は自分の積んでいる砲に撃たれたら耐えられません。 あと、昔も今も魚雷に耐えられる船は存在しません。 現代はミサイルに耐えられる装甲を持った軍艦は有りません。 自分の主砲に耐えられると言っても全く傷つかないという意味ではなく、大事な部分だけは壊れにくいという意味です。 つまり大事ではない部分はボコボコにぶっ壊れます。 大事な部分だけ守っておけばしばらくは戦い続けることが出来る。 そのために装甲を付けていたわけです。 大事な部分で1番わかりやすいのは大砲です。 大砲が壊されなければ大砲が撃てます。だから装甲で守る。 しかし現代の軍艦は積んでいるミサイルだけ守ってもミサイルは撃てません。レーダーを始めとする電子機器が壊れると戦闘力が無くなってしまいます。 しかし電子機器は装甲で守り切る事が不可能なんです。 だから装甲を貼る意味が無いのです。
ミリタリー
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