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回答(2件)
はい。それが普通です。 大抵の国では、軍の最高司令官は国王とか大統領とか首相、つまり政治のトップです。 ただこういう人は軍隊の事は分からないので、軍隊の一番偉い人が補佐官になります。その役職名が幕僚長とか参謀総長と呼ばれることが多いんですね。 現実にはこの人が軍隊のトップなんです。 ただし、この幕僚長という人は、例えば戦争が起きたという事になると大統領官邸とか首相官邸に行って大統領(首相)のそばに付いていなくちゃならなくなるので、実際に軍隊の指揮なんてする暇が無いんですね。 政治のトップをお世話するのでいっぱいいっぱいになっちゃうんですよ。 だからその下に司令官という役職をもらっている人がいるって事が多いんです。 例えばですけど、東日本大震災が起きた時に、この時は統合幕僚長ですけど、幕僚長は朝から晩までずーっと首相官邸に待機していなければならなかったんです。 いつ首相が「自衛隊はどうなってる?」って言いだすか分からないからです。 そうすると幕僚長は自衛隊に指示を出す暇が無いんですね。 実際、この時の幕僚長は首相が休んでいる時しか自衛隊の仕事が出来ないので、結局全く休息や睡眠がとれなくて過労でぶっ倒れました。 これが戦争ならどうなるのか? ですから一番上が幕僚長として政治家のお世話をし、ナンバーツーが司令官をするっていうのが現代だと結構多いパターンなんですよ。
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例えばアメリカでは統合参謀本部議長が軍人の最高位です、西側だと大抵の国で参謀、つまり幕僚の中でも作戦運用を主任務とする人が軍人としての最高位の場合が多いです・・・なぜか? シビリアンコントロール、つまり国民の代表たる政治家が軍人の上に立ち武器を持つ軍人の暴走を抑えると言うのが近代民主国家の大前提だからです つまり軍内の司令官より軍の上に立つ大統領とか首相とかの幕僚の方が役職として高いのです