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なんで刀をメンテナンスするときには口に紙をくわえるのですか? 息を吹きかけないようにするためですか?

ミリタリー121閲覧

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回答(6件)

そうです!

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唾は水気・雑菌・塩分を含んでいる為それが飛び、刀身に付着するとそこからポツポツとした模様の錆が出たりして刀を痛めるからですね。 また、精神面で言うと神聖視されているものですから粛々と手入れを行うための心構え的なものでもあります。

仏像の掃除する時も同じです 人間の息は不浄なものとされているので刀にかけないようにする為です

刀を手入れする際は 古い油を除去して 新しい油を塗るのですが 油を拭き取った状態の時に 鑑賞をしたり 細かい部分に傷が無いかの確認をします。 顔を近づける為 吐く息に含まれる唾液が 錆を呼んだり、息で曇りが出ると 鑑賞や観察の 妨げにもなります。 そのほか 自分の刀ではなく 人様の刀を鑑賞する際に 口に紙を咥える事で、「無駄口を叩かない」事も目的の一つです。 真贋を口にしたり 無意識に 出来の悪い部分を口にして 所有者に 不快な想いをさせない意味合いがあります。

人間の飛沫(主に唾液)が飛ばないようにする為です。 従って鑑賞する際もくわえるのが正式です。 (唾液には様々な腐食作用がある成分が含まれているので 単なる「水分」以上に刀剣のサビの原因になるようです) 現在では「マスク」をする方も多いです。 ちなみに鑑賞の時は 「手袋」をするのが最近では 一般的になっています。