一卵性双生児、そっくりな双子 テレビとかでは見かけますよ、大食いのカコアコとか、女優のマナカナとか。 でも私、50年の人生の中で、一度も直接見たことない。 一卵性双生児の、産まれてくる確率だとか、 人口に対する一卵性双生児の割合だとか、って幾つくらいですか？

一卵性双生児の出生率は、世界的に見ると約250〜300分の1（0.3〜0.4%）程度と言われています。これは人種や地域によらずほぼ一定の確率です。 一方、二卵性双生児（fraternal twins）の出生率は人種や地域、母親の年齢などによって変動します。例えば： ・アフリカ系の人々では約80分の1程度 ・アジア系やヒスパニック系では約300分の1程度 日本における双子の出生率は全体で約100分の1程度で、そのうち一卵性双生児は約3分の1を占めると言われています。 人口に対する割合としては、一卵性双生児は全人口の約0.6〜0.8%程度存在すると考えられます（双子自身の数）。ただし、一般の生活で出会う確率はさらに低くなります。また、成長するにつれて住む場所が離れたり、見た目の差が出てきたりするため、大人になると「そっくりな双子」として認識される機会はさらに減少します。 テレビなどのメディアでは珍しさから注目されますが、日常生活で出会う確率は低いため、50年間で一度も見かけなかったというのは珍しいことではありません。