「測量士補」は、大学で測量学の単位を取って卒業すれば申請するだけでもらえます。ちなみに私は申請が面倒なので、もらっていないです。「測量士」にステップアップするには、所定の実務経験と試験合格が必要。
各「○級○○施工管理技士」は、1次試験は受験資格に特段実務経験が不要で学生でも受けられる。合格すると「○級○○施工管理技士補」となる。その上で所定の実務経験を積むと2次試験の受験資格が得られて、この2次試験に合格すると晴れて「補」の無い「施工管理技士」になれる。学歴なども踏まえてそれぞれ何年の実務経験が必要かは試験団体のホームページを見て下さい。
なお、土木業会で働くなら「1級土木施工管理技士」は必須と思って下さい。だからまず学生のうちに「1級土木施工管理技士補」を取りましょう。就職して現場に出た瞬間から実務経験が積み上がります。
「技術士補」は、これも何の受験資格も要らないが、技術士の1次試験の内容自体がなかなか難しい。でも覚えの良い若いうちに取ることをお勧めします。
ただ、この1次試験に合格しても、同じ職場等の技術士取得済みの人の了解の元、そのかたの名前も記載して申請すると始めて「技術士補」が名乗れます。つまり「この技術士の弟子として勉強中です。」と届出が必要です。
この申請をしないと、ただの技術士1次試験合格者に過ぎず、技術士補とは名乗れません。
ちなみに私は会社の親しい先輩に技術士が居なかったのと、あまり親しくも無い技術士に頭を下げて弟子入りするのもイヤだったので、それをバネに2次試験(面接試験もある)を勉強して合格を勝ち取りました。
「コンクリート診断士」は、事前にコンクリート技士を取っておくと、一部試験科目の免除が利点。ただ、コンクリート技士もコンクリート診断士もそれなりに実務経験が必要。診断士は試験も難しいが、面接試験も無いし、知識もコンクリートだけに限られるので技術士よりははるかに簡単だったですよ。
コンサルタント技術者向けのRCCMと、下水道関係資格については、私はよく知らないので悪しからず。
>勉強を頑張れば取得できるものを、取りたいと思っています
これが質問のキモだとすれば、回答というかアドバイスとしては技術士1次試験合格を目指して下さいね。とにかく参考書や過去問で勉強。1次試験合格者でいるか、技術士を探してその人の下で技術士補を名乗るかは、合格してから悩めばいいです。
なお、どの資格も「○○士補」は、補が無い上級資格の「○○士」が取れるまでの1ステップと思って下さい。補だけでは社会では半人前扱いですから。