やっぱり日本維新の会を離党した3人の衆議院議員と日本保守党から除名された竹上裕子衆議院議員と、バックにいる河村たかし共同代表の5人で新党結成ですかね? 日本維新の会を離党(除名されましたが)した3人は、日本維新の会の創設者である、橋下徹元大阪府知事・元大阪市長に近いんですかね? 橋下徹は民間人枠で、総務大臣に就任するのでしょうか? 『党名に「日本」を掲げる二つの保守政党が分裂の危機に直面している。キーマンは日本維新の会“創業者”の橋下徹氏と、日本保守党の河村たかし共同代表だ。 「絵を描いているのは橋下徹さん」 政治部デスクが解説する。 「9月に日本維新の会からの離党を表明して除名された3人の衆議院議員が、このほど新会派『改革の会』を作りました。その一人、大阪2区選出の守島正氏は橋下徹氏に近い」 そのわずか2日後、今度は日本保守党の竹上裕子衆議院議員が離党を表明した。 「彼女は東海地区の比例選出組で河村たかし氏の側近です。日本保守党では百田尚樹代表と河村たかし氏が主導権争いで対立しており、竹上裕子氏は会見で“河村たかし先生に何も知らされずに物事が決まっている”と訴えた」 当の河村たかし氏といえば、日本保守党から共同代表解任の通告を受けていたことが報じられている。 表向き、それぞれの動きに関連はなさそうだが、 「10年以上前、河村たかし氏が率いる地域政党の減税日本と大阪市長の橋下徹氏が代表だった大阪維新の会が、衆議院選挙に統一候補を擁立しようと手を組みかけたことがあります。河村たかし氏は竹上裕子氏と、改革の会の3人と新党を立ち上げる目論見とか」 在阪の日本維新の会関係者が言う。 「絵を描いているのは橋下徹さんです。長らく彼は吉村洋文代表を通じて党に影響力を行使してきましたが、日本維新の会の先の参議院選挙における不振で“飲み食い政治”と批判した馬場伸幸元代表の復権を許してしまった。今や共同代表は馬場派の筆頭格の藤田文武元幹事長です」 ただ、日本維新の会内には尚も橋下徹氏を信奉する大阪府議会議員や大阪市議会議員が少なくないそうで、 「だから橋下徹さんは、第一手として“子飼い”の守島正さん等を離党させ、馬場伸幸一派に“俺を軽く見るなら大量に離党させる”とプレッシャーをかけたワケです」 当の馬場伸幸氏と言えば、 「自民党総裁選挙後の連立協議に入りたい。日本維新の会と関係が良好な小泉進次郎氏が新総裁に有力とあって“もうちょっとで大臣になれる”とニヤついており、橋下徹さんはその油断に付け入ろうと画策しています」 “河村・橋下新党”で与党入り? 日本維新の会の衆議院議員は、現時点で選挙区選出が22人、比例代表選出が13人の計35人だ。 「選挙区組には前原誠司前共同代表をはじめ橋下徹シンパが多い。比例組には選挙区での出馬希望者が多いが、連立入りすると自公との選挙区調整が厳しく希望が通る見通しは薄い。よって多くの議員が馬場伸幸さんに同調せず、橋下徹さん主導で離党する可能性が囁かれています」 事情を知る関係者の解説。 「河村・橋下新党が10人程度で与党入りを目指すなら、自公には新たな選択肢となる。橋下徹氏は今夏に“自民、公明は弱っている。大阪副首都構想一本に絞って連立を組んだらいい”と色気を見せていました」 日本維新の会は消費減税や社会保険料の引き下げを、連立入りの条件にするとされる。 「これには、自民党の財政規律派や財務省の強い抵抗が予想されます。一方で橋下徹氏相手なら、彼の総務大臣ポストと副首都法案の提出程度で済むでしょう。自公にとっては橋下徹氏の方が“安上がり”ですよ」 永田町の数合わせは続く。 「週刊新潮」2025年10月9日号 掲載』 https://news.yahoo.co.jp/articles/7048833403a69fe2c1d73fda50f9913a1d22112f?page=2