ふーりん 2021年12月28日 ふーりん ヒル さばる 出雲弁 方言 おべた 夏の風物詩の風鈴ではない。発音も、抑揚がほとんどない。 山歩きをする人なら、何度か経験しているはずだが、澤近くでなくとも、湿気た地道などを好む厄介な奴がいる。 おっつぁん、どげしたかね、足につーがついとうがね。 さっき、がいな、ふーりんが足にさばーついて、おべたわぁ。 野良仕事などで、山際の畑などに行くと、大きな「ふーりん(… 続きを読むread more
謎々 判じ絵 2021年12月27日 謎々 謎々合わせ 清少納言 枕草子 判じ絵 笑い 駄洒落 謎々遊びは、子供たちに人気があったが、今でもそうだろうか。江戸末期、印刷の技術も進み、人々は駄洒落風の謎かけを、上に貼り付けた様な一枚の刷り物を囲み、頓智を効かせて楽しんだらしい。 この謎々の起源は結構古く、『枕草子』の中で、中宮・定子と清少納言たちが「謎々合わせ」をした様子が、 謎合わせしける。方人にはあらで、 さやうのこと… 続きを読むread more
妖怪 2021年12月26日 妖怪 貸本屋 紙芝居 百々目鬼 鳥山石燕 漫画 昭和三十年代半ば頃には、紙芝居も健在で町中には貸本屋も存在した。一回の賃料が十円だったと思うが、三日間の料金なのか、それとも一週間だったのかは失念した。 中学に入ってすぐ、新しくできた友達に教えてもらい、小学校の校区外にあった人気の貸本屋を探し当て、本棚を覗いた。別段、何かを直ぐに借りるつもりはなく、物珍しさの余りついつい長居した… 続きを読むread more