八丁堀同心の「仕事」も色々 2022年08月31日 無足以下分限帳 阿波藩 蜂須賀家 町同心 出入り扶持 斎藤十郎兵衛 威徳三郎四郎 能役者 「犬も歩けば棒に当たる」は、良くない例を示した言葉だが、資料探しを続けていると、思わぬ処で、予期せぬ収穫にありつける、こともある。斎藤十郎兵衛が実在し、阿波藩の能役者として俸給を得ていた事実は『阿波徳島藩蜂須賀家家臣 無足以下分限帳』を調べることで明らかになるのだが、文政十二年十二月の奥付がある「同分限帳」の末尾近くには次の記載があ… 続きを読むread more
「八丁堀の旦那」長屋の大家になる 2022年08月30日 町同心 江戸 奉行所 拝領地 長屋 大家 写楽 八丁堀 七軒丁 斎藤与右衛門 米 扶持 俵 時代劇にも登場する、江戸町奉行勤務の同心たちは上の画像でも分かるように、「三十俵二人扶持」が基本給の下級役人だった。「一人扶持」の切米を「五俵」と見積もれば、彼らの年俸は「四十俵」ということになる。米そのものの価格は江戸期を通じて上下しているので、一概には言えないが、彼らの給与が決して「充分」なものだったとは考えられない。また、米価が「… 続きを読むread more
シャンプーで秋を知る 2022年08月29日 秋 シャンプー 抜け毛 季節 変わり目 節目 動物 冬毛 体毛 自然 ヒト 体温並みの酷暑が、ようやく退散してくれたお陰で、後期高齢者目前の老人も、何んとか息を吹き返すことができた。この歳になると、何をするのも億劫で、一日の始まりの時刻に、さて、今日は「何々しよう」と予め決めておかないと、その日その日がずるずると、何もせずに終わってしまう。 シャンプー、整髪も、己の生き死にに直接関わらないから、これも「しよう… 続きを読むread more