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経済 目次 CORE チーム 経済 すぐに読む この作品のライセンスは
資本主義は人々の生活を革命的に変えた。経済学は資本主義やその他の経済システムを理解しようとする。 1700年代以来、多くの国の経済生活では、平均生活水準の上昇が永続的な特徴となった。 これは、資本主義という新しい経済システムの台頭のおかげだ。そこでは私有財産、市場、企業が大きな役割を果たす。 この経済を組織する新しいやり方の下で、技術進歩と生産物や作業の特化が一日の作業で生産できるものの量を増やした。 このプロセスは資本主義革命と呼ばれる。これは自然環境への脅威を高め、空前の世界的な経済格差ももたらした。 経済学は、人々がその生活資材を作り出すにあたり、他の人々や自然環境とどんなふうに相互作用するかを研究する。 14世紀にモロッコの学者イブン・バトゥータはインドのベンガルについて「広大な国であり、そこでは米がきわめて豊富である。いやまさに、私は世界で食糧供給がこれほど豊富な地域は見たことが
ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』ページ 山形浩生 1秒後にジャンプします。 ジャンプしない場合は、下記のURLをクリックしてください。 https://genpaku.org/keynes/generaltheory/html/ YAMAGATA Hiroo ([email protected])
pdf版はhttps://genpaku.org/timemachine/timemachinej.pdf テキスト(sjis)版はhttps://genpaku.org/timemachine/timemachinej.txt © 2003 山形浩生 本翻訳は、この版権表示を残す限りにおいて、訳者および著者にたいして許可をとったり使用料を支払ったりすることいっさいなしに、商業利用を含むあらゆる形で自由に利用・複製が認められる。(「この版権表示を残す」んだから、「禁無断複製」とかいうのはダメだぞ) プロジェクト杉田玄白 正式参加作品。詳細はhttps://genpaku.org/を参照のこと。 目次 第 1 章 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 第 7 章 第 8 章 第 9 章 第 10 章 第 11 章 第 12 章 エピローグ 1. 時間旅行者(と便宜上呼ん
ジーン・ディクソン、ジーン・ディクソン効果 Jeane Dixon & the Jean Dixon effect ジーン・ディクソン(1917-1997)は占星術師 で、霊能力を持つと主張していたが、ケネ ディ大統領の暗殺は予言しなかった。彼女は毎年、新年を占う娯楽出版物で 取り上げられた。ディクソン女史は、どんな問題についても、まったく何一 つ正しく言い当てたりしなかった。たとえば、彼女は月面着陸競争でソ連が アメリカに勝つと予言した。もっとも、彼女の予言のほとんどは、あいまい で漠然としたものか、ただ可能性について述べただけのものだった。だがし かし、彼女がケネディ暗殺を予言していたという伝説をマスメディアが永続 化したため、彼女は非常に優れた霊能力者として名声を集めた。1956年、彼 女はパレード誌上で、1960年の大統領選で共和党が勝ち、その大統領 は``必ずしも第1期ではないけ
ソーカル事件 The Sokal Hoax でもなぜわたしがあんなことをしたのか? 告白しておくと、わたしは古くさい左翼であることをまったく恥ずかしいと思っておらず、脱構築(deconstruction)がなんで労働階級を助けることになるのやら、さっぱり理解できない人間だ。そしてわたしは頑固な古くさい科学者でもあって、外部の世界というものが実在し、世界についての客観的な真理というものが実在して、自分の仕事がその真理の一部を発見することだと、脳天気にも信じているのだ。--アラン・ソーカル Social Text誌は、1996 春・夏号 (pp. 217-252) に、ニューヨーク大学物理学教授アラン・ソーカルによるTransgressing the Boundaries: Towards a Transformative Hermeneutics of Quantum Gravityなる論文
Next Previous Contents 1. 報酬に関する諸研究 実験室では、ラットが餌をもらい、教室では、勉強のできる学生が優をもら います。そして、工場や会社では、仕事のできる労働者が昇進をうけます。 「報酬はより良い成果を生む」ということは、ほとんどの人々にとって 疑われることのない信念となっています。 しかし、研究が積み重ねられた結果、上記の法則は、かつて、考えられてい た程、確かなものではないことがわかってきました。心理学者は、報酬を与える ことによって、パフォーマンスの水準が低下する可能性のあることを発見してい ます。パフォーマンスに創造性が求められる場合が、特に、そうです。 仕事に対し報酬が支払われると、仕事に対する内発的興味は、通常、低下す ることが、一連の研究によって示されています。ここでいう、内発的興味とは、 その仕事自体に行う価値があるという自覚のことです。 報
因果の誤り post hoc fallacy 直訳すると、この後に(after this)。ラテン語の post hoc ergo propter hoc(この後に、したがって、これ故に)を略したもの。 この誤りは、あることがらは別のあることがらの後に起こった、したがって、 最初の出来事は次の出来事の原因である、という誤った発想にもとづいてい る。多くの出来事は、互いに因果関係がなくても、時間的には順序立てて発 生するものである。たとえば、酒を飲んだ、すると2週間後に風邪が治った。 頭痛がするので逆立ちしてみた、すると6時間後には頭痛が治った。ニキビに 薬を塗った、すると3週間後にはニキビが消えた。風呂に入るのを忘れて仕事 をしたら、たいへん良い結果が出せた、したがって、次回同じ仕事をすると きは風呂に入らずにおこう。多くの民族は日蝕のとき太鼓を叩いて、太陽が 戻るよう神に祈る:これは日蝕
「差別的表現」のケーススタディ 上野千鶴子「『マザコン少年の末路』の末路」から、「差別的表現を含む出版物」をめぐる問題、そして著者・編集者・出版社の対応を考える 決着 | 私の感想 | 関連リンク | 『うつろな砦』 | 絶版の主張 | ベッテルハイム 現在の影響 『マザコン少年の末路』の決着のつけかた ことの起こりは、ある掲示板で「ちびくろさんぼ」の絶版について話をしているときに、黒木玄さんから、「かなり納得できる結末」を迎えた例として、 上野千鶴子著『マザコン少年の末路』(河合ブックレット1、河合文化研究所)の「末路」についてうかがったことです。そのすこし前に、私は同じ話を、たまたま灘本昌久さんのサイトで読んでいたので、 いっそう興味がわき、自閉症をめぐる「神話」や、差別的表現がウェブでどのように見られるかすこし調べてみたのです。 まずは、灘本さんの 『上野千鶴子著「マザコン少年の末路
無垢で曇りなき眉と 不思議の夢見る瞳の子よ! 時は駿く、我ときみとは 半生の歳の差があろうとも きみの愛しきほほえみは確かに 愛の贈り物たるおとぎ話を勝ち得るはず きみの輝かしい顔も見ず 銀の笑いも耳にせず きみの若き人生の将来に 我が思い出の居場所もないはず―― でもいまのきみが、我がおとぎ話にさえ 耳を傾けてくれれば十分 別の日、夏の日差し輝く頃 始まりし物語 ボートを漕ぐリズムに あわせた簡単なチャイム そのこだまがいまも記憶中に生きる ねたむ月日が「忘れよ」と言おうとも 第 1 章 鏡のおうち 一つ確実なのは、白い子ネコはなんの関係もなかったということ:――もうなにもかも、黒い子ネコのせいだったのです。というのも、白い子ネコは年寄りネコに、もう四半時も顔を洗ってもらっていたからです(そしてその状況を考えれば、なかなかがんばって耐えていたと言えましょう)。というわけで、白い子ネコはど
論理と知覚 logic & perception ad hoc hypothesis その場しのぎ仮説 appeal to authority 権威に訴える argument from ignorance 無知に訴える議論 begging the question 論点を真実とみなして話を先へ進める Barnum effect バーナム効果;Forer effect フォアラー効果 the clustering illusion クラスターの錯覚 cold reading コールド・リーディング communal reinforcement 組織的強化 confabulation コンファビュレーション confirmation bias 確証バイアス the divine fallacy 神にまつわる誤り gambler's fallacy ギャンブラーの誤り memory 記憶 Occ
コールド・リーディング cold reading コールド・リーディングとは、プロの業師たちが使うテクニックである。被験者を思い通りに操ったり、あるいは被験者のことを``神秘的'' な能力を使って知っているように装うのに使われる。コールド・リーディングは、暗示や甘言といった、ふつうの心理操作の道具以上の効果を与える。コールド・リーディングは、セールスマンや催眠術師、広告屋、信仰治療師、ペテン師、それに、患者を見るとき事実を見るのではなくその状況の中から意味を引き出そうとする傾向の強いセラピストなどが使うものである。私たちは経験から意味を引き出したいという願望によって、すばらしい発見をしてきた。だがこうした願望は、私たちを愚考へと導いてしまうこともある。業師は、人はたとえこじつけやいいかげんなことであっても、教えられたことを通じて理解しようとするものだということを知っているし、そうすれば自分
カーディフの巨人 The Cardiff Giant カーディフの巨人とは、大洪水以前に生きていたとされる、身長10フィートあまり、足のサイズは21インチもある巨人の、にせものの化石である。この``化石''はじつは石膏の板を削ったものにすぎず、1869年に``発見''されるほんの数年前に作られたものだった。このでっちあげを思いついたのは、タバコ製造業者で無神論者のジョージ・ハルだ。彼は、この事件の発端となったニューヨーク州カーディフの農場所有者 スタッブ・ニューエルの遠縁にあたる。専門家はほとんど瞬時に、この``化石''がじつは化石ではないことに気づいたのだが、彼らの警告は無視されてしまった。科学者がこれはにせものだと宣言しても、50セント払って``ゴリアテ''を見に集まる客の流れを阻止することはできなかったのだ。この``化石''はゴリアテをはじめとした聖書の巨人にまつわる記述が正しいこと
骨相学 phrenology (cranioscopy) ガル骨相学は、頭蓋骨の構造から人の性格や精神的能力を測る研究である。この疑似科学は、精神をつかさどる領域は脳上の脳``器官''にあり、頭蓋骨を視覚的に測定すればその位置がわかる、という誤った仮定に基づいている。ウィーンの医師フランツ-ヨゼフ・ガル(1758-1828)は、脳の上には約28個の``器官''があり、これらは頭蓋骨の形状に影響を与えると主張した。殺人犯には``殺人器官''があるのだそうだ。ガルは``用不用説''学派の唱道者であった。よく使う脳器官は発達し、使わない器官は退化するので、頭蓋骨はそれに応じて隆起したり陥没したりする。こうした頭蓋骨の凹凸は、ガルによれば人の情緒活動や知的活動を規定する、脳の特定の領域を反映したものである。ガルはこうした頭蓋骨の凹凸の研究を``骨相学''とよんだ。そのほか、この語をアメリカに広めた
クラスターの錯覚 the clustering illusion クラスターの錯覚とは、ランダムに起こるべきある出来事がまとまって起 こったとき、それをランダムでないと錯覚してしまうことを指す。たとえば、 コイン投げで表が続けて4回出たら、多くの人は驚くだろう。しかし、20回連 続してコインを投げた場合、表が続けて4回出る確率は50%もあるのだ。 確率的にいえば、むしろ20回コインを投げて表と裏が規則正しく交互に表 れる方が、起こりにくい、まれな出来事なのである。こうしたランダムな事 象ではいつでも、2回、4回、6回あるいは8回と試行回数が少ない場合、確率 的に予測されるとおりの論理的な結果が得られることは少なくなるのである。 長い目で見れば、コイン投げでも表と裏の出る確率は各々50%となるだろう (コインと投げ方に細工をしないとする)。しかし、試行回数が少なければ、 結果として得られる確
ブロンドローとN線 Blondlot and N-rays ルネ・プロスピエール・ブロンドロー(1849-1930)はフランスの物理学者で、レントゲンがX線を発見した直後に、新種の放射線を発見したと主張した。彼はこの放射線を、彼が住んで働いていた大学のある町ナンシーにちなんでN線とよんだ。ブロンドローは新種の放射線を発見したと主張したとき、X線を分極化しようとしていた。他の何十人もの科学者が、彼ら自身の研究室でN線の存在を確証したが。だがN線は実在しなかった。これほど多くの科学者が誤りをおかしたのは、いったいなぜだろうか?彼らは自己欺瞞に陥って、現実には存在しないものが見えているかのように思い込んだのである。彼らは実験機器を使って、実際にそこにあるもの(というか、この場合はそこにないもの)ではなく、自分の見たいものを見てしまったのだ。 ブロンドローの物語は科学者の自己欺瞞の物語である。多く
童貞破りのかんどころ [License is hereby granted to republish on electronic media forwhich no fees are charged (except for the media used), so long asproper attribution is given to the editors and the authors of thisFAQ, and the text of this copyright notice and license are attachedintact to any and all republished portion or portions.] この文章はTHE OFFICIAL ALT.SEX.WIZARDS FAQ FILE WITH ANSWERS (dated April 1
The Chemical History of a Candle 著者:マイケル・ファラデー (Michael Faraday) 翻訳: 山形浩生<[email protected]> PostScript+tar+gzip版はhttps://genpaku.org/candle01/candle.tgz pdf版はhttps://genpaku.org/candle01/candle.pdf テキスト(sjis)版はhttps://genpaku.org/candle01/candlej.txt © 1999 山形浩生 プロジェクト杉田玄白正式参加作品。プロジェクト詳細はhttps://genpaku.org/を参照。このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされている。 著作権者名を残し、この同一条件下で公開する限りにおいて、訳者および著者にたいして許
選択的思考 selective thinking 選択的思考とは、望ましい証拠だけを取り出して論じる一方で、仮説にとって望ましくない証拠は無視するプロセスである。こうした思考様式は、読心術とよばれる超能力を信奉する基礎になっている。また、オカルトや占星術、ESP、筆相学、精霊との交感などを信奉する大きな原因にもなっている。 ジェームズ・ランディは、選択的思考について、以下のような例をあげている。ピーター・ハークスは、見ず知らずの人の家や生活を、まるで見てきたように詳細に描写できて、会う人々を驚かせていた。ハークスに心を読んでもらって描写の正確さに驚いたある二人が、ランディに招かれて読心術を収録したビデオを見た。``実際に数えてみると、くだんの超能力者ハークスが正しい答を返したのは、平均して質問40個につき1回だけだとわかった。選択的思考のせいで、彼らは完全な誤答や、明らかに間違った推量につ
『ちびくろさんぼ』 html版(99/10/31)、 text版(99/11/08) ver.1.1(れいな訳): 1899年の初版にもとづいた翻訳(originalの英文併記)です。 ヘレンのイラストを1枚だけ拡大してご紹介。 訳者による能書きと 作品の歴史的背景 日本の状況 「ちびくろサンボ」の本リスト(99/11/16) 「ちびくろサンボ」をめぐる出版物リスト(99/11/29) 「ちびくろサンボ」について書かれた本 絶版以前(99/11/05) 絶版以後(99/11/06) 関連するテーマの本(99/11/29) ウェブで読めるもの(99/11/09) 作品論・絵本論 『もじゃもじゃペーター』(99/11/24) 「ちびくろサンボ」に影響を与えたとされるドイツの絵本 (独語の原文と日本語訳を併記) 「まっくろこぞうたちのおはなし」の緑のかさ(99/11/16) 戦前から絶版まで 絶
鍼治療 acupuncture 鍼治療は中国の伝統的な医療技術で、気(ch'i あるいは qi)を調節して陰陽の力のバランスをとるというものである。「気」は、すべての物体にあまねく存在する“エネルギー”とされていて、経絡とよばれる14種の道筋を通って体内を流れていると信じられている。陰と陽が調和しているとき、気は体内を自由に流れ、人は健康である。病気や怪我を負っているときは、経絡を流れる気が妨げられる、と信じられている。鍼治療は、からだの特定の位置に針を打ち込む。こうして気の不健康な障害を取り除き、陰陽の分布を是正するのだそうだ。針は回したり、加熱したり、あるいは針に弱い電流や超音波、特定周波数の光を流すこともある。しかしいずれの方法であれ、過去20年にわたっておこなわれた科学的研究では、いかなる傷病に対しても針治療の効果は認められなかった。 伝統的な鍼治療のバリエーションに、聴覚療法ある
ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ著(Gottfried Wilhelm Leibniz) 翻訳:Robert Latta, 山形浩生<[email protected]> PostScript+tar+gzip版はhttps://genpaku.org/leibniz/monadj.tgz © 2000-2007 山形浩生 本翻訳は、この版権表示を残す限りにおいて、訳者および著者にたいして許可をとったり使用料を支払ったりすることいっさいなしに、商業利用を含むあらゆる形で自由に利用・複製が認められる。(「この版権表示を残す」んだから、「禁無断複製」とかいうのはダメだぞ) プロジェクト杉田玄白 正式参加作品。詳細はhttps://genpaku.org/を参照のこと。 ここでわれわれが論じる単子(モナド)は、ただの単純な存在にすぎず、それが複合物をつくる。「単純」というのは「
Next Previous Contents 以下の文章は Alfie Kohn さんの STUDIES FIND REWARD OFTEN NO MOTIVATOR の日本語訳です。 報酬と動機 Alfie Kohn 利益を第一に仕事をすれば、創造性と内発的興味は、減退する 1. 報酬に関する諸研究 2. 制御が果たす役割 3. 手段と目的 4. この文章について A. 履歴 Next Previous Contents
自己欺瞞 self-deception 大学教授の94%は、自分が同僚より良い仕事をしていると考えている。 大学生の25%は、自分が他人との協調能力では上位1%に入っていると信じている。 大学生の70%は、自分が平均以上のリーダーシップを備えていると信じている。平均以下だと考える学生は、たった2%にすぎない。 --- 以上すべて、トマス・ギロビッチ、人間この信じやすきものより 自己欺瞞とは、間違ったことがらや無効なことがらを、あたかも事実か有効なことだと信じてしまう、プロセスや現象である。つまり、自己欺瞞は誤りを自分自身のために正当化する方法である。 哲学者や心理学者が自己欺瞞について語るとき、それは無意識に生ずる動機や意図についてである。また、自己欺瞞は悪いことであり、これを防ぐ手立てが必要であるとも述べている。自己欺瞞がどのようにして生じるのかを説明するために、彼らは関心や先入観、願望
トゥルー・ビリーバー・シンドローム(信じ込み症候群) true-believer syndrome にせものの神秘を信じ込むと、ときと して論理が逸脱するだけでなく正気を失ってしまうこともあるようだ。 --聖カノン・ウィリアム・V・ロッシャー トゥルー・ビリーバー・ シンドロームには科学的に研究する価値がある。およそ信じられないような ことがらを人が信じるようになる、その原因はいったい何なのなのだろうか? つまり、健全な人物が幻想や詐欺に夢中になって、いんちきが白日の下にさ らされた後でさえ信じ続ける--実際には以前よりさらに頑固に執着する--- それはいったいなぜなのだろうか? --M. レイマー・キーン トゥルー・ビリーバー・シンドロームとは、超常現象や超自然 現象を、それがただのいんちきにすぎないと決定的に証明されたあとでさえ 信じ込むことである。この語はそうした明白な認知障害につい
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