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「一億総中流」と言われたように、日本は「同質・平等な社会」というイメージが強かったように思いますが、近年では「格差」「二極分化」が広がっていると言われ、またそういった実感を伴う現象が多く見られるようになってきました。 「日本での所得格差は大きくなっているのか?」「それはいつ頃からか?」「他国に比べてどうなのか?」など、主観だけでなく統計的に議論するときによく用いられるのが「ジニ係数」です。 ジニ係数とは不平等さを表す係数で、主に社会における所得分布の格差を測る指標として用いられます。イタリアの統計学者・社会学者であるコラッド・ジニによって開発されました。ジニ係数は0から1の範囲で表され、0は完全な平等の状態を示します。つまり、0に近いほど格差が小さく、1に近いほど格差が大きくなります。また、0.4が争乱などが多発する社会不安定化の警戒ラインとされています。 日本では、厚生労働省の「所得再分
安倍政権の経済政策「アベノミクス」の3本目の矢である成長戦略で、「1人あたり名目国民総所得を10年後に150万円以上拡大する」という目標が打ち出されました。 この目標について安倍晋三首相は、街頭演説で「私たちは10年間で平均年収を150万円増やす」とアピールしたとのこと。 「国民総所得」を増やす、と聞くと、「国民の所得=国民である自分の収入」が増える、と思ってしまう人も多いことでしょう。 ところが、「国民総所得」と「国民の平均年収」は全く違います。おなじみのGDP(国内総生産)とも異なります。 GDPは、国内の景気や経済状況を見る指標として使われてきたもので、国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額です。日本企業が海外支店等で生産したモノやサービスの付加価値は含みません。 しかし、グローバル化によって国外で活動する企業も増え、海外投資からの収入も大きくなってきたので、「
ジャネット・ラーセン サンフランシスコからニューヨーク、パリに至るまで、市役所、高級レストラン、学校、宗教団体が、蛇口をひねれば出てくる水を選び、ボトル飲料水を「もういらない」と見放しつつある。1000倍ものお金を払って水道水と変わらないボトル飲料水を買うことに、人々はもはや納得できなくなっており、ボトル飲料水への反発が高まっているのだ。 米国内およそ1100の都市の代表が集まる全米市長会では、2007年6月の会議で、各市が供給する水道水の質の良さを訴えながら、一方では、皮肉にも、市職員や市の行事にボトル飲料水を購入していることについて議論が行われた。そして、サンフランシスコのギャビン・ニューサム市長、ソルトレークシティーのロッキー・アンダーソン市長、ミネアポリスのR・T・ライバック市長の提案による、ボトル飲料水が環境に与える影響の調査を求める決議案が可決された。 決議案には、「全米の市営
公立中学校では日本初の女性民間人校長として、横浜市の中学校で校長先生をされている平川理恵さんは、30歳までリクルートで勤め、リクルート企業派遣でMBA留学、その後、留学斡旋会社を10年間経営する中で海外の学校を500校以上見てきた経験をお持ちです。その後、公募で校長に就任されました。 平川さんにはある勉強会で知り合い、「システム思考」や「学習する組織」の考え方や実践が共通する関心であることから、情報交換などをしている中で、「学習する学校づくり」に向けてのさまざまな活動を書かれた文書を拝見し、ぜひ!とお願いして、紹介させていただけることになりました。 学校について、教育について、地域について、これから必要な能力や基盤について、いろいろと考えさせてもらえます。ぜひお読みください~。 ~~~~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「学習する学校」づくりで21世紀型
代表取締役 枝廣淳子(えだひろじゅんこ) 生年月日:1962年11月23日 出身地:京都 Facebook Twitter 大学院大学至善館 イノベーション経営学術院 経営修士(専門職)課程 イノベーション経営専攻 教授 幸せ経済社会研究所所長 有限会社イーズ代表取締役 有限会社チェンジ・エージェント会長 株式会社未来創造部代表 環境ジャーナリスト、翻訳家 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 「環境」「社会」分野におけるアドバイザー 一般社団法人 海士町未来投資委員会 理事 東洋と西洋の知の融合研究所 主席研究員 日本学術会議 連携会員 1,000,000人のキャンドルナイト呼びかけ人代表 プロフィール 東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の
レスター・ブラウン氏のアースポリシー研究所が4月7日に、「今こそ、日本のエネルギーの将来を再考すべき時」というリリース文を出しました。 いち早くお届けしたいと緊急和訳チームにお願いして訳してもらいました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 今こそ、日本のエネルギーの将来を再考すべき時 J・マシュー・ロニー http://www.earth-policy.org/plan_b_updates/2011/update94 マグニチュード9.0の地震と津波が日本の東北地方に壊滅的被害を及ぼしてからほぼ4週間、緊急作業員は、機能を失った福島第一原発の安定化に今でも奮闘している。さらなる放射線漏れを最小化し、全住民の健康を守るために緊急になすべきことを実行するのに加えて、政府は原子力拡大の長期計画を再考し始めている。 海外のマスコミ報道は概して、原子力がもはや一つ
テレビも新聞もネットでも、原発事故とそれがもたらす危険性についての話がいっぱいです。自分自身の体や子どもたちのことを考えても、心配で仕方ありません。メディアやネットを見るとは、いろいろな“専門家”がまったく違うことを言っています。 そんな状況の中で、「どれを信じたらいいのか?」「放射線って、よくわからない」「何が危ないのか、何を見ればよいのか、どう判断すればよいのか、わからない……」という方も多いのではないかと思います。 私も「放射線」については素人です。放射線の話はフクザツでよくわからない。でも、「素人だからわからないー」とあきらめて、政府の見解を鵜呑みに信じるのは危険ではないか? 少なくとも自分で少しでもリスクを理解した上で、判断し、行動したい、と思います。 そこで、まずは自分の理解のために、専門家に教えてもらいながら、できるだけ(自分でわかるぐらい)わかりやすく、シリーズで放射線につ
氾濫の後で【After the Deluge】 東日本大震災と津波による原子炉損傷の短中期的影響 安全保障と持続可能性のためのノーチラス研究所 2011年3月17日 http://www.nautilus.org/publications/essays/napsnet/reports/SRJapanReactors.pdf 報告書要約 本報告書は、2011年3月11日に日本の北東沖で発生した地震とその後の津波がもたらした影響を迅速に応答評価したものである。日本の電力システムとエネルギー安全保障、また、地震・津波の被災地にある原発の将来を中心に取り上げる。 本報告書は、良くも悪くも、福島第一・第二原発の状況が明確になるにつれて、また、地震や津波、原発危機、その相互作用によってもたらされるその他の結果に関して、さらなる情報が入るにつれて、近々に改訂されるだろう。 本報告書は、この導入部
★メールニュースはこちらにアップされます★ http://www.es-inc.jp/lib/archives/index.html 「避難先からなのでケータイでしか読めず、長いメールニュースは途中で切れてしまう」というご連絡をいただきました。配信後、少し時差はありますが、上記のサイトにアップされますので、ウェブからぜひ読んでいただけたらと思います。大事なメッセージはできるだけ短いメールニュースでお届けするようにします! さて、米国原子力規制委員会(NRC)が、3月16日、以下のプレスリリースを出しました。 http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050.pdf 緊急和訳チームの和訳をお届けします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 NRCニュース No.11-05020
エネルギー環境研究所(IEER)「福島第一原子力発電所における津波後の状況――事実・分析・推測される結末」(2011.03.17) 福島原発事故では、原子炉だけではなく、同じ場所に保管されている使用済み燃料についても心配されています。 これに関して、エネルギー・環境研究所(IEER)が3月14日に出した以下の論文を急いで訳してもらいましたので、ご紹介します。 Post-Tsunami Situation at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant in Japan by Arjun Makhijani http://www.ieer.org/comments/Daiichi-Fukushima-reactors_IEERstatement.pdf (読みやすさのため改行を入れています) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「グリーンウォッシュ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「グリーン」は緑のgreen、おなじみの「環境・地球に優しい、環境意識が高い」という意味です。「ウォッシュ」もおなじみの英単語ですね、wash、「洗う」「洗うこと」です。 両方ともよく知っている単語ですが、ではあわせてgreen+washだから「地球に優しい洗濯」かというと、そうではないのですよ。 このgreenwashという言葉は、実はwhitewashという言葉から来ています。whitewashとは、「水しっくい」「修正液」という単語ですが、そこから「ごまかし」「取り繕い」「粉飾」という意味もあります。 つまり、whitewashは「~のうわべを飾る」「~をごまかす」という意味でよく使われる言葉なのです。例えば、He tried to whitewash the sin of his church.(彼は自分の教会の罪をご
土曜日のカフェスローでの「ドミンゴ」創刊記念パーティーは、50人ぐらい来てくれるかな?という主催者の予想を大きく上回り、120人ぐらい来て下さっていたそうです。http://www.gihyo.co.jp/magazines/domingo/ Yaeさんの素敵なライブと、3人のトークでした。ずらりと立ち見の方に取り囲まれるように、私もお話をさせていただきました。あと『非戦』のチームメートでもあり、よくこのメールニュースにも登場してくれる田中優さん。それから、スロービジネススクールをはじめ、もうじき第2期が始まるという中村隆市さん。http://www.windfarm.co.jp/sbs/ ちなみに、優さんも私もスロービジネススクールの講師に名を連ねています。(私はまだお役に立っていないのですが......) 優さんのトークで、力を入れて紹介してくれた「エネルギー革命」を引き起こす可能性が
枝廣淳子の毎日のようすや日々思うこと、気づいたことなどを気ままに書きつづります。毎日の出来事から次の活動が見える? 肩の力を抜いてどうぞ。 ※エダヒロ個人のfacebookでもお読みいただけます。
サイズの合わなくなった衣類、使用済みてんぷら油・・・ まだ使えるのに、捨ててしまうのはもったいないなぁ、と思うことありませんか? その一方で、資源を少しでも有効活用しようとがんばっている、「熱い」思いをもった人たちがいます。古着から、傘やテニスラケット、さらに入れ歯まで!さまざまなモノたちが、ひと手間加えられて、新しく生まれ変わっています。 ゴミとして捨ててしまえばそれでその資源やモノの命もオシマイ、残るのはゴミ処理のためのエネルギー消費やそれに伴って排出される二酸化炭素です。 一方、活かすことができれば資源になり、第二の人生(モノ生?)で活躍してもらうことができます。 ちょっとだけ自分の背中を押して、あなたの「もったいない」を、ぜひカタチにしませんか?
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前々号で、レスター・ブラウン氏のアースポリシー研究所から「穀物争奪戦:スーパーマーケットとガソリンスタンドの戦い」をお届けしました。この記事は、去年の夏に出されたものですが、それから半年ほどたって、状況はどうなっているのか? 今年1月に出された最新情報をお届けします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここから引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自動車燃料用穀物の需要に対する甘すぎる見積り 世界は穀物の歴史的な高騰に直面するのか? レスター・R・ブラウン (英語版) 原油が高騰した2005年後半以後、燃料用エタノール精製工場への投資が急激に増えている。しかし、業界の変化があまりにも急激なため、データ収集が追いついていない。現在建設中のエタノール工場数を十分につかめていないため、エタノール工場が必要とする穀物量がかなり少なく見積もられている。農家、家畜業者、食品加工業者、エタノール投資家、穀物輸入国は、
2年半前にスタートした未来創造ユースチーム、先週末に第5期が終了しました! 小学生から社会人まで、これまで200人近い29歳以下のユースメンバーが日本全国・海外から参加し、6ヶ月間、月1回の勉強会で、変化を創り出すスキルを学び、それぞれの場で実践するとともに、ユースメンバーとのネットワークを作ってきました。 10月からの第6期のメンバーを募集中です。 続きを読む
FUN STORY #3 (JUL . 2003) 「エダヒロ流翻訳術誕生秘話」 翻訳もまた楽し 私は通訳も大好きだけど、翻訳も好きである。いま自分のHPを見たら、これまで8冊翻訳書を出している(終わったらすぐに忘れるタチなので、自分で数えると必ず足りなくなる……。 『朝2時(2)』にも書いたけど、通訳と翻訳は、同じ英語の仕事ながら、使う筋肉が違う。また向いている性格も違うようだ。そのせいだろうか、両方を同じぐらいの比重でやっている人はあまりいない。でも私は両方楽しいと思う。通訳の限られた時間の即興性も、翻訳の時間をかけて練り上げていく作業も。 通訳者はよく「翻訳は割に合わないよー」という。かかる時間あたりの単価を計算すれば、確かにそうかもしれない。でも私が最初に翻訳した『人生に必要な荷物いらない荷物』は10万部を超えているから、モノによってはそうでもないかもしれない(この1冊以外は、確
今月、4年ぶりにハンガリーで開催されたバラトングループの合宿に参加してきました。 バラトングループとは、『成長の限界』の研究・執筆者であるデニス・メドウス、ドネラ・メドウズが1982年に始めたグループで、システム・ダイナミクスや持続可能性の研究者・実践家ら、世界中に300~400人メンバーがいます。 続きを読む
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