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リバーブは、残響を付加するエフェクトです。 ディレイやエコーと比べて複雑なインパルス応答をもつのが特徴です。 残響は、音源からの音波が壁などに反射しながらエネルギー減衰し、様々な方向から遅れて到達する複雑な組合せの反射音です。 室内で音源から発音すると受音点には最初に直接音が到達します。 直接音は音源から出てどこにも反射せずに受音点に直接到達した音です。 直接音に続いて壁、天井、床などに反射した音(反射音)が受音点に到達します。
コムフィルターによるリバーブ生成は、シュレーダー(Schroeder)が考案したアルゴリズムをベースとしています。 コムフィルタ(Comb Filter)とオールパスフィルタ (All-pass Filter)の巡回フィルタを多段に組み合わせたアルゴリズムです。
エーアールアイは、音響関連ソフトウェア、ハードウェア設計・開発、信号処理と解析、音響システムの開発や音響測定などの音響関連業務を行っています。 音響技術とソフト、ハード開発などの受託開発のご案内などを掲載していますのでご覧ください。
このページは、音響技術に関する専門用語や、技術開発に関する掲載記事中のキーワードについてのご紹介が複数箇所で必要になった項目をまとめた共通の用語紹介ページです。 用語説明を含む関連性の高い内容のページがある場合には、そのページへのリンクになっている場合があります。 専門用語を網羅しようという用語辞典ではありませんので記載内容が十分とはいえませんが、ご参考になる部分がございましたら幸いです。
音源から両耳に到達する音は、音源の方向や距離によって左右の耳の間の到達時間や音量が異なり、 この差から人間は音の方向を判断しています。この左右の差をモノラル信号に付加すれば、 バイノーラル化することができます。 音源と耳との間の特性は頭部伝達関数(Head Related Transfer Function:HRTFと略します)と呼ばれ、 インパルス応答測定やコンピュータ解析によってデジタルフィルタの特性として求めることが可能です。 色々な方向のHRTFをデータベースとして用意し、モノラル信号と畳み込み演算することによりバイノーラル信号に変換することができます。
ディジタル信号処理には、映像、音声、制御系信号処理などさまざまな応用分野がありますが、 ここでは音響系の信号処理技術をご紹介して行きます 音声、オーディオ信号のデジタル信号処理は、アナログの電気信号をデジタル信号に変換し(A/D変換)、信号処理の結果をアナログ信号に変換(D/A変換)する上の図のようなモデルがシンプルな構成ですが、 記録メディアや信号伝送経路(電波、ネットワーク、デジタル接続)、再生装置によってアナログ信号や信号処理の介在する状況は異りなます。 出力もデジタルスピーカーになる場合など、必ずしもD/A変換器を介するとは限りません。 信号処理は、ハードウェアで実現される場合もソフトウェアで実現される場合もありますが、 音声信号の場合は、目的に応じたDSPやCPUによってソフトウェア処理されるケースが一般的です。 信号処理のソフトウェア パソコンのオーディオ信号はCPUで処理され
NHK放送技術研究所では「スーパーハイビジョン」のための3次元立体音響システムとして、22.2マルチチャンネル音響システムが研究開発されています。 現在のサラウンドに比較して圧倒的な数のスピーカは、「下段」-「中段」-「上段+頭上」と3層に22個のスピーカが配置され、360度の立体音響空間が形成されます。 低域には2チャンネルのサブウーファーが用いられます (人は、低音の方向感がほとんど感じられないため、低音用は立体配置までは行われません)。 22個のスピーカは、聴取者と同じ高さだけではなく、上方、下方にも配置することで前後左右、上下からの音の到来を表現することが出来る音響システムになっています。 このスーパーハイビジョンのソフトをヘッドホンで楽しむことができるように、NHK技術研究所では「22.2ヘッドホン」も研究開発されています。
単位周波数帯域(1Hz)に含まれる成分の強さが周波数に無関係に一定の雑音をホワイトノイズといいます。 周波数を横軸にエネルギーを縦軸にとってホワイトノイズをグラフ化すると、フラットなグラフになります。 ピンクノイズとはホワイトノイズに-3dB/oct の低域通過フィルタを通したもので、周波数を横軸にエネルギーを縦軸にとってピンクノイズをグラフ化すると、ピンクノイズは高い周波数帯域に行くにつれて右下がりのグラフになります。 ですから、ピンクノイズをオクターブバンドパスフィルターで測定すると、どのオクターブでみてもエネルギーが均一でフラット(平坦)な特性になります。 どのオクターブの帯域でみても音の大きさが同じ音であるため音響調整や測定ではピンクノイズがよく使用されます。 ホワイトノイズをオクターブバンドパスフィルターで測定した場合には、オクターブバンドの中心周波数が高くなるにつれて右上がりの
コンサートホールや劇場などの音場、音響空間を別の再生場所で再現する手法にバイノーラル録音・再生技術があります。 バイノーラル録音には、耳(内耳)にマイクが装着されたダミーヘッド(両肩や胸の反射なども影響があると考えられるため頭部と胴体までのものが主流です) を使用する方法や自分の耳にマイク(バイノーラル・マイク)を装着して録音するリアルヘッド録音があります。 ダミーヘッドの場合もリアルヘッドでもマイクロホンの出力をポータブル・レコーダー等に記録すれば方向感、上下感や距離感等の音場情報を持ったバイノーラル信号を収音することができます。 バイノーラル録音の聴取はヘッドホン聴取が一般的ですが、そのままヘッドホン再生しただけだと 録音時にダミーヘッド(またはリアルヘッド)の耳元に到来した音に再生時のヘッドホンの特性と聴取者の 耳の特性が重畳してしまいます。
ホールなどの実空間で測定したインパルス応答をFIRフィルタの係数として信号に畳み込めば シュレーダー方式のような擬似的なリバーブではなく、実際の室内で生じるリバーブと等価な リバーブを付加することが可能です。 リバーブの場合には、RT60の残響時間分のインパルス応答について畳み込み演算を行うことで、リアルな音場の残響特性をシミュレーションできることになります。 インパルス応答は、測定によって得られたものを利用する方法も、音響シミュレーションなどで得られる計算機による演算結果を利用する方法も可能です。 しかしながら、FIRフィルタの畳み込み演算では上図からも明らかなように1サンプルの出力を得るのにフィルタタップ数回の積和演算が必要となります。 オーディオや楽器などの高品位な音質では、高いサンプリング周波数が使われるため、残響でFIRフィルタを用いる場合には、かなりのタップ数となります。 実際
映像放送などでは、映像と音声が伝送経路によって異なる経路を経過することで遅延時間を伴い、伝送先(放送局など)で時間的にズレた状態になる場合があります。 このような場合に遅れた信号に合わせて、映像か音声のどちらかもしくは目的によってはどちらにも遅延時間で調整されます。 ホールなどの拡声システムでは、複数のスピーカーを用いて拡声する際に、スピーカ間の位相差や客席に音声が到達する時間差を調整する目的でディレイが用いられます。 集合スピーカー(クラスター)やマルチウェイ・スピーカシステムの位相差、時間を調整することをタイムアライメント補正と呼びます。 音響システムではタイムアライメント補正の目的の他に、明瞭度や音量を調整する目的でもディレイが利用されています。 音響調整での利用については、次のページをご覧ください。 ディレイ - ディレイの動作原理 ディレイ - ディレイによる音響調整 ディレイ
エコーキャンセラーとは、携帯電話や固定電話のハンズフリー使用やインターネットによるWeb会議システムで使われているスピーカとマイクロホンを利用した双方向通信では音響エコーを抑制、除去する機能です。 エコーキャンセラの方式には、通信回線の特性などに合わせて複数の方式がありますが、ここでは、適応フィルタを用いた音響エコーの信号処理で抑制する場合について記します。
ディレイ、エコー 1/3 遅延信号のみのディレイ 原音+ディレイ音で利用する ロングディレイ、エコー (Long delay, Echo) ショートディレイとダブ (Chort delay, Doubling) ディレイ、エコー 2/3 ステレオ、変調ほか ステレオとクロスディレイ (ピンポンディレイ,サラウンド) 遅延時間を変調 - コーラス、フランジャー 複合的なディレイ - マルチタップディレイ ディレイ、エコー 3/3 ディレイの信号処理 ディレイの原理と信号処理 フィードバック部の演算 飽和演算 (サチュレーション) 動的な変更とゼロクリア 出力のミキサー 補間器付きボリューム ステレオ化、クロスディレイ、マルチタップ
DVDや地上デジタル放送によってサラウンドサウンドがご家庭で楽しめる映像・音楽ソフトと AV再生システム(ホームシアター)が身近で手頃な価格になりました。 現在普及しているサラウンドシステムは、当初、映画館の音響空間に動きと立体的な音場を演出する目的で開発されました。 劇場で採用されたサラウンドには、年代を経るに従って改良され、現在までに複数の方式が存在します。 映画のサラウンドには、フィルムへの記録方式や経過などから多数の方式が存在するため、 代表的なサラウンド方式を簡単に紹介します(各方式の詳細をお探しの方は、このページの下の方に 各公式ページへのリンクを掲載していますので、 公式ページをご覧いただくのが良いかと存じます)。 ドルビーサラウンド (4ch) 米国ドルビー研究所が開発した2チャンネルの音声トラックに4チャンネル分の信号 (L、R、センター、モノサラウンド) をマトリクスエ
このコラムは無料メールマガジン「アメニティ&サウンド音と快適の空間へ」 vol.1~vol.10(2002年3/7~7/18)に音響測定の関連コラムとして連載していたvol.4の音響測定のコラムを編集掲載したものです。 周波数、音の高低 人間は、音量以外に、高い、低いなど音の高低も感じています。音の高低を物理的に扱う単位は、周波数Hz(ヘルツ)を用います。周波数は、テレビやラジオなどの放送電波の周波数や、今、ご利用になられているパソコンの動作周波数(700MHzとか、1GHzなど)などでも利用されている周期性のある信号などを表す単位です。 周波数は、1秒間に何回繰り返されるかを基準する物理的な尺度です。人の聴覚は、音量と同様、音の高さにも指数的な感覚を持っているため、周波数以外にも他の尺度があると便利です(周波数は、回数なので直線的な増減になります)。 周波数と音階 一般の方が日常生活で周
AURA SOUND社のハイパワー低歪みのスピーカユニット AURA SOUND社のスピーカユニットは磁気回路技術NRTを用いたハイエクスカッションの高出力スピーカーと、NRTを発展させた Whisperテクノロジーによる超コンパクトスピーカーなど、特徴のあるスピーカーを開発、製造しています。
インターネットの本屋さん「まぐまぐ」です。(株)まぐまぐ及び(株)ユナイテッドデジタルによって運営されている、無料メールマガジンスタンドの最大手です。 携帯版、HTML版などがあり、excite、infoseek、OCN、AOLなどへのOEMも行っています。 まぐまぐで配信されているメールマガジンに登録すると、まぐまぐ発行のメールマガジン「Weeklyまぐまぐ」に自動登録されます。「Weeklyまぐまぐ」は、各種広告やキャンペーン情報などと新刊メールマガジンやオススメのメールマガジンなどの紹介メールです。「Weeklyまぐまぐ」は、読者の希望で簡単に解除でき、解除すると確実に配信されてこなくなります。 独自配信のメールマガジンなどの場合だと、自社の広告メールなどが継続することがありますが、まぐまぐで配信されているメールの場合、登録したもの、配信されてくるメールの受信を解除すると、確実に配信
オーラサウンド製品 スピーカーユニット、体感振動ユニット - AURASOUND AURASOUND Proffessional Audio HiFi Audio & Home Rheater Small Size Speaker Driver Tactile BassShaker AURASOUNDのご紹介 コンパクトフルレンジスピーカー ハイパワーサブウーファー 体感振動システムBassShaker AURASOUNDより日本の皆様へ AURA SOUND NT1-204-8D 3/4インチ 小型 ツィーターチタニウムドーム 3/4インチ 15W チタニウム製ドームの剛性とフレーム形状の工夫によって小型化し、 高域の伸びとレンジのフラットな特性をコンセプトに設計された 小型、高音質のツィーターです。 AURA SOUND NSW1-205-8A (Cougar) 1インチ 超小型 フル
このページは、音響測定と音響調整のご紹介やサウンドコラムなどを掲載しています。 音響測定には、機器や電車などの騒音測定、建物の遮音特性、医療分野での音響測定なども含まれますが、ここでは、コンサートホールなどの音響サービス商用施設や、PA放送(Public Announce)を対象とした建築音響と電気音響に関する性能評価をご紹介しています。
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「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」のvol.1~10に連載していた音圧レベル分布と伝送周波数特性に関連したコラムをサウンド コラムのページに編集して掲載しました。 サウンドコラムにはvol.10以降を編集したものを「サウンドコラム 音響とAV、オーディオの四方山」として別に掲載しています(下に一覧リンクがあります)。
音響技術、音響システム 音響設計、音響測定、音響調整、プロオーディオ、防災無線放送 ARIは、プロオーディオ、放送向け音響機器の開発、 電気音響システム設計、音響測定、調整、音場制御、 騒音制御など音響技術と音響システムに関する サービス業務と 製品開発、販売しています。 音響システムから音響機器ハードウェア、ファーム、 制御ソフトウェア、DSPを用いた信号処理、音質評価 など ソフトからハードまでご要望に応じたサービス を提供いたします。 音響設計、音響システム 電気音響 電気音響設計、音響システム設計 音響設計、音響システム 1.音響システムの基本設計 音響設備の要件、予算の検討、概算 音響設備の要件 / 予算の検討 / 建築物の情報 / 各種図面・資料 / 機器構成表 / 機器仕様書 / ブロック図 / 配置図 / 概算見積書 2.実施設計による詳細検討 実施設計の図面化、特注機器設
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